畑がなくても大丈夫!プランターで簡単に始められる家庭菜園
LIMO / 2021年5月30日 11時15分
畑がなくても大丈夫!プランターで簡単に始められる家庭菜園
ホームセンターに、さまざまな夏野菜の苗が並び始め、野菜を作ってみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
外出自粛でおうち時間が増えたことや、食の安全、食費の節約術などから家庭菜園に関心を持つ人が増えました。
しかし、「庭も畑もないし野菜を育てるのは大変そう」と考えてしまう人もいらっしゃるかもしれませんね。
今回は、畑がなくても園芸初心者でも、プランターで簡単に始められる家庭菜園について紹介します。
プランターで簡単に、家庭菜園はどこでもできる!
野菜は畑でなくても、プランターさえあれば簡単に栽培できます。
草花用のプランターではなく、深さが30㎝以上ある野菜用のプランターを選びましょう。
土は市販の花と培養土を選べば問題ありません。
1つのプランターで同じ作物や、いわゆる相性のよい野菜同士である「コンパニオンプランツ」などを栽培するようにすれば、管理も簡単で楽です。
移動ができるので、大雨や台風など気候の変化に対応しやすいのもプランター家庭菜園のメリットです。
最近は脚付きタイプのプランターもあり、腰に負担をかけず立って作業ができることで人気を集めています。
ベランダ等でプランター家庭菜園をする場合、室外機の近くにプランターを設置しないよう注意しましょう。
室外機の熱風は過度の乾燥を招くので、植物には禁物です。
簡単!家庭菜園初心者におすすめのプランターで栽培できる野菜
次に、初心者でも栽培しやすい野菜を紹介します。簡単に育てられて、日々の食卓に使いやすい野菜を家庭菜園で育ててみましょう。
大葉
常備してあると何かと便利な大葉。育て方は至って簡単で、水やりさえ忘れなければどんどん育ってくれます。
同じプランターに複数植え付ける場合は15~30cmほど間隔を開けましょう。
基本的に日当たりの良い場所が好きですが、真夏の直射日光だけは要注意。
極度に乾燥すると、虫害を招く恐れがあります。
葉水を適度にあげたり、直射日光の当たらない半日陰に移動するなど、真夏は日射対策をしましょう。
唐辛子
一見ハードルが高そうに見える唐辛子も、プランターで簡単に栽培できる作物のひとつです。
赤くなる前に収穫すれば青とうがらしが楽しめるのも、唐辛子を自分で育てる大きなメリットです。
唐辛子は病害虫には強い性質ですが、茎は折れやすいので支柱をしてあげましょう。
一株からたくさん実が収穫できるのも唐辛子の大きな魅力です。
一度に使うのが難しくても、天日干しで乾燥すれば大量保存もできます。
料理やトッピングに唐辛子をよく使う人や、辛党の人にはぜひ育ててほしい作物です。
市販の唐辛子を買うよりもかなりお得で、コスパの面でも優秀です。
唐辛子の活用方法は様々です。唐辛子の実は虫よけにも有効で、米びつに入れておくことで防虫効果も期待できます。
赤い実の美しさから、昨今では唐辛子を枝ごと乾燥させたドライフラワーも人気です。
オクラ
家庭菜園でオクラを栽培するメリットは、簡単に栽培できるだけではありません。
オクラは鮮度が命なので、家庭菜園で育てた採れたてのオクラは最高の贅沢。
プランターで簡単に栽培できるのなら、やらない理由はありません。
苗を植え付ける際は、根鉢を崩さないように注意しましょう。植え付けたら、苗が折れないよう支柱を立て麻紐等でゆるく結び茎を固定させます。
オクラは花が咲いてから1週間から10日程で収穫できます。オクラが柔らかい状態の時に、早めに収穫しましょう。
収穫のタイミングが遅くなると、硬くなり味が落ちてしまうので注意。
収穫した実の下葉が混み入っている場合は、風通しを良くするために取り除きましょう。
ミニトマト
小学校の自由研究などで育てた経験のある人もいるのではないでしょうか。
ミニトマトも、比較的簡単にプランターで育てることができます。
風や実の重みで茎が折れてしまわないよう、成長に合わせて茎を支柱で支えながら育てます。
雨が当たると実が割れてしまったり、病気になりやすくなるので梅雨時などは雨の当たらない場所に移動しましょう。
ミニトマトの実がピンポン玉くらいの大きさになったら、2週間ごとを目安に肥料を与え始めます。
水やりは土が乾燥してから、鉢底から水が出るまでたっぷりあげましょう。
まとめにかえて
種や苗から手をかけて育てた野菜は、採れたての新鮮さと収穫の喜びでおいしさは格別です。
畑や庭がなくても、プランター1つから自分にできる範囲で家庭菜園を楽しむことは可能です。
育てる楽しさと新鮮なおいしい野菜は、おうち時間をより充実させてくれるでしょう。
簡単に育てられる作物をきっかけに、様々な作物にもチャレンジしてみてください。
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