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コロナ禍で生まれた『新・名もなき家事』在宅ワークで負担が加速?!

LIMO / 2020年11月25日 18時15分

コロナ禍で生まれた『新・名もなき家事』在宅ワークで負担が加速?!

コロナ禍で生まれた『新・名もなき家事』在宅ワークで負担が加速?!

「どうしてトイレットペーパーの芯をそのままトイレに置きっぱなしなの…」今日もそう思いながらトイレットペーパーの芯を捨てていた方、いらっしゃるのではないでしょうか?

ひとつひとつの動作は1分もかからないけど、それが積もり積もっていつまでも自分がゆっくりする時間にたどり着けない元凶は「名もなき家事」かもしれません。さらにコロナ禍で「新・名もなき家事」が増えたと聞けば心中穏やかにいられません。名もなき家事とは、一体どんなことなのでしょうか?

そもそも「名もなき家事」とは何?

前出のトイレットペーパーの芯を捨てるなど「掃除」「洗濯」「料理」のように具体的な名前のない「作業」を「名もなき家事」といいます。無意識にやっていることが多いのも特徴かもしれません。では、このコロナ禍で増えた「新・名もなき家事」とは何を指すのでしょうか?

コロナ禍で増えた「新・名もなき家事」とは?

「どこに行くにもマスクをしなくてはならない」「飲み会なんて夢のまた夢」コロナ禍によるストレスが増えていると感じている方は多くいると思います。しかし、増えたのはストレスだけではありません。前出の「名もなき家事」にプラス、コロナ禍のために「新・名もなき家事」も増えていることに気がついていますか?

大和ハウス工業「20代〜40代の配偶者がいる男女1,200人に聞く、『コロナの前と後、生活に関する実態調査』(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000025915.html)」(2020年6月5日(金)~6月10日(水)、全国の20代〜40代の配偶者がいる男女1,200人にインターネット調査)によると上位3位に下記の「新・名もなき家事」がランクインしていました。

「外から帰ったら必ず手を洗い・うがいを家族に呼びかける」(36.0%)
「マスクや消毒液の残量の確認・購入」(33.8%)
「ティッシュやトイレットパーパーの残量確認・購入」(33.4%)

マスクに関しては「外から帰って来た家族が、テーブルの上などにそのまま放置しているマスクを片付ける手間が増えた」と感じている方も多いかもしれません。

女性が突出している「新・名もなき家事」は

調査の中で、男性6.5%に対し女性が53.0%と大差をつけた「新・名もなき家事」があります。それは「家族の3食分の食事の献立を考える」です。テレワークで自分や旦那がうちにいると昼ご飯もメニューも考えなくてはならず、「もうネタ切れ」とお嘆きのママいるのではないでしょうか?

テレワークになった妻がやるのは当たり前?

コロナ禍をキッカケに、妻自身がテレワークなったというご家庭もあると思います。そうなると、主婦にとって、仕事とプライベートの時間も空間も区切りが付けづらくなります。また家で仕事をしていることで「うちの事をする時間が増えたんじゃないの?」という誤解も生まれ、従来の「名もなき家事」についても「家で仕事をしているなら、君がやればいいんじゃない?」と思っている夫も多いようです。

実録!「名もなき家事」の悲痛な叫び

テレワークをキッカケに妻への押し付けがさらに激しくなっている家庭もある「名もなき家事」ですが、妻自身どんな思いで「名もなき家事」をこなしているのでしょうか?40~50代主婦に聞いてみました。

キッチン回り

シンクの掃除「旦那が食器を洗った後、排水口もシンクも掃除せず、シンクは汚いまま」
製氷機の水入れ「私は氷係じゃない!と、叫んだことがある」
ガスコンロの油跳ね「旦那が炒め物をしたあとは油跳ねだけでなく、フライパンから飛び出た具材もそのまま放置されている」
牛乳パックを切り開く「空いた牛乳パックをゆすぐけど、伏せてあるだけで誰もハサミで切り開いてくれない」
濡れたら濡れたそのまま「キッチンの作業台が汚れたり濡れたりしても、そのままになっている」
テーブルを拭く「食事の終わったテーブルの食べこぼしが、そのまま放置。自分でこぼした分は自分で拭いてほしい」

洗面所・お風呂・トイレ回り

お風呂の排水口の掃除「里帰り出産の際「週に1回は掃除して」とお願いしたが、1回も掃除された形跡がなかったことが、出産後20年近くたっても忘れられない」
洗面所に飛び散った雫がそのまま「旦那の使った後の洗面所は、どうやったらこんなに雫が飛び散るのかと思うくらいの濡れっぷり」
トイレットペーパーの芯がトイレに放置されている「家族に何度言っても芯が床に転がっている」
トイレの掃除はしない「旦那は自分が便器を汚しても、自分で掃除しようだなんて微塵も思わない」

洗濯

洗剤の詰替え「洗濯機を回す担当の旦那に『液体洗濯用洗剤の詰替え分を入れてほしい』とお願いしたら『眠くてそんなのやってられない』と一刀両断された」
脱いだまま放置「靴下がテーブルの下に置きっぱなし」
畳んでも、家族それぞれの引き出しに分けられない「洗濯物を畳んでも、それがそのまま分類されず床に放置されている」

「あるある!」と日本全国の妻たちが膝を打っているかもしれません。

「名もなき家事」を「名がある家事」に

「名もなき家事」を数えたら、すごい数になるでしょう。一度朝から晩まで自分のやっていることを紙に書き出してみましょう。「あ、そんなこともあったんだ」無意識にやっている家事のなんと多いことか気が付くと思います。無意識で体が動いてしまうレベルなこともあり、家族のために身を粉にして動いてきた自分を褒めてあげたくなると思います。

自分が無自覚なだけでなく家族も無意識なため、誰も気が付かないけれどチリツモのストレスの元凶である「名もなき家事」、巣ごもりで時間のある時に具体化・可視化して共有し、心の叫びを聞いてもらい、助け舟を求めてはどうでしょう?家族に手伝ってもらったら、認めて感謝すれば習慣化するかもしれません。

参考:大和ハウス工業「20代〜40代の配偶者がいる男女1,200人に聞く、『コロナの前と後、生活に関する実態調査』(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000025915.html)」

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