牛めし「松屋」の松屋フーズHD、売上高の対前年同月比が80%台に後退(2021年1月)
LIMO / 2021年2月5日 19時5分
牛めし「松屋」の松屋フーズHD、売上高の対前年同月比が80%台に後退(2021年1月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「松屋」他を運営する松屋フーズHD(9887)の2021年1月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2021年2月1日に更新された松屋フーズHDの速報ベースの2021年1月既存店売上高は、対前年同月比84.6%。内訳は客数79.0%、客単価107.1%で、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーできずにマイナス成長となりました。
また全店売上高も85.5%と、既存店・全店ともにマイナス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
既存店売上高については、前期は新型コロナウイルス問題が本格化した3月(対前年同月比94.8%)を除き全ての月でプラス成長を維持しました。しかし今期は1月まで全ての月でマイナス成長が継続。10月は対前年同月比97.1%まで回復しましたが、再度数字は後退しており、1月の84.6%は上期平均(83.4%)と同等になりました。
また全店売上高も既存店同様の推移を見せており、1月の85.5%は上期平均(84.7%)と同等です。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2020年1月の5,130円が高値となっています。しかし2月後半からの世界的な株価下落を背景に、3月13日には3,025円の安値を付けました。その後は一時的な反発はありましたが、3,200~4,000円付近のレンジが続いており、現在は3,500円前後で取引されています。
昨年10月は、既存店・全店ともに対前年同月比プラス回復まであと一歩に迫りました。しかしコロナの感染再拡大を受けて再び数字は悪化しています。今期残り2カ月となりますが、このままマイナス成長が1年間続くのか注目されます。
参考資料
IR情報(2021年3月期:2020年4月〜2021年3月)(https://www.matsuyafoods-holdings.co.jp/ir2/monthly.html)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
うまちゃんの財ザク! 米国の金利が下がってくるとグロース市場の小型成長株が買われやすい傾向 GENDA、タイミー、トライアルも注目
zakzak by夕刊フジ / 2024年9月13日 11時0分
-
日本マクドナルドHD、24年度上期大幅営業増益の理由とは
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年9月11日 20時55分
-
9月優待ランキング:物価高に対抗!驚きの高額&大盤振る舞いの日用品系優待株
トウシル / 2024年9月10日 7時30分
-
2期連続で減益…負け組だった「ワークマン」が復活? 株価上昇は円高、異常気象が要因か
MONEYPLUS / 2024年9月5日 7時30分
-
ファーストリテ株が一時2%超安、ユニクロ大幅増収でも全体相場に連れ安
ロイター / 2024年9月4日 10時18分
ランキング
-
1「令和のコメ騒動」不足解消でも楽観できない事情 人口減少社会で「農地改革」が進まない本当の理由
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 8時0分
-
2高齢者のダイエットは危険!実は寿命を削ってしまう可能性もあることが判明
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年9月19日 11時0分
-
3日系企業、社員の一時帰国容認も=邦人に募る不安―中国・男児襲撃事件
時事通信 / 2024年9月19日 21時1分
-
46時間睡眠を続けた人の脳は「ワインを2~3杯飲んだ状態」と同じ…「昼休みも仕事する人は危険」といえる理由
プレジデントオンライン / 2024年9月20日 10時15分
-
5夫の死後「積年の恨み」晴らす「死後離婚」驚く実態 義理の家族と「完全に縁を断ち切る」方法は?
東洋経済オンライン / 2024年9月20日 9時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください