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子供の塾代を節約するための6つのコツとお得に入塾するための2つのポイント

LIMO / 2021年5月30日 18時55分

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子供の塾代を節約するための6つのコツとお得に入塾するための2つのポイント

子供が成長するにつれて教育費も年々増えていませんか。この記事では塾の選び方や入塾方法、塾に通わずに勉強する裏技など、学力の向上は目指しながら、できるだけ塾代を節約するために知っておきたいことや工夫を紹介します。

できるだけ安く塾に通うための6つのコツ

塾代を安く抑えながら塾で勉強をしたいなら、塾の選びかたや受講の方法などを工夫しましょう。

(その1)経営規模、指導内容で塾を選ぶ

塾は経営規模によって次の3つに分類できます。

1. 大規模塾

テレビコマーシャルや新聞広告をよく見かけるような、全国や近隣の都道府県にまたがって校舎を展開している塾。

2. 地域密着塾

都道府県内や近隣の市町村に校舎を複数展開している塾。

3. 個人塾

塾長が授業も経営もおこなっているような塾。

塾代は大規模塾>地域密着塾>個人塾と、上から順に高額になる傾向があります。入塾を検討している塾の費用を高く感じたら、経営規模の違う塾を比べてみることをお勧めします。

また、塾は指導内容によって、進学塾と補習塾に分けられます。

進学塾は入試対策や受験指導が中心であり、補習塾は学校の授業についていくことや遅れを取り戻すことを目的としています。

一般的に、進学塾は補習塾よりも費用が多くかかります。進学塾の中でも、志望校のレベルが高くて授業の難易度が上がるほど授業料が高くなることが多いです。

受験が迫っていなければ、進学塾でなく補習塾を選ぶと塾代を抑えることができるでしょう。

(その2)季節講習は選んで受ける

長期休みにおこなわれる夏期・冬期・春期講習などの季節講習は、新しいことを習って先に進むのではなくて、休み前の授業の復習をおこなうことがよくあります。

季節講習の授業内容が復習なら、家庭学習で復習をおこなって季節講習を受講しなければ、授業料を安く抑えることができます。さらに、家庭学習で自分の苦手な部分を重点的に復習できれば、出費が少なくなるだけでなく、一斉授業の講習よりも時間を効率的につかえるメリットもあります。

受講しなくても季節講習のテキストがあれば、家庭学習も進めやすくなるでしょう。受講していないテキストを塾で購入できることもあります。もし塾で購入できなくても、インターネット書店で買える場合もあるので、探してみましょう。

これとは逆に、季節講習だけ受講して、普段は塾に通わずに家庭学習をおこなうと、さらに塾代を安く抑えることができます。この場合も、塾の通常授業のテキストを購入すれば、効率的に家庭学習を進められます。

※塾によって、季節講習が復習ではなく、新しいことを教える場合もあります。

(その3)受講科目を選べる塾に通う

受講科目をセットで指定されている塾ではなく、1科目ずつ選べる塾に通えば、受講科目を絞りこんで授業料を安く抑えられます。

積み重ねが大切な英語と勉強のしかたがよく分からない国語を受講して、暗記が中心の理科と社会と得意な数学は家庭学習にするなど、ニーズに合わせて受講科目を取捨選択すれば、お金も時間も効率よくつかうことができます。

(その4)兄弟割引のある塾に通う

兄弟姉妹がいる場合には、授業料が2人目は30パーセント、3人目は50パーセント割り引くような塾を探しましょう。

(その5)特待生を目指す

塾は合格実績を上げるために、優秀な子供に入塾して欲しいと考えています。そのため、入塾テストや月例テストで上位になるような成績優秀者なら入会費や授業料が無料になったり割引になったりする、特待生制度のある塾も多いです。

(その6)入塾時期を遅らせるために、親が子供の学習をサポートする

入塾時期をできるだけ遅らせることができれば、塾への支払い総額は安く抑えることができます。

内容がまだむずかしくない低学年のうちや、受験まで時間があるときは、親がサポートして家庭学習をおこなってみませんか。その際も塾のテキストを購入すれば、効率的に家庭学習を進められるでしょう。

お得に入塾するための2つのポイント

多くの子供に入塾してもらえるように、塾はお得なキャンペーンや制度を用意しています。これらを利用して、塾代を節約しましょう。

(その1)入塾前の無料体験や、割引キャンペーン

ほとんどの塾では、入塾する前に授業を受けられる無料体験や、「●●日までに入塾すれば、入学金・初月分の授業料が無料」という割引キャンペーンなどをおこなっています。

無料体験や割引キャンペーンが特に大々的におこなわれる時期は、入学・進級前の新年度前後や、夏休みなど長期休暇前です。入塾を検討し始めたら折り込みチラシや広告をチェックして、お得な時期に入塾するのがよいでしょう。

無料体験や割引キャンペーンがおこなわれていない時期に、どうしても入塾したい場合でも、無料体験や割引キャンペーンを利用できることはあります。多くの塾は、入塾を検討している子供は逃したくないと考えるからです。無料体験や割引キャンペーンを利用できるか、恥ずかしがらずに問い合わせてみるのもよいでしょう。

(その2)紹介制度を利用する

通塾している子供の紹介で入塾すれば、入塾する子も紹介する子もお得になるような紹介制度は、多くの塾で導入されています。

入塾するときには、通塾している知り合いがいないか探しましょう。お得になるだけでなく、塾の雰囲気などを聞き出すチャンスにもなります。

塾の支払い予定総額や塾以外の支出も確認しよう

塾に支払う費用は授業料と講習代、入学金だけではありません。実力テストや月例テストなどの模試代、教材費、成績管理システム費など、塾に通うとさまざまな費用が発生します。

模試代、講習代、事務手数料など、支払予定総額をチェックしたい

実は、わが子が1科目だけ塾に通ったとき、事務手数料や月例テスト代など授業料以外の費用が加算された結果、思っていたよりも毎月の支払い額が高くなって驚いた経験があります。

塾への支払いは年単位で発生して、金額も大きくなります。遠慮せずに、塾への支払い予定総額を確認してください。入塾前や新年度前に金額を提示してくれる塾もあります。提示がなかったら、こちらから確認しましょう。

「こんなに模試を受けるのはお金も時間も無駄になるのでは」などと疑問に思うことがあれば、塾に相談することをお勧めします。出費を抑えられる場合もありますし、支払うにしても納得できる説明を得たいですね。

交通費や食費など、塾に支払う以外の経費にも注意

塾に通うと、塾への支払い以外にも出費が増えることがあります。小さな金額でも積み重ねれば高額になりかねませんので、注意しましょう。

交通費は通塾以外にも、模試受験の電車代やバス代、送迎のガソリン代なども発生します。通塾にはカバンやリュック、文房具なども必要です。通塾前に小腹を満たす間食、授業の合間に食べるお弁当、帰宅してから家族と別に食べる夕食などは、手間もお金もかかります。塾の模試やイベントに親子で出かけると、外食の機会が増えることもあります。

塾以外の学習方法も検討しよう

裏技ともいえる、塾代を節約する究極の方法は、塾に通わないことです。

学校で授業を受けて、家庭で宿題と予習復習とテスト対策と受験勉強をおこなうことができれば、出費は問題集や参考書を買う程度です。

しかし、家庭学習だけで成績をアップさせたり志望校合格を目指したりするのは、簡単ではありません。学年が進むにつれて内容がむずかしくなり、さらに子供が反抗期を迎えると親が勉強を教えることは厳しくなります。カリキュラム、ペースメーカーや問題演習を家庭で用意するも、困難です。

塾代よりも安く抑えることができる、塾に通わない勉強方法を紹介します。

通信教育

インターネットの発達にともない、通信教育の種類は増えています。タブレット学習や授業動画の配信がおこなわれたり、添削課題は郵送だけでなくインターネットで送信できたりなど、通信教育の仕組みはさまざまあります。料金制度も会社によって大きく異なりますが、支払いは塾代より安いことがほとんどです。

授業動画

インターネットで見ることができる授業動画も年々増えています。無料のものも多く、有料のでも塾代よりずっと安い価格です。授業動画は、見ただけで理解できたつもりになりがちです。その結果、問題演習が不足して、試験で点数がとれないことが多くあります。授業動画を見っぱなしにならず、問題演習をしっかりおこなえるように、家庭でサポートしましょう。

シルバー人材センターの学習教室

シルバー人材センターが開催して高齢者が講師を務める学習教室は、授業料が安く設定されています。補習塾的な位置づけの場合が多いのも特徴です。

家庭教師を自力で探す

家庭教師を依頼すると、一般には塾代よりも高額になります。しかし、紹介センターを介さずに自力で家庭教師を探して、必要な科目だけ教えてもらえば、支払いが塾代より安くなる場合もあります。

自力で家庭教師を探すには、知り合いからの家庭教師志望者を紹介、大学の掲示板などで募集や、マッチングアプリなどインターネットで探すなど方法があります。どの場合でも、家庭教師の能力とわが子との相性を見極めることや、料金の交渉が必要です。

工夫と知識で塾代を節約しながら、子供の勉強をサポートしよう

出費は惜しまずに教育のプロである塾にお任せするのが良策であるのと同じく、ママ・パパが工夫して塾代を浮かせるのも賢いお金の使い方だと考えます。少しの工夫や知識があれば、塾代を節約しながら子供の学力向上を目指すことができます。納得できる出費の範囲内で、受験や将来に備えて子供の勉強をサポートしましょう。

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