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おしゃれな観葉植物、初心者でも育てやすいオススメ3選

LIMO / 2021年9月13日 9時30分

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おしゃれな観葉植物、初心者でも育てやすいオススメ3選

夏が過ぎ、いよいよ秋が深まる季節です。もえるような緑の木々も、じきに紅葉シーズンを迎えることでしょう。緑が少なくなる季節の到来で、若々しく水々しい植物の緑が恋しくなる時期でもありますね。

そんなとき、常緑の観葉植物があれば、お部屋を明るく彩ってくれます。おしゃれな観葉植物を飾ると、お部屋の中も一気に華やぎます。

本日はガーデニング歴20年の著者から、オススメの観葉植物を紹介します。とても丈夫で元気な植物ばかりです。初心者にもオススメなので、さっそく一緒にみていきましょう。

フィカス・ウンベラータ

クワ科

常緑高木

参考価格:5000円前後(約50センチメートル)

おしゃれ観葉植物として人気を誇るウンベラータ。おしゃれなインテリアのおうちには必ずといっていいほど見かける植物です。

葉は特徴的なハート型。柔らかく大きな葉と、すらっとした枝のバランスがとてもよい植物で大変人気があります。

日当たり・管理
もともと熱帯の原産なので、暖かいところが大好きです。逆に耐寒性はありません。うっかり外で栽培してしまうと、葉を落とし、枯れてしまう可能性があります。

成長期(春から初秋)には枝先に赤い新葉が生え、新しい葉が次々とできながら、枝が伸びていきます。どんどん大きくなりますから、冬でもよく日の当たる窓辺などに置いておきましょう。

植物は栄養が足らないとき、自分で葉を落として力を蓄えます。枯れているわけではないので、しばらくは見守りましょう。暖かくなると突然葉が出てくることがあります。

水やり
水は適度にあげましょう。水切れをすると葉がぐったりしたり、ひどいときは葉を落としたりします。ただそんなに神経質になる必要はありません。表面が乾燥したら水をあげ、目安は鉢底から水が出るくらいの量をあげます。

剪定
筆者は約10年以上、ウンベラータを育てていますが、最初は育て方を間違い、何度も枯らしそうになりました。しかしその度に復活し、当初は40~50センチ程度だった背丈が、今では150センチ程度まで成長しています。

そのくらい強くて丈夫な植物です。適切な管理をすれば、2メートル以上になることも珍しくありません。天井に届いてしまうくらい大きくなる場合もありますので、樹形が気になる場合は剪定をおすすめします。

成長期の暖かい時期に剪定を行い、枝が分岐しているところ(付け根のすぐ上)をカットします。枝が太いので剪定バサミを使うことをおすすめします。切り方がまずいとそこから枯れ込む可能性があります。

室内では鉢にこだわるのがおしゃれポイント。大きくなったウンベラータには、少し大ぶりの60~70センチくらい高さのある鉢がよく似合います。植え替えるとお部屋に映えて自慢のシンボルツリーになりますよ。

ヘデラ(アイビー)

ウコギ科

常緑のツル性植物

参考価格:ポット苗で300円前後

手軽な観葉植物として知られるヘデラ。最近は種類が大変豊富で、斑が入った葉や葉の形がいろいろあり、好みに合った品種を選ぶことができます。

長くのびたツル性の葉がとてもエレガントで、手軽にどこでも置けるのがよいところです。特に高いところに置くと、ツルが下に垂れ下がり、ガーランドのように飾ることができて、お部屋のアクセントになります。

日当たり・管理
屋外でもグランドカバーとしてよく見かけるヘデラ。日当たりのよい室内でも育てることができます。半日陰でも育ちますが、その場合は時々日に当ててあげましょう。適度に日に当てるほうがよく育ちます。

ポットで販売されていることが多いので、大きさに適した鉢に植え替えてあげます。成長に伴い、徐々に大きいものに植え替えるとよいでしょう。

大変丈夫な品種なので特別な管理は基本的に要りません。しかし、置かれた環境が合わないと葉を落としてしまうこともあります。一見すると、葉を落として枯れてしまったように見えても、実際には枯れていない場合もあります。

そんな時はツルの先を少しだけ切ってみましょう。ツルの中身が鮮やかな緑色をしていれば、まだ生きている証拠です。直射日光の当たらないところに移し様子をみましょう。元気であれば新葉が出てきますから、よく観察してあげてください。

ヘデラは挿し木ができる植物です。長く伸びたツルを途中で切って水耕栽培にチャレンジするのもいいですね。十分に根を生やすことができれば、再び土にかえして育てることもできます。

(/mwimgs/9/d/-/img_9d89a5d4af0059f0a9558b7ed68666d21167647.jpg)

拡大する(/mwimgs/9/d/-/img_9d89a5d4af0059f0a9558b7ed68666d21167647.jpg)

ヘデラ、つるは全長で1メートルほど。

オリーブ

モクセイ科

常緑高木

参考価格:5000円前後(約50センチメートル)

オリーブの木もおしゃれな木として最近人気がある品種です。お庭のシンボルツリーとして見かけることも多いですね。だ円の細長い葉が風にそよぐとシルバーに光るように見え、とてもきれいな木です。

日当たり・管理
常緑で暖かいところを好み、環境があえばよく育ちます。小さい苗のうちは室内で育てても大丈夫です。大きくなれば、鉢に植え替えて外で育てるとよいでしょう。霜がおりるくらいの冬の寒い時期は室内に移動させたほうが無難です。

外に出すと、虫害に遭うことがあります。筆者の家のオリーブも先日被害にありました。葉がほとんど無くなってしまったのですが、生命力が強く、今では枝先に新芽を出してどんどん成長しています。

水やり
オリーブは乾燥に強い植物ですが、鉢植えの場合なら水は適度に必要です。表面が乾燥したら、鉢底から流れるくらいたっぷりあげましょう。

オリーブは水が足りなくなると、葉のヘリが丸まってきて明らかに水不足であるとわかります。放置すると葉を落としますので、手遅れにならないうちに水をたっぷりあげましょう。そのあと半日陰に移動させて様子をみましょう。

剪定
どんどん成長するため、ほったらかしにすると見栄えが悪くなります。しかし、それでも問題ないなら、そのままにしておいても構いません。

剪定する場合は不要な枝や風通しが悪そうな枝を切り落とします。その際は切れ味のよい園芸用の剪定バサミを使うようにしましょう。切れ味が悪いと、切り口から枯れ込んでしまう場合があります。

切る割合は全体の3分の1程度にとどめておきます。芽が出ている枝を切る場合は芽が出ている上を切るようにしましょう。剪定の適期は成長がストップしている冬がおすすめです。

(/mwimgs/2/0/-/img_20dd82c35eef8d8ec74e2605ee0d56751051324.jpg)

拡大する(/mwimgs/2/0/-/img_20dd82c35eef8d8ec74e2605ee0d56751051324.jpg)

オリーブの新芽、虫害で葉がほとんどなくなったが復活

まとめ

今日ご紹介した3種の観葉植物は大変丈夫で、筆者の家でも長く生きている植物たちです。虫害にあったり、筆者の管理不足で何度もピンチがありましたが、成長を続けずいぶん大きくなりました。

観葉植物は育て方が手軽な上に、大きくなると見ばえがよくなり室内を彩ります。初心者の方はサイズの小さいものよりも、ある程度育ったものを選んで育ててみるのをおすすめします。

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