50代は1年で300万円の貯金減?!2020年の「夫婦の貯金残高」は?みんなの回答
LIMO / 2020年12月19日 18時45分
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50代は1年で300万円の貯金減?!2020年の「夫婦の貯金残高」は?みんなの回答
2020年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の年。経済や家計にも大きな影響が出ました。そんな中で夫婦のお金はどう変化したのでしょうか。スパークス・アセット・マネジメント㈱が行った「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000039243.html)」をもとにして、預貯金や家計について見ていきます。
夫婦の預貯金額は平均734万円。昨年よりも24万円減
スパークス・アセット・マネジメント㈱が行った「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020」によると、夫婦の預貯金額の平均は734万円となりました。昨年と比べると24万円の減少です。
最も多かったのは「100万円~300万円未満」で18.9%、「100 万円未満」が18.6%、一方で「1,000万円〜2,000万円未満」も15.4%との結果が出ています。預貯金に関しては「0円」が13.1%となったのですが、「1,000万円以上(計)」では27.9%となるなど差が出ていることもうかがえます。
拡大する(/mwimgs/9/9/-/img_997699f460a427fc25a22273a848d370173226.jpg)
夫婦の預貯金について(出典:スパークス・アセット・マネジメント調べ)
夫婦の預貯金の残高は年齢にほぼ比例
預貯金の残高(2020年)を年代別に見てみましょう。
20代:255万円
30代:443万円
40代:696万円
50代:741万円
60代以上:1,533万円
年齢が上がるにつれて預貯金額も増えていることがわかります。
50代の預貯金減少額が295万円
2019年と2020年で預貯金額の平均は24万円の減少となっていますが、年代別で見た場合に最も減少したのが50代です。金額にして295万円となりました(2019年が1,036 万円→2020年が741万円)。また60代以上の預貯金額も79万円の減少との結果が出ています(2019年が1,612 万円→2020年が1,533 万円)。他の年代では預貯金額が増えていて、特に40代は146万円の増加となりました。(2019年が443万円→2020年が696万円)
夫婦のお金にコロナは影響したのか?
COVID-19が夫婦の家計にどのような影響があるか質問をしたところ、「非常にマイナスの影響がある」は 12.6%、「ややマイナスの影響がある」は 28.9%で、「マイナスの影響がある(計)」は41.5%となりました。一方「非常にプラスの影響がある」は1.2%、「ややプラスの影響がある」は3.4%で「プラスの影響がある(計)」は4.6%です。「影響はない」が53.9%となり、半数以上の家計には影響していなかったことがわかりました。
コロナをきっかけに節約したことは?
COVID-19が家計に影響していないとはいえ、節約を意識することもあるでしょう。実際に何を節約したのかというと、「外食費」が46.0%で最も多く、次いで「レジャー・娯楽費」の38.1%、「交際費」26.3%となりました。感染拡大防止のための外出自粛の期間もあり、その延長として外食やレジャーを控えるようになったのかもしれません。
今年の家計を表す漢字は「苦」
回答者に「今年の家計の漢字を聞いたところ、「苦」(自由回答で92件)が最も多くの回答を得ました。ただ半数以上の家計でCOVID-19の影響がなかったこともあり、「平」(57件)、「普」(53件)、「並」(47件)といった安定をイメージさせるような漢字も挙げられています。
まとめ
COVID-19への感染防止のために外食やレジャーに行く機会が減り、必然的に節約につながった家庭もあるでしょう。一方で50代や60代は預貯金が昨年に比べて大幅に減っていますし、0円の世帯も決して少なくありません。COVID-19の影響は来年も出てくるでしょう。家計を守っていく姿勢は、今後も続きそうです。
【参考】
「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2020(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000039243.html)」 スパークス・アセット・マネジメント調べ
【調査概要】
調査対象 :ネットエイジアリサーチのインターネットモニター会員を母集団とする 20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女
調査期間 :2020年10月16日~10月17日
調査方法 :インターネット調査
調査地域 :全国
有効回答数 :1,000サンプル
実施機関 :ネットエイジア㈱
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