「ほったらかしポイ活」でコマメに稼がなくてもポイントが貯まるように

ニュース記事やSNSで話題の「ポイ活」。貯まったポイントを支払いや買い物に利用できて節約になると聞き、前々からやりたいと考えていました。3人の子育てにお金がかかる中、すでに光熱費など固定費の節約は始めていましたが、次の一手としてポイ活が有効に思えたのです。

SNSでは、日々ポイントサイトを利用してどれだけポイントが貯まったかという投稿を見かけます。ポイントサイトとは、登録してポイントサイト経由で買い物をしたり、アンケートに答えたりすることでポイントが貯まる仕組み。

SNSの投稿を見ると気にはなるものの、いざとなると種類や手間が多く感じ、なかなか手がつかないでいました。また、ポイントを貯める仕組みについても、調べれば調べるほど面倒な印象がつのります。

こまめにアクセスしたりアンケートに答えたりできればいいのですが、仕事や育児で忙しい30代の筆者は、日々の生活に精一杯で難しいというのが正直なところ。そこで自分のライフスタイルに合ったポイ活として選んだのが、一度登録すればできる”ほったらかしポイ活”でした。

普段「よく使う」ものに的を絞ることに

面倒に思いながらもポイ活をしたいという思いが消えないのは、楽天カードでポイントの威力を実感していたからです。

楽天カードは「100円につき1ポイント」と、クレジットカードの中でも高還元で有名。日々の生活で楽天カードを利用すると目に見えてポイントが貯まり、1年も経てばある程度まとまった金額になります。

貯まったポイントは月々の支払いにあてたり、楽天市場で買い物をしたり、ポイント投資を行うことなどが可能。筆者もポイントを貯めて買い物をした経験があり、ポイントのオトク感を実感していました。

そこで、ポイ活をするなら普段利用している楽天で、今以上にポイントを貯める工夫をすればよいのではと思うように。ポイントを貯めるためには何よりも「使う」ことが大切なので、日常生活で一番利用するものに的を絞ることにしたのです。

一度の登録で買い物のポイントをアップ

まずやってみたのが、楽天市場で買い物をする際のポイントを上げること。楽天市場では日用品から雑貨、洋服や家電などほとんど何でも販売されているので、うまく利用すればポイントの恩恵を受けられる機会は多いと言えます。

まず、楽天市場で買い物をするのに楽天カードを使えば、ポイント還元が3％に。さらに楽天市場アプリを利用すれば3.5％の還元率で買い物ができます。楽天ブックスでの買い物もポイント3倍になるので、利用するようになりました。これで1,000円の本でも30ポイントが付きます。

他にも楽天には「SPU（スーパーポイントアッププログラム）」というサービスがあり、一度登録をしたり、サービスを利用することで楽天市場のポイントが最大15倍になります（利用当月のみポイントアップのサービスなどもある）。

また、たとえば楽天カードの引き落とし先を楽天銀行に設定すれば、ポイント+1倍に。他にも、楽天モバイルの契約中はポイント+1倍、楽天ひかりを契約すればポイント+1倍。

これの何が良いかというと、「登録さえすれば契約中は何をしなくてもずっとポイントアップ」という点。こまめなポイ活ができない筆者にはもってこいでした。

街中での支払いでもポイント獲得

楽天カードはオトクですが、「できればクレジットでの後払いは避けたい」と思う場合もあります。そういった街中での日々の買い物は、100円につき1ポイントが付与される楽天銀行のデビットカードを利用しています。

デビットカードなら支払い時に銀行口座から即座に引き落とされるので、後払いのために使いすぎる心配もありません。たとえば楽天銀行でVISA付きのデビットカードを発行すれば、VISAの加盟店で利用できるので、スーパーやコンビニなど日常生活のあらゆる場面で使えます。

それまでは現金払いでしたから、当然ポイントは付きません。それを何とも感じていませんでした。それがデビットカードを利用するようになってから、「支払い時にポイントが付かないなんてもったいない。できるだけポイントをゲットしよう」と思うように。

他には楽天ペイも利用。楽天ペイは、アプリ内で「楽天キャッシュ」というオンライン電子マネーを利用して楽天カードからチャージすると楽天カードから0.5%還元されます。さらに楽天キャッシュのチャージ残高（楽天キャッシュ）で支払えば、楽天ペイから1％還元されるので、合計1.5％の還元になります。

楽天ペイが利用できるお店もコンビニやスーパー、ドラッグストアと数多くあるので、使えるときには還元率の高いこちらを使います。これらの方法も、一度デビットカードを発行したり、楽天ペイの使い方を覚えてしまえば、あとは簡単に活用できて楽チンです。

もちろん他にも賢いポイ活の方法は多々ありますが、こまめなポイ活ができない筆者にとっては、上記の方法が日々の生活でも納得できるポイ活だと感じています。

参考資料

楽天カード公式サイト（https://www.rakuten-card.co.jp/）

楽天ポイントカード公式サイト（https://pointcard.rakuten.co.jp/）

楽天ペイ公式サイト（https://pay.rakuten.co.jp/campaign/2020/pointprogram/?scid=wi_grp_cash_top_pay15）