カースピーカー、そのままですか?少額出費でも音質アップ⁈「スピーカー交換」
LIMO / 2021年3月26日 12時35分
カースピーカー、そのままですか?少額出費でも音質アップ⁈「スピーカー交換」
みなさんは車に乗っているとき、音楽を聴きますか?
車の中はパーソナルなスペースということで好きな音楽をかけてドライブを楽しむ、という人も多いのではないでしょうか。人によってはラジオをBGMがわりにするという人もきっと多いでしょう。
その反面、車に搭載されているスピーカー類は車を購入したときのままという人も少なくないはず。そこで今回は、純正品からスピーカー交換をする際のメリットなどを紹介します。
標準装備されているスピーカーは正直…
車に標準装備されているスピーカーは、どのような物がついているのかご存知でしょうか。一部の高級車ではBOSEをはじめとした有名ブランドのオーディオシステムが搭載されていますが、これを除けば標準装備されているスピーカーは実は必要最低限のものとなっていることが多いです。
一般的な大衆車に搭載されている標準スピーカーを見たことがない、という方も多いと思います。取り付けられているスピーカーは貧弱な、いわば「音が出ればいい」といわんばかりのレベルのものです。
しかもコンパクトカーや軽自動車の廉価グレードだけでなく、売れ筋のグレードでさえも、車種によってはフロント2スピーカーで後席は音が鳴らない、というほど徹底したコストカット。
このようなものでは好きな音楽を十二分に楽しむことができない…と感じる方もいるかと思います。
エントリーモデルのスピーカーでも効果バツグン
そこで提案をしたいのが、純正品から社外品へのスピーカー交換です。カー用品店で売られているスピーカーは、PIONEER(パイオニア)やKENWOOD(ケンウッド)、ALPINE(アルパイン)などといったメーカーから、安ければ数千円、高いと数万円するものまで幅広いグレードのものが売られています。
これだとどれを買えば良いのかよくわからないと思うかもしれませんが、純正品と比較をするのであれば、一番安いエントリーモデルでも音質が変わったと感じられるでしょう。
高ければ高いほどスピーカーから出る音が良くなることは事実としてありますが、上を見るとキリがありませんし、最初から高級なスピーカーに変えてしまうと「もっといい音を目指したい」となった時に莫大な費用がかかってきます。
まずはお試し感覚で一番安いグレードのスピーカーに交換して効果を体感し、その状況に満足できない場合にスピーカーのグレードを上げてみたり、デッドニング(制振材や吸音材を車体の鉄板部分やプラスチック部品に施工し、スピーカーの性能を引き出す作業)を行ってみたりしていくと良いかもしれません。
もっと音質を良くしたい!なら…
一例として、スピーカーを交換して音質が良くなったことを体感した後に、もう少し音を良くしたい(自分好みにしたい)という場合を考えてみます。この場合は筆者の車に行ったことでもあるのですが、もう少し低音を響かせたいと思い「サブウーファー」を導入しました。
サブウーファーは低音の再生に特化したオーディオ機器のことで、車用のサブウーファーは助手席シートの下に設置できるタイプも販売されています。
低音の強い音楽(ロックなど)を好んで聴かれるという方は、「サブウーファー」の設置を検討してみてはいかがでしょうか。
おわりに
オーディオのカスタムは「沼」と呼ばれるほど奥が深いカスタムのひとつとされています。自分が満足する状態に仕上げるまでかなりの費用や時間がかかる、という方もいますが、手軽に安価な社外品に交換するだけで効果を体感することができるカスタムのひとつです。
まずはスピーカーを交換し、そこから少しずつ自分好みの方向(高音重視or低音重視など)にカスタムしていくとより愛着が出てくるかと思います。
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