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1000万円貯めた主婦が「家事」やめた⁉節約に繋がる3つの「や・め・た」

LIMO / 2021年3月21日 19時5分

1000万円貯めた主婦が「家事」やめた⁉節約に繋がる3つの「や・め・た」

1000万円貯めた主婦が「家事」やめた⁉節約に繋がる3つの「や・め・た」

育児や家事、そしてパートなど、主婦は毎日とても忙しいもの。コロナ禍で家計の厳しさが叫ばれる中、家計を回していくだけで一苦労という人も少なくないですよね。

厚生労働省が取りまとめている「国民生活基礎調査」は3年毎に大規模調査を実施していますが、2019年調査内の「各種世帯の所得等の状況(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf)」によると、平成30年の「児童のいる世帯」の平均貯蓄は723万8千円であるそうです。さらに、そのうち約21%は貯蓄が1000万円を越えていることが分かります。子育てしながら1000万円以上貯金している人が5人に1人はいるということです。

今回は、そんな1000万円貯蓄した主婦たちも実践する3つの「やめた」に注目。日頃の負担を軽減しながら、しっかり節約につなげるテクニックをご紹介します。

「コーディネート」をやめた

「すぐサイズアウトする子ども服は数枚の組み合わせでシーズンを乗り切っていることに気づき、自分もこれで回せるのではと気づいたのがきっかけです。服の組み合わせが単純化されたのでコーデの手間がなくなっただけではなく、くたびれたら買い替えるというルーティンになって、似合わない服を買ってしまう失敗もなくなりました」(Rさん・37歳)

クローゼットがパンパンなのに着る服がない、という悩みを持つ方は少なくありません。そんなときは、本当に似合う服・気に入っている服・着心地のいい服をクローゼットから選び取り、「スタメンだけのクローゼット」をつくってみましょう。意外とそれだけでも着回しに困らないことに気づくはずです。ほぼ着ていないのにクリーニングに出していたコートやデザインがしっくりこなくなった服は、これを機に手放してもいいでしょう。

「自分のお気に入りが分かったので、流行に乗ってとりあえず買ってみようという欲も減ってきました。かつては服だけで1シーズンごとに数万円使っていましたが、今は年間で2万円以下におさまっています」(Rさん)

「家事」をやめた

厚生労働省が2020年7月8日に更新した「社会保障・人口問題基本調査(全国家庭動向調査)(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450434&tstat=000001034751&cycle=0&tclass1=000001133203&tclass2=000001133204&tclass3val=0)」によると、妻の平均家事時間は平日263分(4時間23分)でした。同データによると、専業主婦はもちろんパートや常勤で働いている主婦も日々3時間以上を家事に費やしていることが分かるのです。しかし、節約上手な主婦たちは上手に「家事」をやめているのだとか。

「お掃除ロボットや食洗機を取り入れ、床掃除やお皿洗いをやめました。家電を買うための初期投資はかかりますが、最新家電は節電や節水機能もあり、家計費全体のコストダウンに。あいた時間を副業に充てるなど、節約とプラスアルファを叶えています」(Yさん・40歳)

また、バスグッズの床置きをやめてヌメリ掃除の手間を省く、夕食をパターン化させて買い物や調理時間を減らすなど、「見えない家事」を上手にやめているのも特徴。手間をかけはじめたらきりがない「お弁当作り」も、うまく時短ですませているようです。

「お弁当は作り置きのおかずや冷凍食品をつめるだけにして、火を使うのをやめました。洗い物も少ないので楽ちんです。昼食代はもちろん、ガス代や水道代も節約できますよ」(Sさん・46歳)

主婦ならばやらないといけない、という思い込みを外すと気持ちが楽になり、貯金にもつながることを節約上手な人たちは知っているのです。苦手な家事はやらない工夫を取り入れて、負担を軽減しつつ節約につなげているのですね。

「ストック」をやめた

コロナ禍でストックを持たないリスクも話題になりましたが、一方で過剰なストックはコロナ禍を機にやめたという節約上手さんも。

「ストックが多すぎると在庫を把握できなくなるうえ、収納も圧迫します。今回防災を兼ねてストックを見直したら、もう使っていないシャンプーや賞味期限切れのストックが出てきて、もったいないことをしたなと気づきました」(Tさん・39歳)

お金が貯まらない人の特徴として、日用品のストックを持ちすぎるということがあげられます。食品と違って腐らないため、特売やセールなどでまとめ買いしないと損をすると思ってしまうのです。しかし、結局使い切れなかったり、無駄にしてしまったりしては元も子もありません。防災対策も考慮しつつ、買うのは普段使いできるローリングストック分にとどめるなど、ストックの量やバランスを見直してみるのもおすすめです。

無駄買いをやめて時間を有効活用するのがコツ

節約上手な主婦たちは、消費や家事も「自分にとって無駄になる」ものをうまく減らし、貯金につなげていることが分かりました。無駄買いを防げば、それだけで支出を減らすことができます。時間に余裕が生まれることで、さらなる節約に取り組んだり、副業に挑戦したりと、プラスアルファの行動にも出やすくなるわけですね。

お金を貯めるためには、「自炊も仕事もやらなくては」とプラスすることばかり考えてしまいがちですが、「やめること」に目を向けてみると、ぐっと生活しやすくなるかもしれません。この機会に、自分の貯金とライフスタイルのバランスについて考えてみてはいかがでしょうか。

貯蓄とは

総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

参考資料

厚生労働省「国民生活基礎調査(https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa19/dl/03.pdf)」各種世帯の所得等の状況「社会保障・人口問題基本調査(全国家庭動向調査)(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00450434&tstat=000001034751&cycle=0&tclass1=000001133203&tclass2=000001133204&tclass3val=0)」
 

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