「おもちゃのサブスク」相場はいくらくらい? おもちゃ増えすぎ問題をなんとかしたい!
LIMO / 2020年12月8日 11時0分
![「おもちゃのサブスク」相場はいくらくらい? おもちゃ増えすぎ問題をなんとかしたい!](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/toushin1/toushin1_20647_0-small.jpg)
「おもちゃのサブスク」相場はいくらくらい? おもちゃ増えすぎ問題をなんとかしたい!
ある程度の年齢になるまで、お誕生日やクリスマスなど“子どもが主役”のホームイベントは、子どもたちにとっておもちゃをプレゼントしてもらえるうれしい機会。親にも子どもの笑顔は何よりうれしいのですが、家の中のおもちゃがどんどん増えていくのを見るにつけ、「このままおもちゃを買い続けていていいものか?」と悩む場合もあります。
今回は、「家が“おもちゃまみれ”でどうしよう…」という人に向けて、処分する方法や買わずに借りるサービスの利用など、賢くて便利な方法を考えていきたいと思います。
子どものおもちゃ代、みんなはどれくらい?
「我が家は子どもにおもちゃを買い与えすぎなのでは…」。そんな不安を抱いている人は意外と多いのかもしれません。おじいちゃんやおばあちゃんからおもちゃを買ってもらう機会もあり、家にあるおもちゃを金額に換算したらすごい額になるかも、という人も少なくないでしょう。
小学館の幼児雑誌『めばえ』が実施した「1年間でお子さんのおもちゃにかける費用は?」というアンケートによると、ほぼ半数が「1万円〜3万円未満」と回答。次いで「5,000円〜1万円未満」と回答した人が多かったそうです。
あなたはこの結果を見て、高い・低い・妥当…どのように感じましたか? 筆者は正直なところ、「おもちゃ代、バカにならないな」と感じました。
買い与えたおもちゃで毎日熱心に遊んでくれているならまだしも、おそらくほとんどの子どもは買ってしばらくすると見向きもしなくなり、おもちゃはただ家の中のスペースをふさぐ存在に…。
そんな状態を見て、「おもちゃ代って一体なんのためのお金なんだ…」と感じる親も少なからずいるのではないでしょうか。しかし、おもちゃを使った遊びが子どもの成長を促す面も多分にあるため、一概にムダ遣いだとも言えません。
では次に、親にとっても子どもにとってもメリットのある、家の中が“おもちゃまみれ”になるのを防ぐワザを確認していきましょう。
リサイクルを利用して、賢く手放す
子どもが小さいころに使っていたおもちゃに再び興味を示すようになったり、おもちゃへの親の思い入れが強かったり…と、なかなか簡単には捨てられないのがおもちゃです。とは言え、新しいものを買う一方では、家の中にどんどんおもちゃが増えてしまい、気づいた時には「おもちゃ天国」状態というケースがあるのも事実。
そこでおすすめしたいのが、おもちゃのリサイクルです。リサイクルショップに持ち込んで買い取ってもらうだけでなく、フリーマーケットやフリマサイトへ出品するのもひとつの方法。
思い出のあるおもちゃを“売る”のに抵抗があるという場合には、保育園や幼稚園などの児童施設へ寄付したり、自治体のリサイクル活動に参加するのがおすすめです。
子どもが大切に使ったおもちゃをゴミとして処分するのは、親にとってもあまりいい気持ちではありませんよね。そんなとき、リサイクルは気持ちの負担にならない方法として有効なのではないでしょうか。
筆者の子ども時代には、遊ぶ機会が減ったおもちゃを両親が“お下がり”として友人へ渡していました。おもちゃの行き先である親の友人宅へ行けば、また自分のおもちゃで遊べることもあり、それほど抵抗なくおもちゃの引き渡しをOKした記憶が残っています。
ゴミになったわけではない、またどこかで遊んでもらえている。こんなふうに感じられることは、リサイクルの一番のメリットかもしれません。
「サブスク」なら、おもちゃを溜め込むことはない
今、さまざまなジャンルで取り入れられている「サブスクリプション(サブスク)」というサービス。毎月一定の料金を支払って、対象となる“モノ”や“コト”が使い放題になる仕組みです。
実はこのサブスク、おもちゃの世界にも浸透しつつあるのを知っていましたか?
おもちゃのサブスクサービスをいくつかチェックしてみたところ、費用は月額3,000〜4,000円が相場となっているよう。先のおもちゃ代のアンケートで多数派だった年額「1万円〜3万円未満」と比べると少し高めになりますが、それなりのメリットも。
単におもちゃが借りられるだけでなく、〈アドバイザー〉や〈プランナー〉が子どもの月齢や年齢、好みを聞き取り、個別に合うおもちゃを選んでくれるなど、成長とともに変わっていく子どもの興味や好奇心を引き出すサービスが用意されているのです。
おもちゃは定期的、もしくは希望のタイミングで新しい種類のものと交換するので、家におもちゃが溜まっていく心配もなし。処分のために悩んだり、時間や手間をかけたりする必要はありません。
子どもの成長に合ったおもちゃ選びをしたい、家が“おもちゃまみれ”になるのを防ぎたいという家庭にとっては、ありがたすぎるサービスと言えるでしょう。
おもちゃは子どもの成長に不可欠なもの
おもちゃ売り場に入った途端、子どもたちの目がキラキラ輝くのを見てもわかるように、おもちゃは子どもたちにとって特別な存在。「節約したい」「家が散らからないようにしたい」という大人の都合もあるけれど、できればさまざまなおもちゃに触れて、思いきり遊んで欲しいですよね。
子どもの成長を上手に促してくれるようなおもちゃを過不足なく持てるように、賢く調節したいものです。
【参考】
「子供の1年間のおもちゃ代はいくら?買ってよかったおもちゃランキングも(https://hugkum.sho.jp/125630)」(HugKum/小学館)
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