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健康になってお金も貯まる?!一石二鳥「健康増進型保険」とは

LIMO / 2021年1月4日 19時30分

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健康になってお金も貯まる?!一石二鳥「健康増進型保険」とは

~コロナ渦で増える健康な人たち~

2021年となりました。2020年を振り返ってみると、誰もが予想だにしなかった展開の1年となりました。海外のように大規模な都市封鎖とはならなかったものの、緊急事態宣言に外出自粛要請。政府が後押ししたGo Toトラベル事業も、年末年始は全面停止です。

気軽に外に出られないこのコロナ渦で、病院に行くのも体調不良を申告するのも不安!という状況が長引き、栄養満点の食事を食べ規則正しい生活を送り、無駄な飲み会も少なくなり…健康的な生活を送るうちに風邪も引かなくなった!という方も多いのではないでしょうか。

コロナ禍で増える健康な人たち

実際に筆者も、2020年は1度も風邪を引かず、元気に新年を迎えています。この感覚は数字にもしっかりと現れていて、厚生労働省の発表によりますと、病院の1日平均在院患者数・病院の1日平均外来患者数ともに例年の同じ時期に比べて減っています(※1)(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/byouin/m20/08.html)。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)という新たなウイルスの出現で混乱を極めた1年となりましたが、マスクの着用や手指の消毒・除菌、手洗いうがいなどCOVID-19の感染防止対策を徹底することで、それ以外の病気にかかる人の数も少なくなり、病院を訪れる人も減って、健康に過ごせている方が多くなっているといえます。

通常この時期であれば流行が始まってくるインフルエンザも、振り返ってみれば、例年に比べて感染者がグッと減るかもしれませんね。

増える保険契約件数

もしもの時に備える保険の契約件数となるとどうでしょうか。一般社団法人 生命保険協会の発表(※2)(https://www.seiho.or.jp/data/statistics/trend/pdf/all_2019.pdf)によりますと、2018 年度末の個人保険の保有契約件数は1 億 8,129 万件(前年度比 4.8%増)となり、11年連続の増加となったようです。傾向としては死亡保障ではなく医療保障に重きを置く傾向が強いそう。

やはり何かあったときのために備えておきたいという気持ちは捨てきれないものの、健康に過ごせていれば保険の必要性もあまり感じられず、むしろ毎月保険料を払うのもなんだか馬鹿馬鹿しいと思ってしまう方もいるのではないでしょうか。

特にコロナ渦で普段よりも規則正しい生活を送ることが出来た方、満員電車に揺られることもなくなり自宅でテレワークの時間が増えた方、運動不足のために軽い運動を始めたリタイア世代の方も。健康にゆったりと流れる時間の中で過ごせる環境が整った今、よりベストな保険を検討する良い機会かもしれません。

注目集まる「健康増進型保険」

そんな中、注目されるのが「健康増進型保険」です。こちらは、保険契約後に健康な生活を送り、健康診断結果が一定の基準を満たしている場合などに、保険料の割引や還付金を受けられるというもの。つまり、健康になればなるほどお得な保険なんです。保険会社によってまったく内容が異なる、オリジナリティ溢れるプランが用意されている保険でもあります。

内容をいくつかご紹介してみますと、「1日の平均歩数でノルマをクリアすると還付金が出る保険」や「健康診断結果を提出すると評価に応じて保険料の還付がある保険」また、「禁煙やBMI値・血圧の改善等で保険料が割引になる保険」など多種多様な条件が揃えられています。

この「健康増進型保険」のメリットは、やはりノルマがあることで健康増進に前向きに取り組めること。お尻を叩かれて重い腰をあげられるタイプ、また目の前に人参をぶら下げられればより早く走れるタイプの方にはぴったりですね。今までなかなか真剣に取り組む事ができなかった「禁煙」や「ダイエット」、「運動の習慣化」など課題がある方にとって、ご自身の課題解決が出来て、さらに保険料の割引や還付もあるとなれば、一石二鳥の保険となります。

ただもちろんデメリットも。しっかりと保障内容を確認した上で、たとえ当初の計画通りにご自身の健康状態が改善出来なかったとしても、保障内容に納得する事ができるかは大切なポイントです。筆者を含め「割引」「還付金」と聞くと心躍る方も多いとは思いますが、お得なワードに囚われすぎると、後々ご自身の負担になってしまうこともあるでしょう。保障内容や保険料など、しっかりと比較することもお忘れなく。

2021年をお得に健康に過ごす

未曾有の事態ともいえる2020年。様々な痛みを伴う1年となりましたが、ピンチはチャンスともいわれます。これを好機と捉えて邁進した企業や業界も沢山あった1年。おうち時間が増えたことで大ヒットした商品もありましたね。私たちを取り巻く社会の状況や環境は簡単には変えられないけれど、そんな中でどんな選択をするのかは私たち一人一人に委ねられています。ピンチをチャンスに変えて、限られた中でも、共に「お得」を探して行きましょう。

参考

(※1)「病院報告(令和2年8月分概数)」厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/byouin/m20/08.html)

(※2)「生命保険の動向」一般社団法人 生命保険協会(https://www.seiho.or.jp/data/statistics/trend/pdf/all_2019.pdf)

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