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家庭菜園で育てる「オススメ秋冬野菜4選」簡単お世話で家計も助かる!

LIMO / 2021年9月5日 16時45分

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家庭菜園で育てる「オススメ秋冬野菜4選」簡単お世話で家計も助かる!

夏も終わりに近づき、家庭菜園も秋冬仕様にシフトする時期がやってきました。身も心もポカポカに温めてくれる秋冬グルメには、旬の秋冬野菜が欠かせません。

今回は食卓で大活躍間違いなしの、秋から始める家庭菜園のおすすめ作物を紹介します。

家庭菜園、お世話が簡単な「オススメ秋冬野菜」

スペースを取らず、年内に収穫できる秋冬野菜を紹介します。手軽に栽培できて、新鮮な野菜をいつでも楽しめます。

じゃがいも(11月下旬~12月収穫)

参考価格(8月下旬):72円前後/個
タネイモ参考価格:500円前後/500g(品種や量による。量が多い方が割安)

秋冬はホクホク熱々のじゃがいも料理が目白押し。じゃがいもは春にも栽培できますが、中間地や暖地の場合は秋植えもおすすめ。秋ジャガイモは冬季の低温貯蔵中にうまみが増すメリットがあります。

ジャガイモの植え付け

ジャガイモの植え付けに使うのは苗ではなく、タネイモです。植え付け適期になると、ホームセンター等で秋栽培用のタネイモが出回ります。中間地では9月上旬、暖地では9月中旬までに植え付けましょう。

植え付け時には、タネイモから芽が出ているのを確認するのを忘れずに。秋植えの場合、タネイモは大きさに関わらずカットはしません。25㎝~30㎝間隔で植え付けましょう。

畑で栽培する場合

庭などを家庭菜園にする場合は、耕した畑に高さ15㎝ほどの畝を作っておきましょう。7~8㎝の深さにタネイモを植え付け、5~7㎝程覆土をします。じゃがいも栽培は、日当たりの良い場所を選んでください。

芽が地上に出てきたら、一番活きのいいものだけ残し育てます。株もとに土も寄せるように盛る「土寄せ」をこまめにしましょう。土寄せがされていないと土表面近くに出来た子イモが地上に露出し、日光によって毒を持ってしまうので要注意です。

ベランダ(プランター)で栽培する場合

ベランダ家庭菜園でもジャガイモ栽培は可能です。一般的には深さ30㎝以上の野菜用プランターを使いますが、
プランターでなくても袋で代用できます。

土が30ℓほど入る袋を用意し底面側面に穴をあけ、プランターとしてタネイモを植え付けましょう。畑がなくても、家庭菜園初心者でも、家にあるものを工夫してお金をかけずに挑戦できます。

収穫のタイミング

収穫のタイミングは茎葉が枯れたとき。地中のじゃがいもが十分に生育した収穫のサインです。収穫した秋じゃがいもは冬の凍結に気を付けて、冷暗所で貯蔵しましょう。

大根(10月~12月収穫)

参考価格(8月下旬):169円前後/1本

種参考価格:200~400円程度/1袋

冬の食卓に欠かせない大根も、家庭菜園で栽培できます。畑で栽培する場合、50~60㎝ほど深く耕しましょう。
植え付けをする2週間前までに、苦土石灰を混ぜ込みます。その1週間後、堆肥と緩効性化成肥料を混ぜて耕しましょう。

大根の種まきと管理

畝の大きさは幅60~80㎝、高さ15㎝ほどが良いでしょう。深さ1.5㎝程のくぼみを25~30㎝間隔で作ります。くぼみの中に大根の種が重ならないようそれぞれ5粒ほど播き、1㎝ほど覆土しましょう。

種まきの仕方と管理は、畑の家庭菜園のやり方と同様です。種まき後は土を乾かさないよう、たっぷり水をあげて管理して下さい。

ベランダ(プランター)で栽培する場合

大根をプランターで育てる場合は、大根1本につき1鉢が必要。プランターのサイズは育てる大根の成長後の大きさで決めましょう。

小さなサイズのものなら深さ30㎝程度のもので構いませんが、通常サイズのものだと60㎝ほどの深さは必要です。上述のじゃがいものように、袋をプランターにする方法もあります。

普段の水やりは土全体が乾いてから、底穴から水が出る位たっぷり行いましょう。

大根の間引き

大根は3回程度、間引きをしましょう。

1度目は発芽後子葉が開いた段階で、形のいびつなものを間引きし3本程残します。2度目は本葉が2~3枚伸びた頃、太すぎるものや軸が黒いものを間引きし、2株残します。3度目は本葉が5~6枚伸びた頃、虫食いや病気のあるものや生育が遅いものを間引き、1株にします。

