日本マクドナルドHD、2020年12月期は売上高好調を維持して終了(2020年12月)
LIMO / 2021年1月17日 11時30分
日本マクドナルドHD、2020年12月期は売上高好調を維持して終了(2020年12月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。国内でハンバーガーチェーン店「マクドナルド」を運営する日本マクドナルドHD(2702)の2020年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2021年1月6日に更新された日本マクドナルドHDの2020年12月既存店売上高は、対前年同月比+7.2%のプラス成長。内訳は客数が▲7.4%とマイナスだったものの、客単価は+15.7%の大幅な伸びとなりました。
また全店売上高も+7.9%で、既存店・全店ともにプラス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は12月決算)。
既存店売上高は今期、プラス成長10カ月・マイナス成長2カ月という結果に終わりました。コロナ禍の影響から各外食企業がマイナス成長で苦戦する中で、同社は年間を通じて概ね対前年同月比でプラス成長を続けることに成功しています。特に客単価は4月以降10%以上の数字が続いており、客数減をカバーしています。
一方、全店売上高の今期のマイナス成長は6月の1カ月のみとなりました。全体的には、既存店に近い数字で推移しています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社株価は2020年1月に5,200円を前後する水準から始まり、3月には安値4,290円を付けました。しかし反発後に上昇が続き、6月15日には高値6,270円に到達。その後下落して、8月以降は概ね4,900~5,400円間のレンジで取引が続いていますが、昨年12月下旬からは5,000円前後での取引となっています。
コロナ禍の影響はあるものの、2020年12月期の既存店・全店売上高は概ね対前年同月比プラスを維持して終了しました。プラス成長を来期も継続できるのかが注目されます。
参考資料
月次動向(2020年度)(https://ircms.irstreet.com/contents/data_file.php?template=1553&brand=74&data=291743&filename=pdf_file.pdf)(日本マクドナルドホールディングス株式会社)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
うまちゃんの財ザク! 米国の金利が下がってくるとグロース市場の小型成長株が買われやすい傾向 GENDA、タイミー、トライアルも注目
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月13日 11時0分
-
日本マクドナルドHD、24年度上期大幅営業増益の理由とは
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年9月11日 20時55分
-
9月優待ランキング:物価高に対抗!驚きの高額&大盤振る舞いの日用品系優待株
トウシル / 2024年9月10日 7時30分
-
2期連続で減益…負け組だった「ワークマン」が復活? 株価上昇は円高、異常気象が要因か
MONEYPLUS / 2024年9月5日 7時30分
-
ファーストリテ株が一時2%超安、ユニクロ大幅増収でも全体相場に連れ安
ロイター / 2024年9月4日 10時18分
ランキング
-
1ほっかほっか亭「コラボ依頼して賛否」への違和感 日清食品「10分どん兵衛」の成功例に倣えるか
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 15時20分
-
2ミニストップ、外国籍の利用客に“不適切な張り紙” 「問題を重く受け止め」謝罪
ORICON NEWS / 2024年9月20日 15時53分
-
3血管をむしばむ「超加工食品依存症」に要注意!医師が食べてほしくないもの3選
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月20日 11時0分
-
4あの「ポーター」が人気商品を大胆に変えた裏側 価格2倍にしても素材変えた吉田カバンの挑戦
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 13時0分
-
5漁業関係者、「ぬか喜びにならなければ」=歓迎も中国側の手のひら返し警戒
時事通信 / 2024年9月20日 20時55分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください