令和「車選び」のポイントを紹介「平均購入予算」はいくら？

人生において「大人になった」と感じる瞬間は、何度か訪れたのではないでしょうか。大人になったと実感できることのひとつが、家や車などの大きな買い物をできるような経済力を持ったときかもしれません。

コロナ禍では、公共交通機関の利用を避け、車での移動を心がけている方もいるようです。この機会に、車を買ってみようと考える方も。

そこで今回は、株式会社ホンダアクセス調べ「クルマ選びとクルマの利用に関する調査 2021（https://www.honda.co.jp/ACCESS/press/2021/pdf/hac2021031601.pdf）」を参考にし、みなさんの車選びや運転時に気を付けていることなどをみていきましょう。

なお、今回の調査対象は、自家用車を持っている20歳～69歳のドライバー1,000人です。

よく運転する自家用車1位は「軽自動車」

車選びは好みが分かれるところ。「よく運転する自家用車のボディタイプは何ですか？」と質問したところ、以下の回答結果となりました。

1位：軽自動車（37.6％）
2位：コンパクトカー（19.7％）
3位：ミニバン（15.1％）
4位：セダン（8.2％）
4位：SUV（8.2％）※同位

軽自動車がもっともよく運転されていました。「軽自動車」という回答は、男性31.2%・女性44.0%で、男性と比べて女性のほうが12.8ポイント高い結果です。

普段は、買い物だけに使っている方も少なくないようで、運転のしやすさを重視した結果だといえるかもしれません。

車選びは価格だけでなく燃費や運転のしやすさも気になる？

次に車を購入するときに重視したいことを聞いたところ、「価格（60.9％）」という回答がもっとも多かったですが、次いで「ボディのタイプ（46.4％）」や「運転のしやすさ（46.2％）」という結果になりました。

男女別でみると、ボディのタイプ（男性40.6%・女性52.2%）」「運転のしやすさ（男性38.0%・女性54.4%）」という割合になり、男性と比べて女性のほうが10ポイント以上高くなっています。

年齢が上がるほど、運転のしやすさを重視しています。高齢ドライバーの安全運転については、大きな話題になったこともありますよね。我が身のことだと考えている方も少なくないのでしょう。

都市では公共交通機関が発達していますが、地方では車は欠かせない交通手段のひとつです。長く愛用できることも考慮しているのではないでしょうか。

次の車の平均購入予算は228万円

車は決して安い買い物ではありません。

現在乗っている車の購入価格を聞いたところ、「100万円～150万円未満（17.5%）」や「150万円～200万円未満（18.9%）」、「200万円～250万円未満（15.1%）」に回答が集まり、購入価格の平均は209万円でした。

また、次に車を買うとしたら、いくらくらいを予算として考えているか聞いたところ、「200万円～250万円未満（20.4%）」に多くの回答が集まり、平均購入予算は228万円でした。

現在乗っている車の平均購入価格と次に買う車の平均購入予算との差は小さいですが、もう少しだけグレードアップさせてもよいと考えている方もいるのでしょう。

車を買うなら、カーナビやドライブレコーダー、ETC、バックモニターなどの装備を付けたいと考えている方が多いようです。

とくに、ドライブレコーダーは万が一の事故のときに大変役立つので備えておいたほうがよいかもしれませんね。

運転マナーがよいと好感度アップ⁉

事故やトラブルを避けるために、運転マナーに気を付けている方がほとんどです。

運転マナーや歩行者への思いやり、同乗者を不快にさせない運転をしないことに気を配っています。また、今回の調査でそれらに自信を持っている方も多くいることがわかりました。

そして、「車の運転時にパートナーが運転マナーをしっかり守れていると好感を持つ」と回答した方は47.1％います。適切なタイミングでウインカーを出したり、歩行者優先を守ったりするのは大切なことです。

おわりに

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）が拡大したころから、「近距離でも車を使うようになった」と回答した方は16.2％います。

コロナ禍では、必要に応じて車を積極的に活用していくとよいかもしれませんね。

参考資料

「クルマ選びとクルマの利用に関する調査 2021（https://www.honda.co.jp/ACCESS/press/2021/pdf/hac2021031601.pdf）」株式会社ホンダアクセス