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「リボベジ」でプチ節約!初心者でもカンタン栽培できるオススメ野菜4選

LIMO / 2021年9月12日 10時45分

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「リボベジ」でプチ節約!初心者でもカンタン栽培できるオススメ野菜4選

秋の気配が日に日に増してきました。お店に並ぶ野菜やスイーツも、すっかり秋めいてきましたね。

季節の変わり目を迎えるガーデナーたちは、次のシーズンに何を植えるか、栽培計画に忙しい時期。家庭菜園ビギナーさんは室内でもシーズン問わず、気軽に野菜を育てて楽しめる方法を探したいものです。

そこで紹介したいのがリボベジ(再生野菜)。本日はガーデニング歴20年のLIMO編集部員が、室内でもカンタンに栽培できる「リボベジ」について紹介します。

リボベジ(再生野菜)とは?

「リボベジ」とはリボーン・ベジタブルの略で、別名「再生野菜」といいます。

知らず知らずのうちに、実はリボベジを育ててた…という人からすると、「リボベジ」という名前がついていること自体が大げさな気もするかもしれません。

リボベジは、野菜のヘタや切れ端を取っておき、そのヘタや切れ端を水などにつけて再び育てた野菜のこと。リボベジという名前は知らなくても、既にリボベジを育てている人はたくさんいるかもしれません。

リボベジを代表する野菜「豆苗」

リボベジで代表的な野菜のひとつは豆苗です。豆苗はハウス栽培されているので季節を問わず、スーパーでよく見かける野菜です。

豆苗は豆の新芽なので栄養が豊富。炒めものやおひたしにも最適で、値段も安く家計のお助け野菜です。リボベジとして再び活躍してくれれば、オトク感が増しますね。

通常、豆苗は種(豆)や根がくっついた状況で販売されています。カイワレダイコンなどと同じです。

調理をするときは根本部分を切り落とします。食べる部分はスプラウトである茎と葉。切り落とした根本部分は捨てずにとっておきましょう。これを水に浸して育てれば、豆苗はリボベジになります。

毎日水をとりかえて、きれいな水につけておくことに気をつければ、根が腐らずに新たな芽が出て、可食部分が伸びてきます。

生育状況によっては、茎が細くなったりしますが、おもしろいほど生えてきますので、2度めの収穫も1度目と同じくらいの量を収穫することができます。

1回2回と収穫を繰り返すと、質が低下して収穫量は徐々に減ってきます。水耕栽培なので、根の部分にぬめりが出てきたり、腐りやすくなります。

基本的には何ヶ月も育てられるものではないので、根が変色したり、腐ったりするなど異変を感じたら、食用にはせず廃棄しましょう。

ニンジン、ダイコン

冬野菜であるニンジンやダイコンも、リボベジとして再活用できます。

お店で手に入るニンジンやダイコンで食べられる部分は根の部分です。ニンジンやダイコンの葉は食用にもなりますが、通常は切り落とされた状態で販売されています。リボベジとして再び育てた場合は、通常切り落とされる、この「葉」の部分を育てることになります。

ニンジンやダイコンを食べたあとは、切り落としたヘタの部分は捨てずにとっておきましょう。切り落としたヘタの断面を水につけておくと、葉が伸びてきます。

豆苗と同様、水は毎日取り替えるようにします。ぬめりがでてきたり、カビがはえてしまったら、捨てるようにしましょう。

できれば、直射日光があたるひなたより、半日陰くらいのほうがよく育ちます。うまくいくと、数日で成長を実感できるほど、きれいな緑色の葉が伸びてきます。

おすすめは小ネギ!

リボベジのなかでも、ぜひおすすめしたいのは小ネギです。小ネギは使う用途がたくさん!お味噌汁や麺類の薬味として使えますし、彩りとして料理に散らすとおいしそうに見えますね。使う量は少なくても無いとさみしい万能野菜です。

小ネギの価格は天候に左右されやすく、変動しやすいのが残念なところ。

1人ぐらしの方にとっては、ネギの少量サイズは割高で、購入しづらいイメージもあるかと思います。ちょっとだけしか使わないなら、いっそ自分で食べる分だけ育ててみるのはいかがでしょう。

小ネギを育てるときは、切り落とした根の部分を再利用しましょう。

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拡大する(/mwimgs/d/2/-/img_d2b0c411c532e38969ba7073c2a5843d209823.jpg)

小ネギの場合、水につけて育てるのも悪くないのですが、あまり多い本数だと根同士の通気性が悪くなり、カビが生えやすくなります。

小ネギはできれば、土に植えるのがおすすめです。少量サイズの栽培用土は100均でも購入が可能なので、小さな鉢に土を入れ、小ネギを1本1本植えていきます。

水やりさえ忘れないようにすれば、数日後、可食部分が伸びてきます。

小ネギを買うたびに根っこの部分を追加で植えていくと、薬味程度のネギなら十分な量が収穫できます。

(/mwimgs/5/1/-/img_517d5a57c046859e48f399e962e151501458775.jpg)

拡大する(/mwimgs/5/1/-/img_517d5a57c046859e48f399e962e151501458775.jpg)

まとめ

リボベジは多くの量を収穫しようとして育てるより、少量づかいの日常野菜を育てる方が実用的です。育てるやりがいも出てきます。

小ネギはその代表例。ちょっと使うたびに収穫するのは実に楽しいものです。束で売られているネギをわざわざ買う必要もありません。

豆苗、ニンジン、ダイコンも同様です。食卓に葉物野菜がないときは、収穫して調理してみましょう。

何千円もの支出がなくなるワケではありませんが、数百円のプチ節約はリボベジを活用すれば手軽にチャレンジできます。育てる楽しみと節約が叶うリボベジ。ぜひチャレンジしてみてください!

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