1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

出産直後の義両親襲来にゲッソリ…やっぱり金銭的サポートがありがたい!?

LIMO / 2020年12月21日 8時0分

出産直後の義両親襲来にゲッソリ…やっぱり金銭的サポートがありがたい!?

出産直後の義両親襲来にゲッソリ…やっぱり金銭的サポートがありがたい!?

12月1日、神奈川県川崎市で生後15日の長男を殺害したとしてその母親が殺害容疑で逮捕されました。報道によると容疑者の母親は「育児に悩んでいた」という供述をしており、逮捕時に夫は不在、義母が泊まりに来ていたそうです。

ニュースが報道されるとネット上には「退院して1週間ほどの生後15日って、本当に一番辛い時期」「睡眠不足で冷静な思考もできなくなる」といった声が上がる中、「義母はなんで泊まりにきたんだろう」「義母が育児を手伝っていたとしても逆に気を遣って疲れるよ」という意見もありました。

この事件における真相はわかりませんが、実際に産後直後における義両親とのコミュニケーションに悩むケースは少なくありません。実際の体験談をご紹介します。

母親への気遣いよりも自分たちがただ赤ちゃんに会いたいだけの義両親

実母を数年前になくした筆者の友人A。実父は健在ではあるものの、世代的に家事育児にまったく関わってこなかったため、里帰り出産で産後のお世話や新生児の育児をお願いするのは無理があると考えました。そのため、実家へ里帰りはせずに出産。

旦那さんが育休を取らなかったこともありますが、臨月になると「まだ産まれないの?」とメールを送ってくるなどお節介気味な義両親のサポートをあまり受けたくなかったA。地域の産後支援ヘルパーやシッターを予約するなど、義両親に頼らなくてもいい状態を事前に作っていました。

また、旦那さんにも「頻繁に病院や家に来ないように伝えて。もし来るとしても直前連絡の訪問や産後すぐはやめてほしい」と念を押していたそう。

その後、Aは無事出産。しかし、旦那さんから出産の連絡を受けた義両親は、産後2時間も経たないうちにAに何の連絡もなく病院にお見舞いにやってきました。しかし母子同室でなかったため、病室で産後の身体を休ませていたAのもとを訪れたといいます。

それだけでなく、Aに会った第一声が「なんでお嫁ちゃんしかいないの。赤ちゃんはどこ?」でした。この様子にAはイライラがピークに達してしまいます。

その後、Aと赤ちゃんの退院後も義両親は連絡もなくAの家にやってきます。「家事や育児を手伝いたいから」と口では言うものの、実際には何かしてくれることはありません。自分たちが赤ちゃんに会いたいだけなのです。

まだまだ産褥期で常にパジャマ姿で髪の毛もボサボサなAは、インターホン越しに義両親の姿が見えると急いで着替えて身支度をし、義両親が家に上がってからは一応お茶やお菓子のおもてなしをするなど、気遣いでヘトヘト。産後2カ月が過ぎるまで、義両親の訪問は週に1度のペースで続いたそうです。

家事や育児にあれこれ口出しをして勝手なことをする義母

また、別の友人Bが経験したのは、産後に義母が自ら申し出て家事を手伝いに来てくれたケース。Bが退院した日から、車で1時間程度の距離に住む義母は2、3日に1度ほどBの家を訪問していました。

義母は「あなたは赤ちゃんのお世話と睡眠が今の仕事だから。産後1カ月はパジャマ姿のままでスキマ時間を見つけて眠ってね」とBを気遣ってくれ、テキパキと洗濯や掃除、Bの食事の用意をしてくれたといいます。こうした義母の手伝いにBは感激。自身は慣れない赤ちゃんのお世話と産後の休養に努めることができました。

しかし、2週間を過ぎた頃から状況が一変。義母は「クローゼットの中が散らかっていたから片付けておいたわよ」と勝手に夫婦の寝室やクローゼットを覗くようになったり、母乳が詰まって胸の痛みを訴えるBに対して「私の作ってあげている食事が悪いって言いたいのかしら」と不機嫌になったりしていきます。

しまいには、Bのおむつ替えや着替えのやり方に口出ししてきたり、赤ちゃんに向かって「ママじゃなくておばあちゃんに抱っこされた方がよく笑ういい子だね~」と言い放つなど、Bの家事育児にあれこれ口を出したり嫌味を言ってきたりするように。

後から旦那さんを通じてわかったことですが、義母はBが「産後1カ月はパジャマ姿のままでスキマ時間を見つけて眠ってね」という言葉通りに、義母の手伝いに甘えていたことが気に入らなかったのだとか。また、自分が家事に追われて赤ちゃんとあまり触れ合えなくなっていたことにも勝手に不満を募らせていたようです。

「自分から手伝いを申し出ておいて勝手にスネるなら、最初から来ないでほしかった」とBが思うのも無理はありません。後にBは第2子を出産しましたが、第1子の時と同じように義母が手伝いを申し出てもキッパリと断ったそうです。

物理的サポートよりも金銭的サポートの方が助かる場合も

最後に、実家が遠方のため実両親に産後のサポートを頼めなかった筆者のケースを紹介します。筆者には義母がおらず義父しかいませんが、義父には産前から「産後は家も散らかっていて私もボロボロだと思うので、お義父さんにはあまり家に来てもらいたくなくて……。ちゃんと落ち着いて赤ちゃんに会ってもらいたいので、産後1カ月頃に連絡します」とハッキリと伝えていました。

その結果、出産した翌日に病院にお見舞いに来てくれた以降は、本当に産後ひと月を過ぎるまで会いませんでした。しかし、産後に一度「玄関に置いておく、家から出てこなくていいから」と親せきや近所の人からもらった食材を車で1時間の距離にある筆者宅にお裾分けしに来てくれたり、「こんなことしかできないけど」と、子どものために毎月筆者宅に絵本が届くサブスクサービスを契約してくれたことも。

筆者の場合は義父だったこともあるかもしれませんが、産後に手や口を出すサポートよりも物や金銭面でのサポートをしてくれた心遣いにはとても感謝しました。そのためか、子どもが生まれて2年以上が経った今でも、ほどよい距離感で良い関係が維持できています。

実両親と違い、義両親には面と向かってこちらの希望や思いを伝えることが難しいのが現実。夫に仲介してもらっても、なかなかうまくこちらの気持ちが伝わらないこともあります。しかし産後の恨みは一生モノで、その後の関係性にも大きく影響してしまいます。

自分自身が嫌な思いをしないためにも、産後のサポートについて「あまり干渉してもらいたくない」と伝えることは大事になことではないでしょうか。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください