【サーティワン】50万超の投票「フレーバー逆ベスト3」1位は懐かしのあの味

日本では「サーティワン」の名前で馴染みが深い「バスキン・ロビンス」はアメリカ生まれの世界最大級のアイスクリームパーラーチェーンです。「31種類のアイスクリームがあるため、1カ月毎日違うアイスが楽しめる」という意味を込め日本では「サーティワン」の愛称で親しまれています。

そんなB-Rサーティワン アイスクリーム株式会社では、2021年4月2日から4月25日までの間、サーティワン初の「フレーバー総選挙」を実施。なんと50万を超える投票が集まりました。

総選挙には47年間の間に登場した1300種類以上のフレーバーの中から選りすぐりの100種がエントリーし「フレーバー総選挙」がおこなわれました。1位があれば残念ながら100位に選ばれてしまうフレーバーもあります。とはいえ、総選挙にエントリーできたことはすごいことです。

今回はそんな「惜しくも下位になったものの、応援してくれるファンがいるフレーバー」の「逆ベスト３」をご紹介していきたいと思います。

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日本で「サーティワン」として親しまれているB-Rサーティワンアイスクリーム株式会社は、バスキン・ロビンスと不二家の合弁会社です。31種類のアイスを提供していると思われがちですが、実際は32種類もしくは28種類のアイスクリームを置く店舗が多いのが特徴です。1200種類ものアイスクリームが作られており、その中から選ばれたスタンダードフレーバー、シーズンフレーバー、フレーバー　オブ　マンスが店頭に並んでいるそうです。

Ｂ-Ｒ サーティワン アイスクリーム株式会社が2021年2月5日に発表した「2020年12月期 決算短信〔日本基準〕（非連結）（https://ssl4.eir-parts.net/doc/2268/tdnet/1927355/00.pdf）」によると、当期の売上高は174億4100万円（前期比90.3％）。売上原価はコストコントロールの寄与もあったことで80億9400万円（前期比87.1％）となり、その結果として売上総利益は93 億4600万円（前期比93.3％）になりました。

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響を受ける形となった今期は、外食産業の多くが休業や営業時間の短縮をおこなうなど店内飲食が減少する状態が続きました。その一方、テイクアウトやデリバリーの需要が増えたことにサーティワンも柔軟に対応。衛生管理や感染防止に取り組みながら新たなニーズにこたえるべく対応をおこないました。また、市場環境の変化に対応すべく新規商業施設への出店強化を継続した結果、前期末に比べ36店舗増加し、期末店舗数は1210店舗となりました。

こちらも気になる？！逆ベスト３

1974年の登場以来、数々のフレーバーで私たちを楽しませてくれているサーティワン。47年間の歴史の中で注目を集め、今なおファンが残っている総選挙「逆ベスト3」を見ていきましょう。

98位　ラプソディインブルーベリー　329票

2002年に登場したフレーバーです。バニラムースとブルーベリーアイスの豪華な二重奏に、ブルーベリーのリボンが特徴的な、まさに「口にしたくなるハーモニー」といわれています。

こちらを推した方の中には「ガーシュイン好きなので」「ラプソディインブルーベリーというネーミングセンスすき」といったネーミングから応援する人や「幼い頃に食べた思い出がだいぶ淡くなってるのでまた食べたい」「全然小さかったので記憶はほぼないけれど、お父さんがまだ生きてたとき何かの帰りにこれ買ってくれて。紫色の音符のキャンディ入ってたのを覚えていて、名前も味も覚えてなかったけど、総選挙で名前を知りました。ラプソディインブルーベリー。凄く好きでした」と、思い出を懐かしむ人の声もありました。

99位　ピンクバブルガム　154票

1993年に登場したピンクバブルガムは、アメリカでは通年商品として今でも販売されているフレーバーです。アイスの中に本物の風船ガムが入っているというユニークなおいしさが自慢です。アイスを食べ終わったら、あとは楽しく風船ガムをふくらませられるという遊び心も。「楽しめておいしい」フレーバーです。

そんな味を推した方たちからは「ずっとチョコミント一筋だったのに、これが出た時だけは 浮気しちゃった」「昔バブルガム味のアイスがあった気がするんだけど…本当にガムも入ってて。また食べたいです」という意見が出ました。

また、「食べた事ないけど、風船ガムが入ったアイス食べてみた過ぎて投票してしまった」という方もいました。風船ガム入りのインパクトは絶大ですね。

100位　モンキーマッシュ　128票

100位にランキングしたのは2001年に登場した「モンキーマッシュ」でした。「木から落ちちゃうおいしさ」のその味は、バナナアイスクリームにチョコレートでくるんだピーナッツとキャラメルピーナッツリボンが楽しめるフレーバーで、モンキーまでクラクラさせちゃうアイスということ。順位は100位ではありますが、投票数は128票と3桁を達成。懐かしいフレーバーでありながら大健闘の結果を残しました。

推しコメント「一番人気なのはポッピングシャワーって分かってる！でもこれがあるときはこれしか食べてなかった元店員です」「モンキーマッシュってフレーバー好きだったなー」「これ1回だけ昔食べたことある。バナナアイスだよね。また食べたい」という声も届きました。お店の方もおすすめのフレーバーだったんですね。

今回ラインナップしたフレーバーに、０票はありませんでした。全てのフレーバーに多くの票が集まり、どれもさまざまな人の思い出に残るフレーバーであったことがわかりました。
ナンバー１は1種類ですが、すべてのフレーバーが投票した方たちのオンリーワンであるということも大切ですね。

フレーバー総選挙

・投票期間：2021年4月2日（金）～4月25日（日）
・総得票数：50万7052票
・実施概要：エントリーフレーバーは合計100種類（投票期間中発売の31種＋これまで販売してきたフレーバー69種類）

【フレーバー総選挙結果発表（https://www.31ice.co.jp/generalelection/site/%E3%80%80）】

47年の歴史から生まれたフレーバーをみんなで楽しんで

いかがでしたか。今回ご紹介したフレーバー総選挙「逆ベスト３」のフレーバーは、懐かしくも愛らしいフレーバーたちでした。今回選ばれたことで、もしかしたら復刻される日もくるかもしれませんね。

参考資料

B-Rサーティワンアイスクリーム株式会社公式サイト「フレーバー総選挙結果発表（https://www.31ice.co.jp/generalelection/site/）」「決算短信〔日本基準〕（非連結）2020年12月期（https://ssl4.eir-parts.net/doc/2268/tdnet/1927355/00.pdf）」