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【家庭菜園】カレーの材料をプランターで育てる!じゃがいも・にんじん・たまねぎ

LIMO / 2021年9月23日 16時45分

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【家庭菜園】カレーの材料をプランターで育てる!じゃがいも・にんじん・たまねぎ

献立に困ったときのお助けメニューといえば、みんなが大好きなカレー。シンプルな工程のレシピで、作り置きも出来る優秀メニューです。

カレーの材料で思いつくのは、じゃがいも、にんじん、たまねぎ。このお役立ち野菜が、おうちで作れたら最高ですよね。

そこで今回は、初心者でもカレーの材料を家庭菜園で栽培できる方法を紹介します。これからの季節、シチューやポトフなどの冬メニューや肉じゃがなどにも使い回せてとっても便利です。一緒にみていきましょう。

プランターで育てるカレーの材料その1:にんじん

にんじんはカロテンをはじめ、ビタミンCや葉酸、食物繊維や鉄分などを含む栄養満点な野菜です。にんじんはカレーの具材など料理の材料としてだけでなく、キャロットケーキなどお菓子作りにも使えます。

種まき

にんじんはミニサイズの品種を選べば、プランターでも栽培できます。種まきの時期は、3月~5月もしくは7月~9月です。

標準サイズの野菜用プランターを用意し、底穴にネットを敷いた後、底が見えなくなる位に鉢底石を入れます。その上に市販の野菜用培養土を入れ、水やりの際に土があふれださないよう、プランターの高てさより2~3センチほど隙間を確保して下さい。

5ミリほどの深さのまき溝を2列引きます。手前と後ろに10~15センチほどの間隔をとりましょう。

まき溝の中に、1センチ間隔でミニにんじんの種をまき、薄く覆土します。はす口をつけたジョウロで、プランターの底から水があふれるまで、しっかり水やりします。発芽までは乾燥させないよう注意して管理して下さい。

間引き

雑草が生育の邪魔をするので、間引き作業の際には雑草の処理も忘れずにおこないましょう。

にんじんの間引き芽は間引き菜として、さまざまな料理に使えます。捨てずにおいしくいただきましょう。おひたしや天ぷら、みそ汁の具などがおすすめです。

にんじんの芽は市場に出回ることがないので、家庭菜園だからこそ楽しめる味覚です。

プランター栽培の場合、発芽し双葉がそろったら、3センチ間隔になるよう間引きます。2週間ほどしたら、5~6センチ間隔になるように間引きましょう。残した苗には土を寄せて、倒れないように注意して下さい。

追肥

2回めの間引きの2週間後に追肥をします。土と肥料を軽く耕し、なじませます。プランター栽培の場合は、2週間に1度を目安に同様に追肥をして下さい。にんじんの変色を防ぐため、このタイミングで株もとにしっかり土を盛って土寄せをします。

収穫

プランター栽培の場合、種まきから11~12週が収穫適期。根が充実したものから順に収穫します。

収穫後は、すぐに根の際で葉を切り取り土を洗い流しましょう。水気をきり、一本ずつキッチンペーパーで包んだ後、密閉できる容器に入れて冷蔵庫で保管すると安心です。カットしたものを小分けにして冷凍しても大丈夫です。

(/mwimgs/9/9/-/img_99639f1cd32e0e1ebb9b0ba1f217ecc01497434.jpg)

拡大する(/mwimgs/9/9/-/img_99639f1cd32e0e1ebb9b0ba1f217ecc01497434.jpg)

去年収穫したミニにんじん。発芽さえすれば、その後は手間もかからずラクに育つ。

プランターで育てるカレーの材料その2:たまねぎ

疲労回復効果などが期待できると言われ、古くからハーブとしても食されてきたたまねぎ。カレーはもちろん、スープや炒めもの、煮物の材料にも欠かせない、常にストックしておきたい万能野菜です。

土の準備

たまねぎは日当たり、風通しの良い環境を好み、栽培にはアルカリ性寄りの土壌が適切です。たまねぎ栽培は通常の化成肥料に加え、リン酸肥料を併用するのが成功のポイントです。

連作障害を防ぐため、前作にヒガンバナ科の植物を栽培していないエリアを選ぶのも大切です。

種まきと育苗

たまねぎ苗の植え付け適期は11月~12月上旬です。

プランター栽培では、オニオンセット(子球)が手軽でおすすめ。植え付け適期は、年内収穫なら8月中旬~9月中旬。翌春に収穫するなら10月上旬~10月下旬です。

大きめの野菜用プランターを用意し、底が見えなくなるくらいに底石を敷いたら、野菜用培養土を入れます。

培養土には元肥として、用土10リットルあたり20グラムの化成肥料を混ぜ込みます。土を入れる際には満杯にせず、2~3センチほどウォータースペースを確保してください。

株間を10センチほど取り、オニオンセットを植え付けます。先端が少し見える程度の浅植えにしましょう。最後に、プランターの底から水が出るまでたっぷりと水やりをします。

収穫

葉が倒れてきたら収穫のサインです。

プランターの場合、葉が倒伏し、大きなたまねぎが地表に顔を出したら収穫のタイミングです。翌春収穫のたまねぎの場合、トウ立ちがしやすいので収穫忘れにご注意を。

収穫したたまねぎは、乾燥させて葉がしんなりとしたら4~5個ずつ束にします。雨や直射日光が当たらない軒下などに吊るして保管しましょう。乾いた場所で保管して下さい。

プランターで育てるカレーの材料その3:じゃがいも(11月下旬~12月収穫)

秋冬はホクホクアツアツのじゃがいも料理が目白押し。じゃがいもは春にも栽培できますが、中間地や暖地の場合は秋植えもおすすめ。秋ジャガイモは冬季の低温貯蔵中にうまみが増すメリットがあります。

植え付け

じゃがいもの植え付けに使うのは苗ではなく、タネイモです。植え付け適期になると、ホームセンター等で秋栽培用のタネイモが出回ります。中間地では9月上旬、暖地では9月中旬までに植え付けましょう。

植え付け時には、タネイモから芽が出ているのを確認するのを忘れずに。秋植えの場合、タネイモは大きさに関わらずカットはしません。25~30センチ間隔で植え付けましょう。

ベランダで栽培する場合、ベランダ家庭菜園でもジャガイモ栽培は可能です。

一般的には深さ30センチ以上の野菜用プランターを使いますが、実はプランターでなくても袋で代用できます。

土が30リットルほど入る袋を用意し底面側面に穴をあけ、プランターとしてタネイモを植え付けましょう。畑がなくても、家庭菜園初心者でも、家にあるものを工夫してお金をかけずに挑戦できます。

収穫

茎葉が枯れたら、地中のじゃがいもが十分に生育した収穫のサイン。収穫した秋じゃがいもは冬の凍結に気を付けて、冷暗所で貯蔵しましょう。

まとめにかえて

カレーのおもな材料である「じゃがいも、にんじん、たまねぎ」は初心者の家庭菜園でも栽培できる野菜です。

どの野菜もカレーの材料だけでなく、常備野菜としても優秀なものばかり。おうちの環境にあったやり方で、ぜひ栽培してみてください。

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