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ファミレス「サイゼリヤ」、12月も売上高のマイナス成長から浮上できず(2020年12月)

LIMO / 2021年1月10日 18時50分

ファミレス「サイゼリヤ」、12月も売上高のマイナス成長から浮上できず(2020年12月)

ファミレス「サイゼリヤ」、12月も売上高のマイナス成長から浮上できず(2020年12月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はファミリー向けイタリアンレストラン「サイゼリヤ」を運営するサイゼリヤ(7581)の2020年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2021年1月4日に更新された、サイゼリヤの2020年12月既存店売上高は、対前年同月比75.2%。内訳は客数73.3%、客単価102.6%であり、客数の大きなマイナスを客単価のプラスでカバーできずマイナス成長となりました。

また全店売上高も75.9%と、既存店・全店ともに対前年同月比75%台のマイナス成長となっています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は8月決算)。

既存店売上高について、前期はプラス成長3カ月・マイナス成長9カ月という結果に終わりました。新型コロナウイルス問題の影響を受け、昨年3月からマイナス成長が続いており、今期の4カ月分と合わせて10カ月マイナス成長が継続中です。

今期は10月に対前年同月比90.1%まで戻しましたが、再び数字は低下しており12月の75.2%は今期最低数字となりました。

全店売上高も前期はプラス成長3カ月・マイナス成長9カ月。前期、今期ともに既存店同様の推移を見せています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は2020年1月の2,811円到達後に反落。2月からの株式市場全体の急落を受け、4月には1,608円まで下落しました。その後5月に2,398円まで反発しましたが再度下落しています。10月以降は1,700-1,800円前後が安値として維持される中で、現在は1,800-1,900円前後で取引されています。

新型コロナウイルス問題の影響により、既存店・全店ともに昨年3月からマイナス成長が続いています。12月に再びマイナス成長の数字が悪化する中で、どこでプラス成長に戻せるのかが注目されます。

サイゼリヤの過去1年の株価推移

(/mwimgs/8/d/-/img_8d141f7d2ecce9ecedfc3e3308052d9e121938.jpg)

拡大する(/mwimgs/8/d/-/img_8d141f7d2ecce9ecedfc3e3308052d9e121938.jpg)

参考資料

月次報告(2021年8月期)(https://www.saizeriya.co.jp/PDF/irpdf000931.pdf)(株式会社 サイゼリヤ)

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