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SNSで話題の「ブロッコリーの洗い方」スーパーの店員さんがシェアした方法にツイッターで注目集まる 虫や汚れはどのくらい取れる?筆者も試してみた

LIMO / 2021年7月10日 18時35分

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SNSで話題の「ブロッコリーの洗い方」スーパーの店員さんがシェアした方法にツイッターで注目集まる 虫や汚れはどのくらい取れる?筆者も試してみた

炒めても、茹でても、揚げても…とっても美味しいブロッコリー。でも“カサ”の部分を洗うの、かなり面倒じゃありませんか?美味しそうなブロッコリーほど蕾(つぼみ)がしっかりと詰まって隙間に指一本たりとも入りませんし。深く考えずにササッと表面を水洗いするだけ…なんて人も多いかもしれませんね。

今回、「カサには虫や汚れが潜んでいます」という心に刺さる言葉と共にブロッコリーの洗い方をツイートしたのは、スーパー店員歴11年、現在は青果部のマネージャーを務めるという青髪のテツさん(@tetsublogorg(https://twitter.com/tetsublogorg/status/1411951989353705473))です。

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拡大する(/mwimgs/9/9/-/img_993cfbf49a251bfbd6bef64ccfdb5c65815746.jpg)

ブロッコリー

 

ブロッコリーのカサには虫や汚れが潜んでいます。洗い方を工夫し、汚れをしっかり落として頂きましょう。

①余分な茎や葉を取り除く
②蕾を下にしてビニール袋にポイッ
③蕾が浸かるまで水を入れる
④15分間放置
⑤最後にシャカシャカ振る

小さい虫や汚れが浮いてきます。試してみて!(@tetsublogorg(https://twitter.com/tetsublogorg/status/1411951989353705473)より引用)


蕾を下に、ビニール袋で15分間水に浸して、最後にシャカシャカ振るだけ。たしかにすみずみまで洗えそうですし、思ったよりも簡単そうです。

この投稿に、読者の皆さんからは「良い方法を教えていただき嬉しいです」「これ、楽だし簡単!」など感心した旨のコメントが。投稿から3日ほどで、おおよそ1万5000件のリツイート、5万3000件のいいねが寄せられていました。

ブロッコリーにトラウマを持つ人も多いよう。「普通に茹でたら丸々太った芋虫さんもたくさん茹で上がってしまって、トラウマでブロッコリー買ってませんでした」という声や、中には「ブロッコリーを一口かじった時に青虫がいてそれからトラウマだったのですが、これで解消できそうです」と“再チャレンジ”を誓う人もいました。

それにしても、お手軽で安心にブロッコリーが食べられるのであれば、これ以上の幸福はありませんね。ということで、筆者も試してみました。

虫などいないと信じていたけど

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拡大する(/mwimgs/4/7/-/img_47698d9b31121f4ec7db1f34f09a2f6f1342406.jpg)

みずみずしくて新鮮なブロッコリーです

近所のスーパーで筆者が買ってきたブロッコリー。清潔な店舗で袋に入っていたので、普段だったらちょっと洗ってそのまま調理していると思います。

(/mwimgs/7/c/-/img_7c98b9b6d76f8ff15ef75cad743771872137945.jpg)

拡大する(/mwimgs/7/c/-/img_7c98b9b6d76f8ff15ef75cad743771872137945.jpg)

カサの部分が浸るくらい水を入れます

 

細かな茎や葉を取り除いてから、逆さまにしてビニール袋へ。カサが浸るくらいの水量がポイントだそう。

15分後…。

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拡大する(/mwimgs/2/3/-/img_23350dc8e51f568ee90fa2cca8dceed32012893.jpg)

うっすらと濁りが…

 

水を見ると、茎から離れた小さな蕾がフワフワと浮いているのが見えます。土が残っていたのか、少しだけ濁ってますね…。手順に沿って、袋をシャカシャカ。キッチンペーパーに水を出してみました。

あー、いますね。小さな虫が3匹ほど。

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拡大する(/mwimgs/4/8/-/img_4860f592ca9369ee9e386b584647fc6d4081917.jpg)

閲覧注意

 

実際に試してみて感じたのは、「水を入れて15分放置」がミソ。すぐにシャカシャカしても効果があると思うのですが、もし蕾の中の虫が生きていて、踏ん張られた場合を考えると…。15分放置することで殺虫する効果も期待できそうです。

青髪のテツさんにお話を聞いてみました

虫が付いたまま売ってることもあるんだろうなと…

――実際に試してみて、とても有益な方法だと思いました。こちらのブロッコリーの洗い方の方法をシェアしようと思ったきっかけは?

「仕事中ブロッコリーの入っている発泡スチロールに芋虫が数匹浮いてたんですね。これブロッコリーに引っ付いたまま売ってることもあるんだろうなと、いい方法がないかと探してたらこの方法を知ったのでシェアしました」

――たくさんの反響が寄せられています。

「ブロッコリーのツイートに関わらず、野菜の裏技や野菜の相場についてツイートしてる中で、役に立ったとか買物の参考になったといわれると嬉しいですね。見てくれてる方のために、また次のネタ考えなきゃなって思います」

国内需要が高まるブロッコリー

最後に、ブロッコリーのちょっとしたトリビアを。農林水産省のウェブサイトによれば、地中海周辺地域で生まれたブロッコリーは、アブラナ科アブラナ属の野菜。もともとはケールという野菜が進化を遂げたことで生まれました。色違いで見た目がそっくりなカリフラワーとの関係が気になりますが、こちら実はブロッコリーが突然変異で白く進化したものなんだそう。

独立行政法人・農畜産業振興機構によると、ブロッコリーの国内での作付面積は増加傾向。平成23年の時点で1万3000ヘクタールほどだった作付面積は、平成30年の時点で1万5400ヘクタールまで増加。出荷量についても平成30年の時点で13万8900トン、これは平成23年の11万トンと比べかなりの程度で増えています。

野菜全体の消費量が減少する中で、国内での1人あたりの年間購入量も増加中。平成24年時点で1243グラムだった購入量は、令和元年には1590グラムに。ブロッコリーは1本あたりおおよそ200グラムですから、年間に1本程度、購入量が増えていることになります。

他の野菜と比べてたんぱく質が多いブロッコリーは、アスリートからも好まれる食材。ご自宅でも買う機会が増えているのでは?少しでも美味しく食べるためにも、今回の洗い方を参考にしてみてはいかがでしょう。

参考資料

農林水産省 ブロッコリーについて(https://www.maff.go.jp/j/kids/crops/broccoli/column01.html)

ブロッコリーの需給動向(独立行政法人・農畜産業振興機構)(https://www.alic.go.jp/content/001181329.pdf)

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