節約に疲れたら…物欲を抑える意外な方法は「こだわり消費」!?
LIMO / 2021年5月5日 18時55分
節約に疲れたら…物欲を抑える意外な方法は「こだわり消費」!?
新年度が始まって1カ月。気持ちを新たに節約・貯金の目的を立てたという方もいるのではないでしょうか。
子どもの教育費や住宅ローン、老後資金のため…。人によって目的はさまざですが、毎日節約をししていると、時に疲れてしまったり、モチベーションが続かなったりすることもあるでしょう。「SNSを眺めているとほしいものが次々と出てくる」というのも今の時代ならではの悩みですよね。
たとえば、断捨離などで手っ取り早く物を減らすことでも節約意欲が高まると言われています。とはいえ、時間が経てば物欲が湧いてしまう…という悩みも。そんなとき、無理なく物欲を抑えるために、むしろ「こだわり消費をする」という方法もあるのです。
流行買いや無難買いが結局ムダになる
まずは普段自分が物を買うときの理由をあげてみましょう。
”流行っているから”と買っても、流行が過ぎれば飽きてしまい、ワンシーズンで終わりという物もありますよね。それは本当に自分が欲しかったわけではなくて、世間に合わせたからでもあるでしょう。
一方、何となく無難な物を選んで買う場合、実はなくても良い物であったり、結局大切にできなかったりということも。この「無難買い」をする機会は割と多いですが、結局は自分の気持ちが入っていないので無駄になりがちです。
普段の「買い方」を深堀りしていくと、本当は欲しくはない物を購入しているケースもあるのではないかと思います。
満足して”隙”を作らない「こだわり消費」
流行に合わせたり、無難に買い物をしたりする対極にあるのが「こだわり消費」です。その名の通り、何かにこだわって買い物をすることです。
こだわり消費は高くつくという印象もありますが、何も高価なものを買う必要はありません。重要なのは値段でなく、自分が本当に欲しいものかどうか。意外とフリマや個人店、古着屋などでもこだわりの物や気に入る物が見つかることもあります。
こだわり消費にシフトするには、先入観を抜く必要があるでしょう。
「大人だからキャラ物は持てない」「トップスは無地かボーダーが無難」「とにかく目立たず主婦らしい服装で」といった先入観を抜いて、たとえばコップ一つでも自分の好みを考えて選んでみましょう。
「自分の嗜好に合ったこだわりの一品」を手に入れると、余計な物欲が入り込む隙がなくなります。
流行ものや無難なものはすぐに飽きて新たなものを求めがちですが、「これがあれば満足」と思えると、他のものが必要でなくなるのです。これまでを思い出すと、似たような経験が一度はあったという方もいるでしょう。
特にファミリー世帯の女性は、自分のこだわりは後回しにしがちです。昔は好きなものを手にしていた人も、「この年齢だから」「主婦だから」と諦めてしまいがちに。昔好きだった物を思い出し、自分の身の回りだけでも好きなものを集めてみましょう。
30代・40代の「こだわり消費」、1カ月の平均額は?
SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の「30代・40代の金銭感覚についての意識調査 2019(https://www.smbc-cf.com/news/datas/chousa_190306.pdf)」によると、「自分の趣味嗜好に合う「もの」や「こと」にお金をかけたい」と思うのは、20代87.6%、30代78.4%、40代74.8%。
どの世代でも高い水準ですが、自分だけのためにお金が使える20代に比べると、30代・40代では割合が下がります。
同調査によると、30代・40代の、自分の趣味嗜好に合う「もの」や「こと」への消費は月平均12,281円です。月に1つでも、自分の好きなものを手に取ってみるのもいいですね。
SNSではさまざまな雑貨やファッション、また100均グッズなどが投稿され人気ですが、一度「自分が好きなテイストは? 柄は? キャラは?」と振り返る時間を作ってみてはいかがでしょうか。
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