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【アップル】「高温注意」と表示されiPhoneやiPadがフリーズする人が続出 原因は?対処法は?ツイッターで注目

LIMO / 2021年7月28日 12時10分

【アップル】「高温注意」と表示されiPhoneやiPadがフリーズする人が続出 原因は?対処法は?ツイッターで注目

【アップル】「高温注意」と表示されiPhoneやiPadがフリーズする人が続出 原因は?対処法は?ツイッターで注目

皆さんがお使いのアップルデバイスで、「高温注意」という温度警告の画面が表示されたことはありせんか?

これ、デバイス内部の温度が上限を超えた際に起きる現象だそうで、アップルの公式サイトによれば警告画面中は緊急電話と電源オフ以外の操作は無効となり、温度が下がるまではいわゆる“フリーズ”の状態になってしまうとのこと。急ぎの連絡中に陥ってしまうと困りそうですね…。

ツイッターで「高温注意」で検索をしてみると、本格的な夏がはじまって以来、多くの人のアップル製品に表示されているよう。「iPhone初めて高温注意で電源付かなくなった笑」「持てないくらい熱くて表示が出て動かないのを初めて見た」と驚いた皆さんのツイートが多く寄せられています。

今回、iPadに「高温注意」の警告が表示された様子をツイートしていたパチンコチェーン・マルハン宮町店店長のイイダさん(@tetenchou(https://twitter.com/tetenchou))のツイートに注目。お話を聞いてみました。

記事の後半では、「高温注意」の警告がどのようなときに出てしまうのか、その原因や対処法を公式サイトの情報を元に紹介します。

わずかな時間で…

自動車の車内に置いておいたiPadが「高温注意」でフリーズしてしまったという店長イイダさん。一体どのくらいの時間、放置していたのでしょうか?夏とはいえ、30分?いや1時間ぐらいかなと思いきや…。

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拡大する(/mwimgs/a/0/-/img_a034e050b4158a21c597db0d392fab1b208199.jpg)

画像出典:@tetenchou

わずか10分くらいで車に置いてたiPadが!!
車内放置は絶対にダメ(@tetenchouより引用)

車内に置いておいたiPad、なんとわずか10分ほどでフリーズ状態になってしまったんだそう。皆さんの想像よりもずっと短い時間なのではないでしょうか。

当時の状況は?ツイ主さんインタビュー

ツイート時の状況について教えていただけますか?

当時の状況は気温36度の猛暑日に車の中で急ぎのツイッター用の動画編集をやっていました。軽食と飲み物が欲しくなりダッシュボードの上にiPadを置いてエンジンを止めて買い出しに行きました。

温度警告が出たのは、はじめてだったのでしょうか?

はじめてではありませんでしたが、ほんの10分~15分離れただけですし、それまで冷房が効いてましたから…。「まさかこんな短時間で!」とびっくりしたのが正直な感想です。

ツイート内の「車内放置は絶対にダメ」のコメントが印象的です。マルハンは以前にも「お子様の車内放置を発見した場合は救出の為、車の窓ガラスを割る場合があります」とのポスター掲示で話題になったことがありましたね

日々、車内放置はされていないか?専用のTシャツを着て、スモーク貼った車の中を覗き込むための懐中電灯や、万が一のときにガラスをぶち破るハンマーを持ってスタッフが毎時間毎時間駐車場巡回を実施しています。

 

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拡大する(/mwimgs/5/c/-/img_5c47b047d42de04830520020bcad691f237351.jpg)

画像:イイダさん提供

でもわずか10分でこんな状況になってしまうのであれば追いつくわけがありません。自分で車から出られない、助けも呼べない赤ちゃんと修理したら直るiPadでは重みが違いすぎます。だから『車内放置は絶対にダメなんだ』ということを伝えたく、ツイッターで今一度発信しました。

「高温注意」の原因は?対処法は?

主力商品のiPhoneシリーズをはじめ、Mac、iPad、Apple Watch、AirPodsなどのデジタル機器を我々の生活シーンで見かけない日はありません。4月28日にリリースされた2021年会計年度1~3月期の業績レポートによれば、期間中の売上高は896億ドルとなり前年同期比54%の増。1~3月期としては過去最高の売上高となりました。

きっとアップル製品を使っている読者の皆さんも多いと思います。以下では、夏に知っておきたい温度警告の原因や対処法を紹介していきます。

デバイス内部が熱くなると…

正常な範囲を超えてデバイスが熱を持つと、温度調整のため以下のような現象が起きると公式サイトには記載されています。

充電 (ワイヤレス充電も含む) が遅くなる、停止する。

ディスプレイが暗くなる、またはディスプレイに何も表示されなくなる。

携帯電話無線が低電力モードになる。この間、電波が弱くなることがあります。

カメラのフラッシュが一時的に無効になる。

グラフィックを多用する App や機能、拡張現実対応の App や機能でパフォーマンスが低下する。

全体的な性能をひき下げることで発熱を抑えようとする挙動のようですね。さらに温度が高まり限界を超えてしまうと「高温注意」の警告が表示されるんだそう。

高温注意が表示される温度は?

明確な温度は示されていませんが、公式サイトには「iOSデバイスは周囲の温度が0度~35度の場所でお使いください」「マイナス20度~45度の場所に保管してください」との記載があります。

ちなみに日本自動車連盟(JAF)が公開しているデータによれば、気温35度、夏の晴れの日の車内温度テスト、4時間ほどで最高57度、ダッシュボードは79度まで上昇したそうです。とてもデバイスが耐えられる温度ではありません。

温度警告が表示されたら?

公式サイトには「できるだけ早くデバイスを使えるようにするには、本体の電源を切って涼しい場所に移し、冷まします」との記載が。とにかくデバイスの温度を早く下げることが大切のようです。

まとめ

世界でもトップクラスに暑いといわれている日本の夏。自動車内は50度を超える温度になってしまいます。デバイスはもちろん、我々人間も、油断せず気をつけなければいけませんね。

参考資料

アップル「2021年会計年度1~3月期業績レポート」(https://www.apple.com/newsroom/pdfs/FY21_Q2_Consolidated_Financial_Statements.pdf)

アップル「iPhone、iPad、iPod touch を許容可能な動作温度に保つ」(https://support.apple.com/ja-jp/HT201678)

日本自動車連盟「真夏の車内温度(JAFユーザーテスト)」(https://jaf.or.jp/common/safety-drive/car-learning/user-test/temperature/summer)

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