各段階で、肥料をドーナツ状にまいて寄せ土をします。

大根の収穫

秋植え大根の収穫はタイミングが命。地上に出た葉の様子を観察しましょう。上を向いていた葉が下に垂れている、大根の肩が地上から15㎝程飛び出していたら収穫のサインです。

大根は葉も栄養満点。刻んでじゃこやごまと炒めてふりかけにしたり、ホウレンソウのようにおひたしにしたり様々な楽しみ方が出来ます。無農薬の家庭菜園ならではですね。

ホウレンソウ(10月~12月収穫)

参考価格(8月下旬):211円前後/1束

苗参考価格:120円/1ポット

ホウレンソウも秋冬の家庭菜園で栽培できます。プランターでも育てやすい、ベランダ菜園派にもおすすめの作物です。

ホウレンソウ栽培の準備

ホウレンソウは酸性土壌に弱いため、土壌をアルカリ性寄りにする必要があります。植え付けの2週間前に苦土石灰を土にすきこみ、深く耕します。

その一週間後には堆肥と元肥を施し、よく耕しましょう。畝は幅60~90㎝位がおすすめです。

ホウレンソウの種まきと植え込み

畝が90㎝なら6条、畝が60㎝なら4条の溝を作ります。溝の深さは1.5~2㎝ほどで、幅は3㎝が理想です。1~2㎝間隔が空くよう種をばらまき、覆土してたっぷり水を与えます。本葉が2~4枚のころ2度間引きをし、株間が6㎝程度になるようにします。

苗の場合は、そのまま6㎝間隔で植えましょう。

プランターでも同様に栽培できます。深さ15~20㎝のプランターに、野菜用培養土を使用します。二条の溝を作り、種を播き覆土し、乾燥に注意しましょう。畑と同様に間引きをします。

苗の場合は、6㎝間隔で植えましょう。

ホウレンソウの収穫

ホウレンソウは寒さに強く、霜にあたることで繊維がやわらかく、甘みが増しおいしくなる性質。葉が25㎝以上になったらホウレンソウの収穫時期です。30㎝くらいになると、より甘さが増しておいしくなるという声も。収穫はハサミを使うのが安全です。

春菊(10~12月収穫)

参考価格(8月下旬):378円前後/束

苗参考価格:120円程度

秋冬の鍋料理に欠かせない春菊は、畑でもプランターでも栽培できます。害虫がつきにくいので、虫が苦手な人の家庭菜園デビューにもおすすめです。

春菊栽培の準備

畑で春菊を植え付けや種まきの2週間前に、苦土石灰を施し、土をよく耕します。その二週間後に堆肥と元肥を混ぜ込みさらに耕しましょう。10㎝位の高さの畝も作っておくと良いでしょう。

プランター栽培の場合は、野菜用のプランターを用意して下さい。土は、市販の野菜用培養土を使えば大丈夫です。

間引きと苗の植え付け

畝に15㎝間隔で深さ1㎝の溝を作り、種を播きましょう。種が重なっても良いのでたくさん播いて、薄く5㎜ほど覆土します。発芽率を上げるために、種を乾かさないよう水をたっぷりとあげて乾かないよう注意して下さい。

発芽した芽は間引きを3回行い、株間が10㎝程度になるようにしましょう。間引きするタイミングで、肥料を施すと良く育ちます。苗を植え付ける場合は、10㎝間隔で植えれば大丈夫です。

春菊の収穫                                                                        

20㎝を越えたら収穫できるサイン。最初の収穫は3枚葉を残し、次からは各枝2枚葉を残して収穫する摘み取り式がおすすめ。脇芽がどんどん増えていくので、プランター栽培でも長くたくさん収穫できます。

まとめにかえて

秋冬の家庭菜園は、プランターで省スペースかつ手軽に栽培できる作物が多いのも魅力的。種まきから作る作物も多いですが、初心者や忙しい人には苗から育て始めるのもおすすめです。

鍋料理やシチューなど、秋冬グルメに必要な食材も家庭菜園で揃うので節約にも役立ちます。なにより自分で手間暇かけて作った野菜、収穫時の喜びもひとしおでしょう。

まだまだおうち時間が続きそうな昨今。家庭菜園初心者さんも秋冬野菜にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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