「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、1月の売上高は対前年同月比約80%のマイナス成長
LIMO / 2021年2月10日 11時45分
「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、1月の売上高は対前年同月比約80%のマイナス成長
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の2021年1月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2021年2月3日に更新されたカッパ・クリエイトの2021年1月既存店売上高は、対前年同月比80.8%。内訳は客数73.8%、客単価109.4%で、客単価のプラスで客数のマイナスをカバーできずにマイナス成長となりました。
また全店売上も79.7%と、既存店・全店ともに80%前後のマイナス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
既存店売上高については、前期マイナス成長となったのは7月(対前年同月比96.7%)と3月(同76.9%)の2カ月のみで、堅調な推移を見せました。しかし新型コロナウイルス問題の影響を受け、今期のプラス成長は11月(同101.4%)のみです。ただし4-5月を除けば対前年同月比80%台は維持されています。
全店売上高は、前期はプラス成長とマイナス成長がいずれも6カ月となりました。今期は既存店同様の推移であり、11月に初のプラス成長となったものの12月から再びマイナス成長に転じています。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2020年1月に1,500円台での取引が続いた後、3月は1,024円まで下落しました。その後反発が続き、9月には年初来高値1,668円に到達しています。それ以降は1,400-1,500円台のレンジが継続中です。
新型コロナウイルス問題の影響から、既存店・全店売上高ともにマイナス成長が続いています。今期残り2カ月で、11月以来のプラス成長を回復することができるのかが注目されます。
参考資料
売上報告(2020年度)(https://www.kappa-create.co.jp/monthly2020/)(カッパ・クリエイト株式会社)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
ケンタッキー、新アプリの「歴史的改悪」が占う未来 コロナ禍以降、業績は順調も「新たな課題」が
東洋経済オンライン / 2024年4月17日 17時30分
-
週刊コンビニエンスストアニュース 大手コンビニ3社の決算、売上高・利益ともに大きく伸長
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年4月15日 20時55分
-
なぜ、セブンで149円の「パン」が売れているのか? 背景にある“切実”な事情とは
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月12日 6時30分
-
製造業で決算発表の先陣を切った安川電機、今後の日経平均どう読み解く?
トウシル / 2024年4月11日 7時30分
-
2024年2月の半導体市場規模は前年同月比16.3%増の462億ドル、回復基調が継続 SIA調べ
マイナビニュース / 2024年4月8日 18時27分
ランキング
-
1円上昇、一時151円台 3週間ぶり円高水準、介入警戒も
共同通信 / 2024年5月3日 22時28分
-
2過度な動き「ならす必要も」=円安、介入コメントせず―鈴木財務相
時事通信 / 2024年5月3日 23時51分
-
3日銀がこれほどまで円安を「無視」する3つの理由 「為替は管轄外」では、結局うまくいかない?
東洋経済オンライン / 2024年5月4日 8時30分
-
4いなば食品、大炎上も「ほぼ沈黙」の戦略的な是非 「沈黙は金」黙って耐える…のはもう通用しない
東洋経済オンライン / 2024年5月3日 19時30分
-
5相鉄線「屈指の閑散駅」ついに一新へ! 大幅イメチェン&新改札も 完成時期は?
乗りものニュース / 2024年5月4日 8時42分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください