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フリマアプリの梱包材が豊富に!買った方がいい人、損する人の基準は

LIMO / 2021年3月16日 19時15分

フリマアプリの梱包材が豊富に!買った方がいい人、損する人の基準は

フリマアプリの梱包材が豊富に!買った方がいい人、損する人の基準は

フリマアプリで商品が売れたら、梱包をして発送することになります。この作業に手間や時間がかかるので面倒だなと感じる人も少なくありません。フリマアプリの梱包材に関してはコンビニなどでも売っているので簡単に手に入りますよね。でもその梱包材、本当に買っていいのでしょうか?

フリマアプリの専門家が気になる梱包材のコスト

ネットオークションを含めると、筆者はもう17年以上梱包作業をし続けています。できるだけお金をかけないことがモットーなので、家にある紙袋や包装紙などを使ってきました。それに17年前には、ネットオークション専用の梱包材が売られていなかったと記憶しているので、「自分でどうにかしないといけない」というのが正しい表現かもしれません。

でも今はフリマアプリに使える梱包材もあり、コンビニなどでも簡単に手に入るようになりました。とても便利ですし、時短や手間抜きになるのですが、筆者が気になるのは「コスト」です。梱包材を買うということはお金を支払っているということ。

1つ1つの金額は決して高くはありません。例えば100円ショップやホームセンターにいけば、100円程度で買えることもありますよね。でも買う回数が多くなり、梱包材のコストが積み上がったら…。その金額は意外に大きいのではないかと思っています。

なぜ梱包材のコストを見落としてしまうのか?

フリマアプリで物を売るのは、お金を得ることが目的の1つです。手元に入ってくるお金は、フリマアプリに支払う手数料、そして送料になるのですが、そこに梱包材のコストも入るのを忘れてはいけません。でもそのコストが蔑ろにされてしまうことがあるのです。理由は2つです。

手数料や送料の方が気になってしまう

フリマアプリに出品すると販売手数料が取られます。メルカリは10%、ラクマは6.6%、PayPayフリマは5%です。「手数料」という言葉の響きもあるのでしょうか。出品者はどうしても手数料を気にしてしまいます。加えて送料も負担になってくるので、「手数料と送料でいくらかかるな」という考えになりがちです。

この2つで出品者が気にするコストのほとんどを占めてしまうこともあり、梱包材のコストを見落としてしまうことが多いのです。

金額が小さい

梱包材自体の値段は、さほど高くはありません。100円ショップでも売っていますから、あまり負担に感じないことも少なくないのです。もちろん、まとめて10枚とか100枚になると値段も高くなりますが、1回分を計算すると「このくらいならいいかな」となってしまいます。でもそれが積み重なったらどうでしょう。知らないうちに数千円というお金になってしまうかもしれません。

どうしても買わないといけない梱包材

商品を送る際、どうしても梱包材を買わないといけない配送方法もあります。その代表がヤマト運輸の「宅急便コンパクト」(梱包材代70円税込)や日本郵便の「ゆうパケットプラス」(65円税込)、「ゆうパケットポスト」(65円税込。セリアでも販売されていて2枚組みで110円税込)です。

それぞれ専用の梱包材が用意されていて、それを使わないと送ることができません。お金はかかりますが、サイズに応じた発送方法を選ぶことが送料の節約にもなります。これは仕方ないのかなと思います。

「ゆうパケットポスト」については、ポスト投函ができるのが最大のメリットです。ローソンや郵便局に行かずに済むので確かに楽でした。

梱包材を買ってはいけない人

梱包材にお金をかけてもいいのかどうかの判断基準を考えてみましょう。まずは梱包材を買わない方がいい人です。

販売価格が安い人

例えばメルカリで500円で商品が売れたとしたら、手数料で10%(50円)、送料で175円(「らくらくメルカリ便」の「ネコポス」の場合)がかかるので、225円かかります。手元に残るのが275円と考えると、梱包材にお金をかけてしまうのはもったいないと思えてしまいます。

この場合には、家にある紙袋などを活用するのも手です。手元にいくら入るようにするのかを考える→梱包材を買うかどうか決めるという流れにすると判断しやすいと思います。

ラッピングが好きな人

梱包とラッピングは違います。フリマアプリの場合には、あくまで梱包なのできれいにデコる必要はありません。ラッピングに凝ってしまうとマスキングテープを使ったり、梱包材自体も値段が高いものを買ってしまうかもしれませんよね。

そうなると梱包材代が売り上げを上回ってしまう可能性もあります。ラッピングが好きで凝り性の人は「梱包材は家の中にあるものを使ってシンプルに」というスタンスが良いでしょう。

梱包材を買った方がいい人

逆に梱包材を買った方がいい人もいます。

家に紙袋など梱包できるものがない

最近ではマイバッグを使って買い物をするケースが多くなっているので、紙袋など梱包材が家にない場合もあります。こうなると買うしかないですよね。でも基本的には商品を入れるビニール袋と外側になるような紙袋や大きめのビニール袋(透明ではないもの)があれば大丈夫です。1枚あたりのコストを計算して、お手頃価格のものを選びましょう。

サイズを気にしたくない

梱包した後のサイズによっては、規定サイズを超えてしまい商品が戻ってきてしまうこともあります。それに「宅急便」や「ゆうパック」の場合にはサイズによって送料が違ってくるので、できればジャストサイズで送りたいですよね。そうなると梱包した荷物のサイズを測って…となるので、それが面倒に感じてしまうことも。それを避けたいのであれば、すでにサイズが決まっている梱包材を使うのもいいと思います。

ちなみにセリアには高さが4段階に変えられる梱包材が売っています。宅急便の60サイズまで対応でき、段は1枚110円(税込)です。

セリア「発送梱包用 高さ4段階可変段ボール 宅配サイズ60(1枚入り)」(筆者撮影)

梱包はコストと心遣いの両方を考えること

梱包の目的は「中に入っているものを傷つけることなく、きちんと送ること」です。それはお金をかけなくても実現できると筆者は思っています。これは筆者が節約志向というのも関係していますが、過剰にお金をかけなくてもいいのだろうなと思っています。

一方で、届いた相手に喜んで欲しいと思ったら、過剰にならない程度に可愛く梱包するのも悪くありません。それは「心遣い」だと思います。コストと気遣いの両方を考えるのが、梱包の醍醐味といえそうですね。

参考資料

ヤマト運輸「宅急便コンパクト」(https://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/customer/send/services/compact/)

日本郵便「ゆうパケットプラス」(https://www.post.japanpost.jp/service/yu_packetplus/index.html)

日本郵便「ゆうパケットポスト」(https://www.post.japanpost.jp/service/yu_packetpost/)

100円ショップのSeria(セリア)(https://www.google.com/search?q=%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%82%A2&oq=%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%82%A2&aqs=chrome..69i57j69i59j0l4j69i61l2.985j0j4&sourceid=chrome&ie=UTF-8)

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