年収が高くなくても会社に満足な人の理由。自由度か人間関係か

LIMO / 2021年2月12日 19時35分

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年収が高くなくても会社に満足な人の理由。自由度か人間関係か

まだまだ収束が見えないコロナ禍。経済の先行きも不透明です。人材紹介大手のエンワールド・ジャパンが昨年11月に発表した「新型コロナ禍における転職のきっかけ調査」では、新型コロナをきっかけとした転職検討者の動機のうち「会社の将来への不安」が46%と半数近くを占めたといいます。

転職では給与条件も主な動機の一つにあげられますが、年収が高いからといって自分の会社に満足しているとは限りません。高年収だけれども激務で休みさえ取れないという人もいれば、その逆もあり、人によって置かれている状況はさまざまです。

今回は、年収が高いとは言えないにもかかわらず自分の会社に満足しているという人たちに、その理由を聞いてみました。

副業・複業OKで多様なキャリアを認めている

「今の職場は副業OK。そのほかにも多様なキャリアを認めていて、誰でも時短勤務を利用可能。フレックスタイム制でコアタイムがないから自由に柔軟に働ける」というのは、IT企業に勤務する30代のAさんです。そのため、副業でさまざまな仕事をしている人がいるのだそう。

「舞台俳優をやりながら営業をしている人もいるし、自分の会社を設立して社長として働きながらウチで経営企画部の部長をしている人もいる。それぞれの方面で活躍しながら、この会社で多いとは言えなくても一定の収入を得られるというメリットがある」と続けるAさん。

「私も自分の店を持ちたくて、カフェで定時後に2~3時間アルバイトをしたり、経営の勉強をしたりしながら働いている。会社が安定的に給与を出してくれているからこそ、私は自分の夢を追える。だから会社に恩返しをしようと思って全力で働ける」と絶賛していました。

人間関係が良好で職場環境に恵まれている

「今の会社は人間関係がすごくいい。足を引っ張る人が一人もいなくて、みんなで協力し合ってともにいろんなプロジェクトを成功させてきた。結束力が高くていいチームだと思う」と語るのは、メディアの編集部で働く20代のBさん。

「ちょっと難しいプロジェクトでも、みんながいれば乗り越えられそうだと思える。こんなにいいチームで働けることってあまりないから大事にしたい」と職場の仲間を高く評価しています。

「職場にはコーヒーサーバーやドリンクバーが設置されていて好きなドリンク飲み放題。フリーアドレス制を採用しているから好きな場所で仕事をする。今はコロナ感染対策で在宅勤務ができている。お給料は決して高いとは言えないけれど、別に生活に困るほどでもないから満足している」と職場環境についても言及してくれました。

給料は高いとは言えなくても、人間関係や職場環境が良好だと仕事も楽しくでき、職場に愛着が湧くようです。

仕事そのものにやりがいを感じる

「いまの仕事が好き。やりがいを感じていて、ずっとこの仕事を続けたいって思っている。自分の適性とよくマッチしていると思うし、天職だと思っている」と話すのは、化粧品メーカーの店舗で販売の仕事をしている30代のCさんです。

「人と話すのも好きだし、売っている商品も好き。自分の勧めたものでお客さんが喜んでくれるのはすごくうれしいし、自分もその商品が好きだから説明も苦にならない。立ち仕事で大変だというのはあるけれど、それ以外は何も不満はない」と話します。

Cさんは店のマネジメントを任されていて、パート社員のシフト管理などもしているのだと言います。「自分もずっと好きな化粧品メーカーだし、いっしょに働くメンバーもみんないい人たちで快適に働けている。子どもが熱を出したとか、家でもめ事があったとか、そういうトラブルのときもお互いに助け合っている」というCさん。

「やりがいを感じるうえに、職場の人間関係もよくて、収入もべつに困るほど低いわけでもないから辞める理由があまりない」と明るく教えてくれました。

天職だと感じるほど仕事自体が好きでやりがいがある場合、収入がそこまで高くなくても自分の仕事に満足できるのでしょう。

裁量が大きく成長できる環境

「いまの職場は少数精鋭。裁量が大きく、上司から信頼されて任されていると感じる」と話すのは、コンサルティング会社で働く20代のDさんです。

「大きい会社ではないけれど、だからこそ一人ひとりの責任が大きい。役員や社長から直接声をかけられる機会も多く、目をかけてもらえていると感じ、だからこそ頑張らないといけないと思う」と話します。

年収はそこまで高くないそうですが、今は勉強して自分が早く一人前の仕事をこなせるように努力しているのだと言うDさん。「裁量が大きいのはすごく自分の気質に合っている。厳しいことは言われるけれど、ハラスメントは全くない。コンサルというシビアな業界で、現場でしっかり学ばせてもらっていると感じる」と話してくれました。

おわりに

今回話を聞いた4人は、職場の人間関係、チームワーク、裁量、やりがいなどさまざまな理由で今の仕事を好きだと話してくれました。フルタイムで考えると1日8時間、1日のうち3分の1を使って働くわけですから、どんな理由であれ好きな仕事をしていたいものですね。

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