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毎年4月3日は「資産形成を考える日」。定年60代に3000万円の準備を

LIMO / 2021年4月3日 10時30分

毎年4月3日は「資産形成を考える日」。定年60代に3000万円の準備を

毎年4月3日は「資産形成を考える日」。定年60代に3000万円の準備を

2021年4月3日は「資産形成を考える日」です。この「資産形成を考える日」はLIMOを運営する株式会社ナビゲータープラットフォームが2017年に制定しました。

さて、コロナショック以降、世界中で「株高」が話題となっていますが、皆さんの資産形成、資産運用はいかがでしょうか。

人生3大資金とは何か

数年前の金融庁のレポートに端を発した老後2000万円問題が記憶にある方も多いかと思います。

はたらく世代にとって老後資金の準備は「人生3大資金」の一つとなっています。ちなみに、人生3大資金は、「教育資金」、「住宅資金」、「老後資金」と言われています。

その中でも、「老後資金」だけは特殊な存在です。その理由はと言いますと、お金が足りなくなって金融機関などから、その目的のために低金利で大きな金額を借り入れることが難しいということです。

「教育資金」や「住宅資金」は金利の高低の差はありますが、金融機関からそれらの目的に応じて資金を借り入れることができます。しかし、「老後資金」だけは、老後に入ってから調達しようにも難しいということが多いです。

老後世代は資産運用難民か

また、老後に資産運用しようと思っても、挑戦できる金融商品が限られていて思うように資産運用が行えないという状況もあります。生命保険などは加入する際の体況によって制限が入ることもあり、不動産投資も定期的な収入がない老後の世代の人は借りにくいというのが実際でしょう。こうした状況を「資産運用難民」と呼ばれることもあります。

こうしたことを考えると、比較的必要となるまでの時間軸が身近な「教育資金」や「住宅資金」は毎月の収入の中からコツコツ預貯金として蓄え、また、必要となるのに時間を稼ぐことができ、運用するのに時間が取れる老後資金はしっかりとリスクと上手に付き合いながら運用するべきということが見えてきます。

老後にみんないくらくらい持っているのか

老後に3000万円以上保有している世代は何割くらいあるかをご存じでしょうか。

答えは、約2割です。

この比率が多いか高いかというのは、人によって、世代によって感じ方は変わると思いますが、決してほとんどの世帯が3000万円を老後に向けて保有しているということではないというのはお分かりいただけると思います。

なぜ、3000万円と聞いたかというと、実は老後2000万円問題で「2000万円」という数字で驚かれた方は多いかと思いますが、実はこの数字の前提には様々な要素が漏れています。

そもそも老後の生活費がカツカツの前提

持ち家か賃貸か

介護資金が含まれていない

こうした点を考えると、やはり老後に向けて3000万円は準備したいところです。

4月3日は改めて資産形成を考えるきっかけにしていただければ幸いです。

参考資料

「「老後2000万」金融庁レポート、60歳前・現役世代に必要な老後リスク回避法」(https://limo.media/articles/-/15224)

「「老後2000万円」問題で見落とされている?絶対に知っておきたい3点」(https://limo.media/articles/-/14782)

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