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高校卒業!3年間のお弁当代、いくらかかったか

LIMO / 2021年3月4日 19時35分

高校卒業!3年間のお弁当代、いくらかかったか

高校卒業!3年間のお弁当代、いくらかかったか

高校3年生の息子が、今年の3月で卒業を迎えます。大学進学でお金に敏感になっている今、ふと「お弁当に一体いくらかかったんだろう」と気になってしまいました。記憶を辿りながら改めて計算をしてみた結果とは…。

息子のお弁当を3年間作った自分に、正直びっくり

息子が高校に入学するとき、筆者の心配事の1つは「お弁当を作り続けられるか」でした。というのも、筆者はあまり料理が得意ではありません。入学当時、お弁当作りの経験は子どもの遠足、運動会、部活の練習試合や大会のときくらいです。はっきり言って、お弁当作りの経験値が非常に低かったのです。加えて筆者は不器用。「お弁当作りを途中で投げ出さないか」と不安でした。

そんな不安があったものの、3年間どうにかお弁当を作ってきました。その原動力は2つです。1つはお弁当を作ることで、子どもに「続けてきた」を見せられることです。日頃から「継続は力なり」と子どもに言っているので、親が実践しないと示しがつきません。もはや親のプライドです。

そしてもう1つはお金の問題です。毎日コンビニや学校の購買部でお弁当などを買うとなると、トータルで結構な金額になるだろうなと思ったのです。そんな不安があったからこそ、不器用で料理が苦手な筆者もお弁当を作り続けることができました。

お弁当の中身と具体的な金額

筆者が息子に作っていたお弁当は、おかずとご飯が別になっているタイプでした。食べる量には個人差があり、息子は少ない方かもしれません。また息子は部活動に入っていたので、週末も練習。そのためお弁当を持っていくことになりました。ここではお弁当を持っていった日を月に30日として計算していきます。

おかずにかかった金額

筆者は最初の1年半くらいはできるだけ手作りをしようと思っていました。でも『「男子高校生のお弁当作りを1年半続けて実感。「やめてよかった」5つのこと 』(https://limo.media/articles/-/13039?page=3)(LIMO)の記事でも書いたのですが、途中から断念。

冷凍食品やレトルト食品、チルド食品も使うようになりました。冷凍食品は一般的なスーパーで買える1袋に5〜8個入ったコロッケやサラダをチョイス。お値段は特売のときには130円くらいで買えるのですが、通常は150円〜200円です。

それと大袋に入っているボリュームパックの肉のおかず(とり天や唐揚げが多かった)を買っていました。これは300円から350円くらいです。週に1回は冷食を買い揃えていたので、月に換算するとおかずだけで約5,000円くらいです。

お米にかかった金額

お米に関しては、幸いにも0円です。実家からもらっていたからです。お米代がないことでかなり負担が減りました。

飲み物にかかった金額

飲み物は麦茶や緑茶などを水筒で持たせていました。水出しもできるファミリーパックだったので、2カ月で300円程度です。この他にペットボトル(スーパーで買うので100円以下)を1本持たせたので、お茶のパックとの合計で月3,000円程度です。

おやつにかかった金額

お弁当だけでは夕方にお腹が空くし、部活の前にちょっと食べたいということで、おやつのようなものを持参していました。無印良品の『不揃いバウム』のシリーズが、種類豊富で美味しくてお気に入りでした。

他にも菓子パンやエネルギーを補給できるようなゼリーなどを買っていたので、平均150円として30日分。トータルで4,500円です。

3年間でかかったお弁当代は?

1カ月のお弁当代は約1万2,500円、1日平均で約416円となりました。これを3年間で計算したいところですが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)での3カ月間の休校があり、3年の2月は自由登校、3月は1日に卒業式を迎えたため、学校に行きませんでした。そのため31カ月間となり、お弁当代は38万7,500円となりました。

1日のお弁当代(おやつや飲み物込み)が約420円となりましたが、一般的にはどのくらいなのでしょうか。少しデータは古いのですが、2018年にニチレイフーズが行った「お弁当事情に関する調査」(https://www.nichireifoods.co.jp/research/pdf/research_obento_2018.pdf)では、1食あたりの全国平均は231.5円です。

頑張ればもっと節約できそう。娘のお弁当で節約チャレンジ!

ざっと計算をして3年間のお弁当代は38万円を超えた結果となりました。休校という特殊な事情もあったからですが、もし通常通りであれば40万円近くがお弁当代としてかかっていたことになります。

毎日のことなので、ちょっとずつでも節約をすると、「ちりつも」で大きな節約につながるかもしれません。筆者には高校生の娘もいて、あと2年はお弁当作りが続きます。男と女ではお弁当の中身が違ったりもしますし、極端な節約はできません。でもあれこれ工夫をして節約をすることは、筆者にとって楽しいことでもありました。あと2年、楽しくチャレンジしようと思います。

参考資料

LIMO『「男子高校生のお弁当作りを1年半続けて実感。「やめてよかった」5つのこと』(https://limo.media/articles/-/13039)

無印良品『不揃い バターバウム 1個』(https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344264713)

(株)ニチレイフーズ『お弁当事情に関する調査』(https://www.nichireifoods.co.jp/research/pdf/research_obento_2018.pdf)

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