「危険運転」や「ヒヤリ」経験はある? 危ないと感じた運転トップ5
LIMO / 2021年5月21日 19時35分
「危険運転」や「ヒヤリ」経験はある? 危ないと感じた運転トップ5
公道を運転するということは「常に危険と隣り合わせ」ということ。いくら自分が気をつけて安全運転を心がけていたとしても、危険運転に遭遇したり、背筋が凍るようなヒヤリ体験をする可能性は十分にあります。
株式会社ホンダアクセスが2021年3月に、自家用車を持つ20歳~69歳のドライバー1,000人に対して「春レジャーと安全運転に関する調査 2021」を行いました。この調査で明らかになった安全運転に対する「世間の声」を、本記事で確認していきたいと思います。
自分の運転に自信はある?
まず大前提として「自分自身の運転に自信があるかどうか」ということがポイントとなってきますが、今回の調査では4段階評価で自分の運転に自信があるかと聞いたところ、全体の63.7%が「とても自信がある」あるいは「まあ自信がある」と回答しています。
男女別・年代別では、男性の方が「自信がある」と回答している人の割合が多く、全体で男性74.4%に対し、女性は53%という結果となりました。
さらに、男性・女性ともに60代で「自信がある」と回答した人の割合が最も高かったことも目を引きました(男性:78%、女性:63%)。
「遭遇して危険を感じた運転」トップ5
次に、昨今何かと話題になっている「危険運転やあおり運転」ですが、危ないと感じる運転に遭遇したことがあるという方は少なくないはずです。
同調査で「運転をしていて、他のクルマのどのような運転に危険を感じたことがあるか」を聞いたところ、回答の多い順に以下のような結果となっています(複数回答)。
「強引な割り込みをする運転」(59.4%)
「ノーウインカーで右左折する運転」(57.0%)
「スマホいじり運転」(44.5%)
「信号無視運転」(42.7%)
「あおり運転」(42.5%)
特に上位3つについては、「自分自身が大丈夫なら問題ないだろう」という考えで、他人に危険な思いをさせているケースが多い運転ではないかと思われます。
また「自分は運転がうまい」と勘違いしていたり「自己中心的」な人が引き起こしている可能性が高そうですね。
「運転中のヒヤリ経験」ってある?
みなさんは、運転中にヒヤリとしてしまったことはありますか? 「事故までは至らなかったけれども、一歩間違えれば危なかったかも」という経験についても調査結果が出ていますので確認をしていきましょう。
運転中にヒヤリと感じたことの上位3つを挙げると、「人や自転車が飛び出してきた」(53.1%)が最も高く、次いで、「走行中に前のクルマに追突しそうになった」(33.0%)、「動物が飛び出してきた」(24.4%)という結果でした。
1位と3位については対自動車ではないヒヤリ体験ということですが、中でも1位の飛び出しについては多くの方が経験をしています。特に子供の飛び出しについてはヒヤリとする機会が多いのではないでしょうか。
自らが車を運転してみないと危ないと思わないということも経験上ありますから、車を運転する側としては「来てしまうかもしれない」あるいは「こんなこともあるだろう」ということを考えた運転を心掛ける必要がありそうですね。
また、降雪したり路面が凍結する地域では「クルマがスリップしそうになった」というヒヤリ体験がある人の割合も多いので、お住まいの地域の道路事情によって注意すべき点が変わってくることもありそうです。
おわりに
当たり前のことではありますが、事故等を起こさないためには、「スピードを出しすぎない」「ゆとりをもった車間距離をとる」あるいは「急のつく運転をしない(急発進・急ブレーキ・急ハンドルなど)」といったことを心がけることが必要です。
コロナの収束までにはまだまだ時間がかかりそうな状況で、感染を防ぐために極力車を使って移動しているという方も多いかと思います。いま一度、自分自身の運転を見直してみてはいかがでしょうか。
参考資料
春レジャーと安全運転に関する調査 2021(https://www.honda.co.jp/ACCESS/press/2021/pdf/hac2021033001.pdf)(株式会社ホンダアクセス)
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