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おすすめ観葉植物「レモンの木」ベランダでも室内でも!もぎたて果実が手に入る

LIMO / 2021年9月17日 19時15分

おすすめ観葉植物「レモンの木」ベランダでも室内でも!もぎたて果実が手に入る

おすすめ観葉植物「レモンの木」ベランダでも室内でも!もぎたて果実が手に入る

空前のレモンブームの到来で、にわかに脚光を浴びているレモン。

レモンケーキ、レモンサワー、塩レモン…柑橘系の果実は他にあると言えども、お菓子や料理、お酒にも使えて、歌のタイトルにもなってしまうほどの人気者(果実)です。

本日はガーデニング歴20年のLIMO編集部員が、果樹苗として大人気「レモンの木」について、育て方や気をつける点などをわかりやすくご紹介します。

「レモンの木」の基本情報

ミカン科ミカン属

原産地:ヒマラヤ

常緑低木

1本で結実

品種:リスボンレモン、アレンユーレカレモン、マイヤーレモン、サイパンレモンなど

価格:60センチ程度で2000円前後(2021年9月現在)

(/mwimgs/a/5/-/img_a544de9aef73c65c2d101e84383525901714310.jpg)

拡大する(/mwimgs/a/5/-/img_a544de9aef73c65c2d101e84383525901714310.jpg)

リスボンレモンの木(苗)、約60センチ。傷んだ葉は自然と落葉し、新しい葉が生えてくる。

レモンの木を育てるメリット

お菓子にも料理にも飲み物にも使えるレモン。少量でも味のアクセントになるので、生のレモンがあればとても便利です。

日本で販売されている国産レモンは100~200円/個で手に入ります。一方、外国産レモンは1個あたり100円前後で買うことができます。(2021年9月現在)

割安の外国産レモンを多用したいところですが、外国産レモンは輸入品のため、薬剤処理がされています。安心して食べるためには、薬剤を十分に落とす必要があります。

一方、自分で育てたレモンは無農薬。安心してまるかぶりすることができます。

また、観葉植物としてもオススメです。樹高が高く、濃い緑の葉がよく茂るので、室内でも存在感を発揮します。耐寒性がある品種ならベランダで育てるのがよいでしょう。日当たりのよい、日照時間が確保できる場所に置くと、結実しやすくなります。

レモンの木はどこで買えるか

レモンの木は、ホームセンターや苗を扱っている比較的規模の大きい花屋さんで手に入ります。

販売されている苗は、比較的小ぶりなもので、1メートル前後の苗が多いようです。季節によっては実がついた状態で販売されているものもあります。

近年はネットショップでも購入が可能。1.5メートルほどの樹高が高い苗も販売されており、立派なものが多い印象です。品種も充実しています。

ネットショップで購入すると、実物を見ることができないのが難点です。いつも使っているショップであれば、安心して購入することができますが、それ以外であれば、実物を見て購入できるホームセンターなどで買ってもよいでしょう。

レモンの木の育て方

ここからはレモンの木の育て方をご紹介します。

まずレモンをどこで育てるかですが、日照が確保できる屋外、ベランダなどをおすすめします。また、鉢植えで育てれば、気温が下がった場合、室内に移動させることができます。

耐寒性のある品種で有名なのはリスボンレモンです。外で育てても越冬することができます。

しかし、関東以北の降雪量が多い地域での屋外栽培は基本的には難しいので、地域によっては育てることができないかもしれません。

植え替え

今はちょうどレモンの木が出回る時期。大きく育った2年生苗や3年生苗も出回ります。

通常、レモンの木はポット苗で販売されているため、いずれかのタイミングで植え替える必要があります。適期は春です。購入した苗木より、ひと回り大きい鉢に植え替えましょう。

鉢内の通気性をよくするため、土を入れる前に鉢底石を入れておきます。土は通常の野菜用の土でも構いませんが、柑橘系果実のための用土も販売されています。野菜用の土を入れた場合でも、あとから柑橘系の肥料を混ぜてあげれば問題ありません。

(/mwimgs/b/4/-/img_b46eaac81e5bd96752645a2fabf967a23269831.jpg)

拡大する(/mwimgs/b/4/-/img_b46eaac81e5bd96752645a2fabf967a23269831.jpg)

筆者がだいぶ前に購入した柑橘系果実のための肥料。置くだけなので便利。

植え付けるときは、接ぎ木苗の場合、接ぎ木をしているところ(セロテープなどで巻かれているところ)が土に埋まらないように植えます。

終わったら、水をたっぷりあげましょう。鉢内がドロドロになるくらいあげてください。こうすることで、根と土が密着し新しい土にも馴染みやすくなります。

最後に支柱を立てます。支えがあると育ちやすくなり、強風対策にもなります。

管理

レモンは最初の1~2年程度は結実しにくく、2年、3年経って花が咲き、実がなります。

「実がならないと心配してしまう」という方は、苗を買う時に何年経ったものかわかれば、余計な心配をしなくてすみます。

レモンの木は成長すると、鉢植えの場合でも樹高が2メートル程度まで成長します。ちなみに露地栽培だと3メートル、なかには4メートルまで育つ品種もあるそうです。

きれいな白い花がたくさん咲くと、やがて実がなり始めます。大きさは小指の先ほど、色は緑で形はしっかりとしたレモンの形をしています。

実がたくさんなりすぎると、自然と実を落とす場合があります(生理落果)。それぞれの果実に行き渡る栄養が少なくなるために実を落としているので、心配は不要です。

また実が全部落ちてしまう場合もあります。これは栄養がうまく行き渡ってなかったり、環境が整っていなかった可能性が考えられます。その場合は、翌年までに木のコンディションを整えてあげながら、結実するのを気長に待ちましょう。

育てる際の注意点

レモンは深緑の葉が茂り、観葉植物としても見ばえのする木ですが、幹にはするどいトゲが生えています。小さいトゲではなく、木にもよりますが、1センチ程度のトゲが生えていることもあります。

ベランダを含む、室内で栽培する場合、小さいお子さんがいるご家庭では注意が必要です。とげなしのレモンも販売されているので、気になる方はこちらを選んでもよいでしょう。

また、柑橘系の葉はアゲハチョウなどが好んで食べます。チョウの幼虫は食欲が旺盛なので、観察を怠るとあっという間に葉がなくなります。少しでも異変を感じたら、木全体を丹念に調べてみてください。

まとめにかえて

レモンの木は、日当たりのよいところを好みます。ベランダや窓辺において日照時間を確保してあげてください。

筆者はもう何年も前にレモンの木を購入したのですが、購入した年から数年間はマンションの8階で育てていました。

そのときはアゲハチョウに葉を全部食べられたのですが、翌年にはなんとか小さな実をつけ、収穫しました。その後、引っ越しをして1階に住んだのですが、ベランダの前にある大きな桜の木に日照を阻まれ、数年前についに枯れてしまいました。

植物にとって日光は大変重要であることを痛感したものです。ほとんどの植物は十分な日照量を必要としますが、レモンも日照が何よりも必要な植物です。日当たりが確保できるところがあるなら、ぜひレモン栽培にチャレンジしていただきたいと思います。

参考資料

住友化学園芸「植物栽培ナビ/準備と植え付け(レモン【地植え】の育て方」(https://www.sc-engei.co.jp/cultivation/details/50.html?showtab=1)

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