1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

秋冬野菜、育てる前の注意点。夏野菜収穫後の「連作障害」に気をつけよう

LIMO / 2021年9月4日 12時45分

写真

秋冬野菜、育てる前の注意点。夏野菜収穫後の「連作障害」に気をつけよう

コロナ禍でおうち時間が増え、家庭菜園やガーデニングを楽しむ人が増えています。野菜を育てることで節約にもなりますし、なにより自分で育てた野菜を収穫し味わうのは、たとえ少量であっても楽しいものです。

今の時期はちょうど夏野菜の収穫が終わり、秋冬野菜を植え始める時期。秋冬野菜を植える前の準備は大丈夫でしょうか。

本日はガーデニング歴20年のLIMO編集部員から、秋野菜を植える前の準備や、植えて楽しいおすすめ秋野菜についてご紹介します。

収穫後の土は要注意!「連作障害」に気をつける

夏野菜を収穫した後の土、そのまま秋野菜の苗を植えたりして、使い続けていませんか?

夏野菜の代表選手、トマトやナス、ピーマンは同じナス科の植物。ナス科の植物を植えたあと、同じ科のじゃがいもなどを植えると「連作障害」といって、生育不良になる可能性があります。

(/mwimgs/2/7/-/img_2728497dbb4e5d7c65621b42f08f8e8e302090.jpg)

拡大する(/mwimgs/2/7/-/img_2728497dbb4e5d7c65621b42f08f8e8e302090.jpg)

                                                                著者撮影

そもそも同じ科の植物は必要とする養分も同じ、その植物を好んで食べる虫も同じ、菌類も同様です。必要とする養分がなくなって、土中の微生物が偏った状況で次の作物を植えるとどうなるか…結果は言わずもがなです。

連作障害になりやすいのは、ナス科、アブラナ科、バラ科、ウリ科の植物など。

できれば、一度使った土は養分を補ったり、太陽熱で殺菌したりしてから植えるほうがよいでしょう。

太陽熱殺菌とは?
直射日光の当たる場所に土を放置しておくことで、土が高温になり、土中の雑菌や虫を死滅させる土の消毒方法のこと。家庭で簡単にできる方法としては、ビニール袋に密閉して放置するなどが一般的。

 

疲れた土に養分を補う

野菜を収穫したあとの土は、栄養が足りていない場合が多く、そのまま苗を植えると生育不良になってしまいます。

特に実がなる野菜などは、実が十分に大きくならなかったり、そもそも実をつけなかったりするので、肥料をすき込むのを忘れないようにしましょう。

牛ふんや鶏ふん、油かす、米ぬかなどの肥料を配合して土に混ぜてもいいですし、もちろん市販の野菜用の肥料でも構いません。また便利なリサイクル用の土もありますから、こちらを利用すれば手軽に土の再生ができます。

ただし、夏野菜を生育している間、肥料を十分やってきた場合だと、土に肥料が残っている場合もあります。その場合はあえて肥料を施さなくてもよいかもしれません。

夏野菜のあと、家庭菜園に何を植える?

寒くなると虫の被害も少なくなるので、秋や冬は野菜を育てるのに適した季節です。

たとえば、リーフレタスなどの葉物野菜は春先に植えると、虫の被害に遭いやすいのですが、秋冬だとその心配も少なくなります。気温が低いので生育自体はゆっくりですが、早生野菜などを植えれば、早く収穫することも可能です。

それでは、さっそくこれからの季節に大活躍する秋冬野菜を見ていきましょう。

ミズナ

種からでも簡単に育てられるのが葉物野菜。ミズナは繊細で柔らかい葉が特徴の野菜です。サラダでも食べられますが、鍋物にも利用できますから、自宅で栽培でき、収穫できるならうれしいですね。

種をまいてもいいのですが、簡単に始めるならポットで売っている苗を買って植えるのもよいでしょう。

種から育てる場合、プランター栽培なら長方形の長いプランターがおすすめです。できれば2列、スジ状に種がまけるものがよいでしょう。種をまいたあと、水を枯らさないようにすれば、発芽しやすくなります。

発芽後は、適宜間引きをしましょう。引っこ抜いてしまうと、土が掘り返されて、となりの根が傷みやすくなります。できれば、ハサミでカットするのがおすすめです。

プランターの場合、2~3回程度の間引きを行い、徐々に間隔を空けていきながら最終的には10センチ弱くらいになるようにしましょう。

株間があけば、苗も大きく育ちます。収穫時は抜いてもよいのですが、ハサミでカットしても大丈夫です。

シュンギク

ミズナと同様、サラダにも鍋にも使える万能野菜です。栄養も豊富で、独特の苦味もクセになるおいしさです。

プランターで栽培する場合はミズナと同様、2列のスジまきをすると、たくさん収穫できます。大きくなるまでに、適宜2~3回程度の間引きをおこないます。

シュンギクは摘み取りながら収穫をおこなえるのがうれしいところです。先端から摘み取っていけば、新たなわき芽が伸びてくるので、何度も収穫ができます。

収穫が始まったら、2~3週間に1度、肥料をあげるようにします。しっかりとした株になり、長く収穫が楽しめるようになります。

ミニサイズのカブやニンジン

ぜひ挑戦していただきたいのが、プランターでも簡単に栽培できるミニカブやミニニンジンなどの根菜類。

特にミニカブは育て方も比較的簡単、種からでも育てやすいのが特徴です。可食部分がほとんどで、葉もおいしく食べられます。

ミニニンジンはミニカブと比較すると、やや難しく、種をまいても芽が出ないことがあります。発芽までが難しいのですが、水をきらさないようにすれば、芽が出やすくなります。

ニンジンやカブなどの根菜類は収穫時の楽しさも抜群です。収穫して初めて、大きさや形がわかるのも、おもしろさといえます。

(/mwimgs/0/9/-/img_098c37ed22cdea647684dac193dd072f373039.jpg)

拡大する(/mwimgs/0/9/-/img_098c37ed22cdea647684dac193dd072f373039.jpg)

                                                                                                                                                    著者撮影

まとめ

今日ご紹介した野菜は、今からの季節に活躍する野菜ばかり。収穫の楽しみを味わいながら、家計の節約にもつながります。育てて楽しい秋冬野菜、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング