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【総務省最新データで知る】一人暮らしの生活費の平均はいくらか

LIMO / 2021年6月6日 20時5分

【総務省最新データで知る】一人暮らしの生活費の平均はいくらか

【総務省最新データで知る】一人暮らしの生活費の平均はいくらか

この春から一人暮らしを始めた人も多いのではないでしょうか。一人暮らしを初めて1ヶ月から2ヶ月経過してみて苦労したことや、自分の支出がどのくらいあるか把握できている頃でしょう。自分の支出は多いのか少ないのか考えたことはないでしょうか。

家計調査とは何か

家計調査とは、一定の統計上の抽出方法に基づき選定された全国約9千世帯の方々を対象として、家計の収入・支出,貯蓄・負債などを毎月調査しているものです。

今回は2021年5月11日に公開された「家計調査 家系収支編 2021年1月〜3月」の最新データを元に単身世帯、つまり、一人暮らしの方の生活費の1ヶ月の平均をみていきます。今現在一人暮らしをしている人や、これから一人暮らしをする人は参考にしてみてください。

一人暮らしの生活費の平均は「14万8542円」

総務省が2021年5月11日に公開した「家計調査 家系収支編 2021年1月〜3月」のデータによると一人暮らしの生活費、つまり消費支出の合計は14万8542円であることがわかりました。

また、男女別や年齢階級で金額が異なるのでみていきましょう。

男女、年齢階級別でみる1ヶ月の生活費

全体

平均:14万8542円

〜34歳:13万3208円

35〜59歳:16万9775円

60歳〜:14万3284円(うち65歳〜:13万8422円)

平均:15万2490円

〜34歳:13万3644円

35〜59歳:17万2708円

60歳〜:14万5689円(うち65歳〜:14万6371円)

平均:14万5111円

〜34歳:13万2620円

35〜59歳:16万5147円

60歳〜:14万2007円(うち65歳〜:13万4565円)

男性の方が生活費用は高い

男性と女性の平均を比較すると男性の方が生活費、つまり消費支出が高いことがわかります。男性の平均が15万2490円、女性の平均が14万5111円なので、約7000円の差があることになります。男性よりも女性の方が生活費用は低いのは、男性の方は収入が高くなっていることが要因の一つとして考えられます。

男女共に「35〜59歳」の生活費が高くなっている

男女共に共通するのが、「35〜59歳」の消費支出が高くなっています。男性は17万2708円と、男性の平均の約2万円高く、女性は16万5147円と女性の平均の約2万円高くなっています。これは年齢が高くなっていくごとに収入が増え、その分消費支出が増えていることが考えられます。

まとめにかえて

いかがでしたでしょうか。今回は一人暮らしの生活費について紹介しました。

総務省が2021年5月11日に公開した「家計調査 家系収支編 2021年1月〜3月」のデータによると一人暮らしの生活費は「14万8542円」であることがわかりました。男性と女性を比較すると、男性の方は平均が高く、女性の平均と約7000円の差があります。

また、男女共に、「35〜59歳」の消費支出が高くなっており、それぞれの性別の平均より、生活費用が2万円高くなっているという結果がわかりました。自分の生活費がどのくらいかかっているか、照らし合わせて参考にしてみてください。少しでも一人暮らしの方の参考になれば幸いです。

参考資料

総務省「家計調査報告」(https://www.stat.go.jp/data/kakei/sokuhou/tsuki/index.html#shihanki)

統計でみる日本「統計データ」(https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&layout=datalist&toukei=00200561&tstat=000000330001&cycle=2&tclass1=000000330001&tclass2=000000330022&tclass3=000000330023)

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