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楽天ゴールドカードSPUの改悪、4月1日からの影響と3つの対策

LIMO / 2021年3月14日 11時35分

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楽天ゴールドカードSPUの改悪、4月1日からの影響と3つの対策

2021年1月14日、「楽天ゴールドカード」がTwitterのトレンド入りしたのを見かけた方もいるのではないでしょうか?筆者も楽天カードを利用しているので、思わず内容をチェックした記憶があります。

トレンド入りの要因となったのは、楽天ゴールドカードのサービス改定。楽天ゴールドカード保有者にとっては“改悪”とも言える内容で、下位カードもしくは上位カードへの切り替えを検討する方も少なくありません。

そこで本記事では、来月に迫った楽天ゴールドカードのサービス変更について詳しく解説していきます。

楽天ゴールドカードのSPU「+2倍」特典が終了に

今回発表された楽天ゴールドカードのサービス改定では、楽天市場のポイントアッププログラム「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」における「楽天ゴールドカードを利用して楽天市場で買い物をするとポイント+2倍になる」という特典が、2021年4月1日以降廃止されることになりました。

簡単に「SPU」についておさらいしておくと、「SPU」とは楽天グループのサービス(楽天カードや楽天モバイル、楽天ひかりなど)を使えば使うほど、楽天市場で買い物をするときのポイント倍率がアップするというプログラムのことです。

ちなみに筆者も楽天経済圏に浸りつつあり、「SPU」におけるポイント倍率は現在5.5倍に到達しています(最大16倍ですので、まだまだですね…)。

楽天市場で軽く買い物するだけでもどっさり楽天ポイントが貯まり、貯まったポイントを楽天市場や楽天ペイでの支払いに利用できるので、お得に「ポイ活」するにはうってつけの方法でした。

しかし、今回のサービス改定により、楽天ゴールドカードを支払いに利用したときのポイント倍率が以下のように変わることになります。

改定前

楽天カード利用でポイント+1倍

楽天市場での楽天カード利用特典でポイント+1倍

楽天市場での楽天ゴールドカード利用特典:ポイント+2倍

改定後

楽天カード利用でポイント+1倍

楽天市場での楽天カード利用特典でポイント+1倍

つまり、従来は楽天市場で楽天ゴールドカードを利用するとポイント+4倍が保証されていましたが、改定後はその半分の+2倍になります。これは、楽天ゴールドカードの下位カードの楽天カード(年会費無料)を利用したときのポイント倍率と同じです。

したがって、「SPU」の特典を目当てに楽天ゴールドカードを保有してきた方にとっては、年会費2,200円(税込み)がもったいなく思えてしまうかもしれません。今回のサービス改定で、楽天ゴールドカードを保有し続けるかどうか迷っている方も少なくないでしょう。

楽天ゴールドカード保有者は今後どうするべき?

現在、楽天ゴールドカード保有者がとれる選択肢は以下3つです。

① 楽天ゴールドカードを保有し続ける

1つめは、楽天ゴールドカードを保有し続けるという選択肢。「SPU」の特典は廃止されるものの、年会費有料の楽天ゴールドカードには一般カードにはない以下の特典があります。

国内空港(一部の海外空港)ラウンジが年間2回無料

ETCカードの年会費(550円)が永年無料

利用可能額が最高200万円

トラベルデスクを無料で利用可能

お誕生月サービス(誕生月に楽天市場や楽天ブックスで利用するとポイント+1倍 ※上限2,000ポイント)

これらの特典にメリットを感じるという方は、楽天ゴールドカードを保有し続けてもいいでしょう。しかし、「SPU」での特典が廃止されたことによって、以前に比べて年会費2,200円(税込)の元を取るハードルは高くなっているので、自分のライフスタイルに照らし合わせながら判断していく必要がありそうです。

② 楽天カードに切り替える

2つめは、楽天ゴールドカードを解約して楽天カードに切り替えるという選択肢です。楽天カードは年会費無料ながら、「SPU」による楽天市場でのポイント倍率はサービス改定後の楽天ゴールドカードと変わらないので、相対的に利用価値は高くなります。

楽天市場以外でも常にポイント還元率は1.0%なので、日常使いにも申し分ありません。楽天ゴールドカードの「SPU」の特典がなくなったことで、年会費を支払う価値が見いだせなくなったという場合は、楽天カードに切り替えるのも1つの手です。

③ 楽天プレミアムカードに切り替える

3つめは、楽天プレミアムカードに切り替えるという選択肢です。楽天ゴールドカードの上位には年会費11,000円(税込)の楽天プレミアムカードがあり、引き続き「楽天プレミアムカードを利用して楽天市場で買い物をするとポイント+2倍」の特典が適用されます。

つまり、楽天市場で年間55万円以上の買い物をするという方は、楽天プレミアムカードに切り替えたほうがお得ということになります。または、楽天ゴールドカードと同様に誕生月サービスの対象(※上限10,000ポイント)なので、一例としては、誕生月に100万円ほど買い物をして年会費を回収することも可能です。

その他にも、3つのコースから選べるポイントバックの優待サービスや、海外空港ラウンジサービスのプライオリティ・パス、最高5,000万円の海外・国内旅行傷害保険なども付帯しているので、コロナが落ち着いたら空港をたくさん利用する予定の方などにとってはメリットが大きい1枚でしょう。

まとめ

本記事では、2021年4月1日よりサービス変更となる楽天ゴールドカードについて詳しく説明しました。「来月からどうしよう…」と迷っていた方は、ぜひこの記事を参考に自分にとって最適なカードを選んでみてくださいね。

参考資料

「楽天ゴールドカード(https://www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-gold-card/)」(楽天カード株式会社)

「楽天ゴールドカード サービス改定のご案内(https://www.rakuten-card.co.jp/info/news/20210114/)」(楽天カード株式会社)

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