1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

「離婚したい」一心で1000万円貯めた!?専業主婦の貯蓄術

LIMO / 2021年1月9日 20時15分

写真

「離婚したい」一心で1000万円貯めた!?専業主婦の貯蓄術

1000万円…非常に大きな金額ですよね。貯めようと思ってもなかなか手が届かないでしょう。

2019年の家計調査「<貯蓄・負債>貯蓄及び負債の1世帯当たり現在高 貯蓄・純貯蓄・負債現在高階級別 二人以上の世帯・勤労者世帯(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20190&month=0&tclass1=000000330007&tclass2=000000330008&tclass3=000000330009&result_back=1&tclass4val=0)」を見ても、貯蓄1000~1200万円の世帯は「年収が平均626万円」「世帯主の年齢は平均59.4歳」など、なかなか厳しい条件だということがわかります。

そんな中、コツコツと貯蓄を増やして1000万円も貯めたというツワモノが…。専業主婦でもできる貯蓄術を、2人のエピソードから学びましょう。

「離婚したい!」その一心で1000万円貯めた主婦

「お金さえあれば離婚したい…」そう考えている方も少なくないでしょう。結婚15年目のBさんもその一人。

「息子が大学を卒業したタイミングで離婚をしようと考えています。でも、そのためにはお金が必要。だから、早くから準備を始めました。約10年前からコツコツと…」

一番始めにおこなったのは、収支の把握。家計簿をつけて、「なんとなく」ではなく貯蓄に回せるお金をしっかり計算するようにしたそうです。その結果、普段の生活は夫の給料だけでやっていけることがわかりました。

「生活費は困らないということがわかったので、私のパート代はすべて貯蓄に回すことにしました。でも持っていると使ってしまいます。そこで考えたのが『積立預金』、つまり先取り貯金ですね。こうすれば、毎月決まった額は必ず貯金されます。収入が増えても生活水準は変えず、貯蓄に回す金額を増やしました」

電気代や保険代などの固定費も見直し、支出をなるべく落とすようにしたBさん。その努力の甲斐あって、息子の大学卒業を迎える前に1000万円を貯めることに成功したそうです。ただ、成功の秘訣は「無理をしないこと」だったといいます。

「節約はしましたが、『絶対既製品は使わない』『旅行には行かない』など、ストレスが溜まるような決まりごとは作りませんでした。時にはパーッと使いながら、でも最低限の貯金は続ける。気を付けながらも無理をしなかったのがよかったのかなと思います」

宝くじでも当たらない限り、貯蓄額は一気に増えることがありません。急ぎすぎず、長い目でおこなっていくことが、貯蓄成功のコツなのかもしれませんね。

専業主婦でも自由に使えるお金を「小さなことからコツコツ…」増やした

専業主婦はお金が貯められないと思っていませんか?実は、そんなことありません。1000万円という大きな金額を貯めるのは難しいですが、自由に使えるお金を増やして生活を充実させることはできます。

「結婚と同時に仕事を辞め、専業主婦になりました。夫の稼ぎはそれなりですが、大幅に収入アップすることもありません。私が自由に使える金額も限られていました。自分で稼いでいないので、『おこずかい上げて』とも言えず…」

Mさんは、専業主婦という立場上自由にお金が使えずストレスが溜まっていたそう。でも、パートに出ることに対して夫は反対。そんなある日、それを聞いた友人からフリマアプリを進めてもらったそうです。

「不要品を売ることで収入になると言われ、試しに出品してみました。ただ、ブランド物でもないのでどうせ売れないと思っていたんです。しかし、なんと翌日に買い手が!他にも、使わなくなった参考書や服など、捨てれば0円だったものが売れて本当に驚きでした。今は出品も簡単なので誰でもできますよ」

合わせて「ポイ活」も始めたMさん。ポイ活というのは、ポイントを貯めて生活に役立てること。クレジットカードやポイントカードを活用したり、アプリを利用したりして、ポイントをコツコツ貯めたといいます。

「普段の買い物の時にカードを使うだけなので、それほど苦ではありません。むしろポイントが貯まっていくのが楽しくなります。ポイントは現金や電子マネーに換えることができるので、それを自分の好きなことに使っています」

自由に使えるお金が増え、気持ちに余裕が出たMさん。最近は在宅ワークも始めたそうです。

「自宅にいながらできるので、夫に内緒でやっています。クラウドソーシングサイトに登録すれば、あとは仕事を探してやるだけ。アンケートなら簡単ですし、データ入力など特別なスキルがいらないものもあります。大金を稼ぎたいわけではないので、すき間時間でちょっと稼げる在宅ワークは私に向いているみたいです」

無理せず続けていけるかどうかがカギ

どのくらいの金額を貯めたいかでやり方は違いますが、やはりコツコツ続けるということが大切。目先のことだけ考えずに数年先を見据え、無理せず続けていけるかどうかがカギなのかもしれません。あなたも、今日から貯蓄を始めてみませんか?

貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

参考資料

家計調査(2019年)「<貯蓄・負債>貯蓄及び負債の1世帯当たり現在高 貯蓄・純貯蓄・負債現在高階級別 二人以上の世帯・勤労者世帯(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=7&year=20190&month=0&tclass1=000000330007&tclass2=000000330008&tclass3=000000330009&result_back=1&tclass4val=0)」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください