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「とまどい、そして気づき」年長さんママが振り返る、コロナ元年の子育て。

LIMO / 2020年12月7日 19時0分

「とまどい、そして気づき」年長さんママが振り返る、コロナ元年の子育て。

「とまどい、そして気づき」年長さんママが振り返る、コロナ元年の子育て。

2020年も残すところあとわずかになりました。多くの人にとって、昨年の今頃には想像もつかなかった1年になったのではないでしょうか。

子育てにおいても、色々な場面でコロナの影響が見られました。我が家には幼稚園に通う子どもがいるので、今年の子育てをママ目線で振り返ってみたいと思います。

最後の幼稚園生活が想定外の1年に

我が家の一人娘は現在5歳、幼稚園の年長クラスに通っています。今年は幼稚園生活の集大成として、色々なイベントでの姿を楽しみにしていました。しかしコロナによって最後の一年が全く違うものとなったのです。

最もインパクトが大きかったのは、3月の全国一斉休校から緊急事態宣言の時。娘の通う幼稚園ではしばらく臨時休園となりました。年度をまたぐ形で長いお休みになったため、子どもたちは“いつの間にか”年長さんになり、クラスも担任も変わっている…という状態。娘もあまり実感が湧いていないようでした。

その後3日に1回の分散登園といったステップを経て、いつもより短い夏休みとなり、2学期からは通常に近い形での保育が再開しました。

とはいえ、予定していた年間行事は中止・延期となったものも多く、例年よりずいぶんコンパクトになっています。特に運動会は園が力を入れている一大イベント。今年は競技・演目数も減り、観覧も制限されて寂しい気持ちもありましたが、そんな中でも何とか無事に開催されたことは本当にありがたいと思っています。

一方で、働くママにとっては少し助かる面もありました。保育園に比べて幼稚園は保護者の出番が多いものですが(もちろん園によります)、今年度は感染リスクを避けるため、その負担が大幅に減ったのです。嬉しいと思いつつ、先生方には感謝しかありません。

望ましい「学びの環境」とは?~コロナ禍での気づき~

教育に関して、私自身の行動や考え方にも変化がありました。正確でスピーディーな情報が欲しかったため、区のホームページや区議会議員のSNSをこまめにチェックし、教育委員会の方針を気にするようになったのです。

その中で、個人的には区の方針に疑問や不安を感じる場面が多くありました。そして区立の小学校・中学校に進学する以上は、どこまでもその方針が適用されるのか…と思ったことから、初めて私立進学という選択肢が浮上したのです。

コロナ禍での動きを見ていると、娘の私立幼稚園ではかなり慎重かつ十分な対応をしてくれていると感じています。でもあらためて考えると、この手厚い状況も私立だからこそかも?という考えに至りました。

今までは何も迷わず区立の学校へ進学させるつもりでしたが、ここにきて新たなメリットに気づいたのです。加えて、私立では独自にオンライン授業を進めていることも聞きました。区立より私立がいい、という単純なものではありませんが、子どもが望ましい環境で過ごすには?という点で、新たな気づきを得ることになりました。

まさかの一年でも、我が家は平和&健康でした

さて、プライベートでの我が家を振り返ると、さまざまな制約がある中でも比較的おだやかに過ごせたと感じています。

娘はどちらかと言うと、外遊びよりも室内遊びの方が好きなタイプ。そのため、ステイホーム期間もそれほどストレスを感じていない様子でした。むしろ「ママやパパと一緒におうちでゆっくりできる」と、娘なりにこの特殊な状況を満喫していたようです。

家では色々な工作をしたり、一緒に料理をしてみたり、オンライン英会話レッスンを試してみたりと、新しい体験もすることができました。もちろん、YouTubeやテレビ、ゲームにも頼ったわけですが。

幸い我が家は夫婦ともに在宅勤務中心の働き方になったため、臨時休園中やその後の期間においても、柔軟に対応することができました。しかし、やはり一緒にいると仕事ははかどらないので、ある程度割り切って子ども中心の生活を優先させていました。

最も驚いたのは、娘が一度も体調を崩していないことです。年少・年中の頃は頻繁に熱を出したり病院に行ったりしていましたが、今年は健康そのもの。単純に年齢を重ねた=成長したのもあると思いますが、感染対策でこんなに変わるのかと思い知らされました。

さいごに

お子さんのいるご家庭では、この一年どのように過ごしたでしょうか。大変だったことも、思いがけず楽しかったことも、きっとそれぞれにあったことでしょう。

今後もまだコロナ終息の見通しが立たない状況です。引き続き感染対策には気をつけながら、後から「あの時は大変だったね」と明るく振り返ることができるよう、少しでも楽しい思い出ができることを願っています。

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