【最新調査】生活費の平均は約30万円!スグできる節約のコツ3つも

春先から梅雨時期に届くのが「納税通知書」。住民税に固定資産税、自動車税など、人によってはため息をつきたくなるような「税金のお知らせ」が次々に届きます。

納税は国民の義務。もちろん納めるべきお金ではありますが、コロナ禍で先の見えない時代において、みんなが少しでも無駄遣いを減らし節約している最中、「納税」という大きな出費は家計への影響も必至です。

そこで今回は、二人以上世帯の1ヶ月の平均生活費がいくらかをチェック、総務省のデータを元に紹介します。今すぐできる節約方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

二人以上世帯の平均生活費、1ヶ月あたり「30万9800円」

総務省の「家計調査報告 家計収支編 2021年3月分」によると、二人以上世帯の1ヶ月の消費支出は30万9800円であることがわかりました。消費支出の内訳（除く住居等）もみていきましょう。

　食料：7万9329円

　住居：2万1666円

　水道光熱費：万7041円

　家具・家事用品：1万1821円

　被服及び履物：1万473円

　保健医療：1万5088円

　交通・通信：4万5750円

　教育：1万3727円

　教養娯楽：2万8160円

　その他支出：5万6386円

いちばん大きな支出は食費の7万9329円、消費支出のうち約25％を占めています。

2番目に大きな支出は交通・通信で4万5750円、約15％を占めているという結果になりました。

注目すべきは教養娯楽費で、前月分より大きく伸びていることがわかりました。

総務省によると、インターネット接続料が大きく寄与しているとのことです。4月からリモートワークがはじまる新入社員が自宅のインターネット環境の充実のために投資したのかもしれません。

ご自身の家計と照らし合わせていかがでしたでしょうか。ぜひ参考にしてみてください。

【スグできる】食費を節約する方法3つ

ここからは支出の4分の1を占める「食費」を節約する方法を3つ紹介していきます。

家計簿をつける

まず初めに家計簿をつけることです。家計簿をつけることで、何にどのくらいの費用がかかっているかを把握できます。

家計簿に食費を継続して記入してみると、思ったよりも多いなと感じることもあるでしょう。できれば「月◯万円まで」など食費の予算をたてて、その金額の中で食費を収められるかをチェックしていきましょう。

ちなみに外食費ですが、食費とは別に予算管理をしたほうがよいでしょう。

自炊する

外食は自炊と比較すると、かかる費用は高くなりがちです。なるべく家でつくったものを、家族で食べるようにすれば、節約できます。昨今はコロナ禍で飲食店が開いていないことも多いので、これをきっかけに料理にこだわってみるのもいいですね。

外食をゼロにする必要はありません。今は外食を思う存分楽しむことができない状況が続いていますが、コロナ禍が収束すれば、自分へのご褒美や家族団らんのために、予算のゆるす限りで外食を楽しむ日をつくってもいいでしょう。

お買い得品を買う

買い物をするときは、なるべくお買い得品や見切り品を買えば節約につながります。旬の野菜などはそもそも安く手に入ることが多いので、安くて味もおいしいとなれば一石二鳥です。

スーパーによっては、セールや◯曜日はお肉の日など、何が安いかについてカレンダーでお知らせしてくれるところもあります。日頃からスーパーで安く変えるタイミングをチェックしておくといいですね。

賢く節約して支出を減らそう

おさらいすると、総務省の「家計調査報告 家計収支編 2021年3月分」より、二人以上世帯の1ヶ月の消費支出は30万9800円、そのうち25％を占めるのは食料費7万9329円であることがわかりました。

家計簿をつけること、外食を控えること、お買い得品などを買うことで食費の節約は可能です。賢くお買い物をして、支出を減らすようにしていきましょう。

参考資料

総務省「家計調査報告ー2021年（令和3年）3月分及び1～3月期平均ー」（https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/pdf/fies_mr-q.pdf）