給料激減を乗り切れるか。生活コストを下げるための4つのヒント
LIMO / 2021年6月5日 18時55分
給料激減を乗り切れるか。生活コストを下げるための4つのヒント
働き方改革で残業代がなくなり、生活が苦しくなったという話を耳にしたことがあるのではないでしょうか。それとほぼ同時期に新型コロナウイルスの影響で離職したり、減給やボーナスカットになってしまったという人もいでしょう。
しかし、コロナ禍の収束がまだ見えない中で収入を上げるのは至難の技。そんな今は、なんとか生活コストを下げてしのぎたいところです。そこで今回は、生活コストを下げることができた方法について4人の会社員に聞いてみました。
会社の福利厚生やクーポンをフル活用
「安く済ませられるものは安く済ます。今まではあまりクーポンを使ったり、会社の社割を使ったりしてこなかったけれど、今はすごく活用している」と話すのは、20代のAさん。クーポンの活用でかなり生活コストが削減できていると言います。
「会社の福利厚生の一つとして、いろんな提携先のサービスを割引価格で使えるものがある。ショッピングのほか、映画やレストラン、旅行でも使える。今では割引になっているか確認してから出かける」とのこと。
クーポン活用は「ちりも積もれば山となる」という言葉通り、一つ一つは小さな節約でも、集まるとそれなりのコスト削減になるものです。
ポイ活やキャンペーン参加で割引をゲット
「最近、ポイ活にハマっている。ポイントがざくざくたまるから使うお金がだいぶ減った」と話すのは、30代のBさんです。
「クレジットカードや銀行、証券口座などの金融機関ではたくさんキャンペーンが実施されている。そういうのをうまく活用して、とりあえずエントリーしておくと抽選に当たったり、ポイント還元率がアップしたりしていることもある」のだそう。
「最近ではコンビニのアプリで商品が無料で当たったり、20%引きで買えたりということも…。そういうキャンペーンやアプリの利用特典をフル活用しているから、外で買い物するときにもあまりお金を使わない」と言います。
たしかに、アプリの利用特典などをこまめに使えば買い物での支出を節約することができますよね。よく行くコンビニやスーパーがあったら、その系列で使えるポイントを集中的にためるのもいいでしょう。
お金を使ってしまうアプリの断捨離
20代のCさんが生活コストを下げるために取り組んだのは出費の見直し。その結果、実行したのはアプリの断捨離だったと言います。
「私の場合はカード明細と銀行口座の入出金履歴を見ながら、無駄遣いを一つずつ削っていった。明細をチェックしてみると、予想以上に出前を頼んでいたことに気付いた。出前って1回が意外と高くて、1食あたり1500円以上かかっていることもある。それがわかって出前アプリを消した」とのこと。
「それにネットショッピングが好きで、スマホにアプリが入っているとつい時間があるときにアプリで買い物してしまう。スマホでマンガを読むのも好きだから、スマホがあると出費が増えてしまうことに気付いた」と続けるCさん。
「ショッピングアプリはすべて消したけれど、マンガは趣味だから我慢するとかえってストレスになりそうなので、上限額を月3000円までに決めた。それだけで結構使うお金が減った」と教えてくれました。
Cさんのように自分のカードの利用明細を見ながら無駄遣いチェックをしてみると、何をすれば生活コストを下げられるかがわかるというわけですね。
思い切って引っ越しをして感じた効果
固定費が高いと、どうしても生活コストが下がりづらい状況になってしまいます。その中でも高い固定費は家賃。ここを削れるかどうかで、かなり違いが出るでしょう。
20代のDさんは引っ越しをして固定費を下げることで、生活に余裕ができたと言います。「初期費用は払う必要があるけれど、やっぱり毎月持っていかれる固定費が減ると生活がだいぶラクになる。ボーナスで初期費用は支払ってしまったから、今は引っ越しした効果を毎月感じられている」と話します。
「今までは駅近物件に住んでいたけれど、駅から15~20分くらい歩くところに引っ越しを決意。在宅勤務が増えて毎日通勤する必要がなくなったし、前の家はプロパンガスだったからガス代がすごく高くついていた」と言うDさん。
「同じような間取りだけれど家賃が2万円近く下がったし、築年数15年の物件から築3年の物件に引っ越したから全体的に部屋もキレイ。それと、敷金礼金のないところを選んだので1年足らずで初期費用を取り返せる計算」とのことでした。
おわりに
今回は生活コストを下げるためのヒントについて聞いてみましたが、実行するのはそう簡単なことではありません。シビアにやりすぎるとストレスが溜まってしまいますので、適度にガス抜きしつつ取り組むといいでしょう。
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