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コロナで家計破綻?防ぐ5つの見直しポイント

LIMO / 2021年2月3日 11時35分

コロナで家計破綻?防ぐ5つの見直しポイント

コロナで家計破綻?防ぐ5つの見直しポイント

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、業績不振による倒産やリストラ、給料やボーナスの減額などを余儀なくされる企業が増えてきています。

そこまでの事態ではないとしても、2度目の緊急事態宣言でリモートワークに移行して残業代が減ったり、主婦の方のパートの出勤日数が減ったりと、収入が減り家計がピンチだという家庭は多いのではないでしょうか。

今回は、そんなコロナ禍で家計が破綻寸前だという家庭に向けて、家計で見直すべきポイントについて紹介します。

固定費の見直しは家計改善効果大

家庭の支出は、「変動費」「固定費」の2種類に大きく分けられます。変動費は、食費や日用品費、被服費などの毎月出ていく金額が変わる費用のことです。

特に食費はやりくりしやすいため「スーパーを何件も回って安い食材を買う」「特売のときにまとめ買いをする」などと意識をしている方も多いと思いますが、実際に大きな支出の削減は期待できません。

コロナ禍ではリモートワークや休校により家での食事の機会が増え、食費が増加している家庭も多いようです。しかし実際には普段の「お小遣い費」や「交際費」が食費に回っていることが考えられます。外出自粛により楽しみがない今はこの部分を無理に節約してもストレスが溜まってしまうため、あまり気にしなくてもいいといえるでしょう。

一方の固定費は、家賃や住宅ローン、光熱費や保険料などの毎月必ず出ていく費用のことです。これらは毎月口座からの引き落としにしている家庭が多いためほったらかしにされがちですが、家計がピンチの今こそ見直して欲しい項目です。

一度見直せばガッツリ支出を減らせる上に、将来にわたってかなりの家計改善が期待できます。支出を減らすためには、まず固定費から見直しをしましょう。

5つの固定費見直しポイント

家計の改善が期待できる、5つの固定費見直しポイントを紹介します。

住居費

持ち家の場合、住宅ローンを金利が安いものに乗り換えれば、月々の返済額を減らせる可能性があります。ただし乗り換えには手数料などのコストがかかるというデメリットもあります。返済額と手数料などを合わせて総合的に計算した上で、乗り換えが本当にお得なのか判断しましょう。

賃貸の場合は、契約更新時に値下げ交渉をするという手もあります。同じ物件の他の部屋の賃料が下がっている場合は、交渉の上で家賃を安くしてもらえる可能性があります。難しい場合は、思い切って家賃の安い物件への引っ越しを検討しましょう。

光熱費

電気・ガスの自由化によって、別の電力会社やガス会社への乗り換えができるようになりました。特に理由もなく今までと同じ会社を使っていた方は、乗り換えやプランの見直しで電気代・ガス代の節約効果が期待できます。ガスと電気がセットのプランを提供している会社を選べば、まとめて光熱費の見直しができるのでおすすめです。

保険料

「入っていたほうが安心だから」という理由で、生命保険や医療保険に加入していないでしょうか。保険は基本的に、自分の貯金や公的制度では不足する金額を補うために加入するものです。受け取れる保険金が必要以上に多くなっていないかもう一度見直してみましょう。また、子どもが独立した場合は高額な死亡保障の必要はなくなります。生命保険の保険金の減額や解約をすることで保険料の負担を軽減できるでしょう。

通信費

大手携帯キャリアでスマートフォン(スマホ)を契約している方は、プランの見直しや格安SIMへの乗り換えを検討しましょう。格安SIMに乗り換えるだけでスマホ料金が1,000円~2,000円台に落とせるため、1カ月あたりの通信費を5,000円以上削減できるケースもあります。

また、『docomo』『ソフトバンク』『KDDI』の大手携帯キャリア3社でも、政府の値下げ要請により格安の新料金プランを発表しました。ただし、格安SIMと同様にお店でのサポートがない、キャリアメールが使えないなどのデメリットもあります。新料金プランは3月から提供開始予定ですので、プラン変更を検討してみると良いでしょう。

サブスクリプションサービス

毎月支払いが発生しているサブスクリプションサービスの解約をすることで月1万円以上の固定費削減につなげられる場合があります。動画配信サービスの無料お試し期間に登録したまま、解約をし忘れて料金を知らずに支払っていたというのはよくある話です。

そのほかにも、「利用開始時には楽しんでいたものの利用頻度が落ちている」「なくても困らないけどなんとなく続けている」というものがないかチェックしてみましょう。

まとめ

固定費の見直しはいろいろなサイトを見て比較検討したり、契約の確認をしたりと手間も時間もかかるため敬遠されがちです。しかし、固定費の削減は一度行うだけで将来にわたり大きな節約が期待できるため、重い腰を上げて取り組む価値があるといえます。

例えば、収入が3万円減ったとしてもその分固定費を削減できれば、収入が戻ってからは3万円プラスして貯金に回せます。再び家計がピンチに陥った時にも貯金があれば生活に余裕ができるでしょう。

外出ができず家にいる時間が多いこの機会に、固定費の削減に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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