高年式の車を買ったら活用したい自動車保険の節約術とお得な付加価値
LIMO / 2021年6月27日 19時35分
高年式の車を買ったら活用したい自動車保険の節約術とお得な付加価値
車を購入したらまずすることは、人によってさまざまでしょう。納車前の行動について例を挙げるのであれば、「カー用品店で洗車グッズなどを買い揃える」とか「ネット記事や動画を観て実際に乗っているイメージをする」などがあると思います。
それ以外に大切なことを挙げるとすれば「自動車保険の検討」ではないでしょうか。初めての車であれば「どこの保険会社でどういった内容で入ろうか」ということを考えるかと思いますが、車の乗り換えの場合はあまり気にしないかもしれません。
そこで今回は高年式車(新車~3年以内の中古車)を購入した際にちょっと役に立つ自動車保険(任意保険)の節約術を紹介します。
「新車割引」をフルに利用する
自動車保険には等級制度があって、無事故期間が長ければ長いほど保険料が安くなったり、免許証の色がゴールドだったら割引されるということは良く聞くかと思います。
実は、それ以外にも保険料を安くできる方法があります。それは「新車割引」。これは高年式車を対象とした保険を契約すると、一定期間保険料が割り引かれるというものです。
この新車割引は保険会社によって割引できる期間が異なる場合がありますが、おおむね初度登録年月(軽自動車の場合は初度検査年月)の翌月から起算して49カ月以内の車に対して適用されることが多くなっています。
この割引にはカラクリがあり、「ご契約期間の初日の属する月までの期間」が含まれていることが条件となっています。
たとえば、自動車保険を新規で契約する場合であればトータルで5年間は新車割引が適用されますが、今の車から乗り換える手続きである「車両入替」をした場合はこの割引が最大限使えない可能性があります。
そういった場合には、今の契約を一旦解約し、納車日に合わせて新規契約をする「中途更改」の手続きを取るといいでしょう。
「ディーラーで保険加入」の付加価値とは
自動車保険の保険料は、同じ会社であればどこ経由で加入しても保険料は変わりません。ですが、加入する場所によっては保険にプラスアルファの付加価値が付与されている場合があります。それは「ディーラーで保険加入」するケースです。
これは自動車メーカー独自の施策となっている保険サービスで、新車から1年間あるいは3年間など利用期間に制限が設けられているケースがありますが、ちょっとした修理(バンパーの擦り傷やガラスの飛び石傷)について保険を使わずに格安で補修できるというサービスです。
国内メーカーであれば日産やホンダがこの手のサービスを行っています。代理店型の自動車保険に加入しているという方で、新車や高年式車をディーラー購入する場合は問い合わせしてみてもいいでしょう。
ちなみに付き合いがないディーラーであっても保険の加入をすることができますので、ご安心ください。
節約だけじゃない「新車ならではの特約」を検討しよう
これは節約術ではありませんが、車両保険に「新価特約」を付加させることで万一の時の補償を充実させることができます。
新価特約とは、事故などで車が全損になった場合、または修理費が新車価格相当額の半額以上となった場合、実際にかかる自動車の再取得費用(車両本体価格+付属品+消費税)または修理費を新車価格相当額を限度に保険金が支払われる特約のことを言います。
たとえば、オプション込みで300万円の車を購入したとして、その車が全損もしくは修理費150万円以上となってしまった場合に300万円の保険金がおりるということです。
この特約は事故以外にも冠水などでも使うことができるため、昨今の天候不順などを考慮しても付加しておくことはより安心感を高められることでしょう。
ちなみにこの特約は初度登録年月(または初度検査年月)の翌月から起算して73カ月以内であることが条件となっています。新車割引よりも範囲が広くなっているのも特徴的です。
おわりに
自動車保険は少しでも安くして、少しでも保障を手厚くすることが鉄則。車を買い替えるタイミングがもっとも保険を見直すタイミングとして最適ですので、買い替えの際はご一考ください。
参考資料
新車割引(https://www.sompo-japan.co.jp/hinsurance/risk/compcar/sgp/cost/dis/)、車両新価特約(https://www.sompo-japan.co.jp/hinsurance/risk/compcar/sgp/sche/sp/con3/)(損保ジャパン)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
免許取得で車を購入、車両保険はいる?いらない?
MONEYPLUS / 2024年5月2日 18時0分
-
世の中、ダメもとでお願いしてみることも経済学的には大切だという話
Sirabee / 2024年5月1日 16時0分
-
保険料も高額…入るべきか悩む「車両保険」 無理に付ける必要のないケースは
まいどなニュース / 2024年4月29日 19時0分
-
【日本初】新車購入者と販売店の相互扶助による新保険制度「愛車PROTECT トヨタのミニ車両保険」の全国展開
PR TIMES / 2024年4月23日 13時45分
-
等級を譲ると安くなる? 自動車保険を安く抑えるポイント
MONEYPLUS / 2024年4月7日 11時30分
ランキング
-
1元ラブホ従業員が語る裏話。モーニングの目玉焼きを「焼かずに提供する」理由は…
日刊SPA! / 2024年5月5日 8時54分
-
2コンビニは「前向き駐車」すべき? なぜ「バック駐車」は推奨されない? “納得の理由”と守らなかった際の「悪影響」とは
くるまのニュース / 2024年5月2日 17時10分
-
3しゃぶしゃぶ食べ放題「しゃぶ葉」が好調。競合店から“圧倒的な大差”をつけるポイントとは
女子SPA! / 2024年5月3日 8時46分
-
4国民ブチギレ!? なぜ「13年」で”自動車税”高くなるのか 軽自動車は20%加算も!? 「やってらんない税」「税金安くしろよ」の声上がる 理不尽な重課措置の仕組みとは
くるまのニュース / 2024年5月3日 12時0分
-
5TwitterからXへのアップデートを拒み続けている人に届いたまさかのメッセージ「鳥さんは…」
まいどなニュース / 2024年5月4日 11時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください