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関西人はケチってホント?世帯年収600万円を境にした東西節約意識の差とは

LIMO / 2020年12月20日 21時15分

関西人はケチってホント?世帯年収600万円を境にした東西節約意識の差とは

関西人はケチってホント?世帯年収600万円を境にした東西節約意識の差とは

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で給料が減った方もいるでしょう。なかなか先行きが見えないので、節約意識を持ちたいところ。一般的に「関西人はケチだ」というイメージも持たれがちですが、実際のところはどうなのでしょうか。

そこで今回は2020年8月に実施された株式会社アスマーク調べの「お金の節約意識に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000018991.html)」を参考にし、東西の節約意識を比べてみましょう。なお、今回の調査は世帯年収を回答した1都3県・2府2県の男女30代~50代既婚者600人です。

世帯年収600万円を境に家計簿をつけるVSつけない

まず、「あなたの家庭では現在家計簿をつけていますか?」という質問をしたところ、世帯年収600万円を境にして東西で家計簿の実施状況が変わりました。600万円未満では1都3県のほうが家計簿をつけていますが、600万円以上では2府2県のほうが家計簿をつけています。

関西人がケチだということであれば、2府2県の家計簿をつけている割合が高くなるかもしれませんが、そういう傾向は見られませんでした。家計簿をつけ続けるのはけっこう面倒なため、1都3県では53.7%・2府2県では54.3%という実施割合でした。約半数の家庭しか家計簿はつけていないようですね。

また、最も家計簿をつけているのは、2府2県の1,000万円以上世帯です。世帯年収が低いからといって家計簿をつけるとは限らないようです。

反対に、最も家計簿をつけていないのは、1都3県の500万円未満世帯です。最近では、簡単に記録できる家計簿アプリもあるので、導入してみてもよいかもしれませんね。支出内容を自動でグラフ化できる家計簿アプリもあります。

保険契約プランの内容を覚えている割合の東西差はない

また、保険の契約をしたことがある方に向けて「あなたは契約プラン内容について、料金形態・補償内容・期間など、どの程度覚えていますか?」という質問をしたところ、わずかに2府2県が「覚えている」と回答した割合が高いものの、東西での差はほぼありませんでした。

顕著な差が表れたのは、東西差よりも年収差です。世帯年収1,000万円以上で「詳細まですべて覚えている」という割合が急増しました。全体における20%以上が「詳細まで覚えている」と回答したのは東西とも世帯年収1,000万円以上のみです。

2府2県の1,000万円以上世帯は家計簿をつけている割合も多かったので、お金の管理をシビアにおこなっているようです。

世帯年収1,000万円以上でスマホ契約内容を覚えている割合が増加

さらに、スマートフォン・携帯電話の契約をしたことがある方に向けて「あなたは契約プラン内容について、料金形態・使用可能容量・オプションなど、どの程度覚えていますか?」という質問をしました。

スマートフォン・携帯電話についても、保険と同様に東西差はあまり見られません。東西差よりも世帯年収差が目立ちます。東西ともに世帯年収1,000万円以上で「詳細まですべて覚えている」という割合が急増します。

なお、保険よりもスマートフォン・携帯電話のほうが契約プラン内容を把握している割合が多かったです。より生活に密着したサービスのためでしょうか。

おわりに

今回の調査で節約意識に東西差がないことが分かりました。あながち「関西人はケチだ」とはいえないですね。

ところで、あなたは家計簿をつけ、保険やスマートフォン・携帯電話の契約プラン内容を覚えていますか。毎月どのくらいの固定費がかかっているか把握し、適度に見直すのは大切なことです。

なかでも、最近ではスマートフォン・携帯電話の新料金プランが話題になっています。自分にとって最適な契約をして、無駄のないようにしたいですね。

【参考記事】
「お金の節約意識に関する調査(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000140.000018991.html)」株式会社アスマーク

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