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【家庭菜園】鍋に使える秋冬野菜おすすめ3選、プランターで栽培できる!

LIMO / 2021年10月1日 16時45分

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【家庭菜園】鍋に使える秋冬野菜おすすめ3選、プランターで栽培できる!

暑かった夏も終わり、家庭菜園も秋冬にシフトする時期がやってきました。徐々に寒くなるこの時期、身も心もポカポカに温めてくれる秋冬野菜の準備を始めてみませんか。

家庭菜園で秋や冬に収穫できる野菜には、お鍋で活躍してくれる旬の野菜もたくさんあります。

今回は鍋料理で大活躍間違いなし!ハクサイ、シュンギク、ダイコンの育て方をご紹介します。

ハクサイ

鍋の具材と言えば、まずハクサイを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?鍋料理だけでなく、スープやクリーム煮など、あったかメニューに大活躍。秋冬の食卓には欠かせない存在です。

ハクサイには通常の大玉品種だけでなく、使い勝手のよいミニ品種もあります。地植えだけでなく、プランターでも栽培可能。ライフスタイルやお好みに合わせて、ハクサイ栽培にチャレンジしてみましょう。

ハクサイ栽培の準備
ハクサイは水はけのよい、栄養豊かな土を好みます。地植えの場合だとハクサイを育てるための土づくりから始めますが、プランター栽培の場合は、市販の野菜用培養土をそのまま使うと簡単です。 

プランターは幅60センチ、深さ20センチ以上の野菜用プランターを用意します。

土はプランターの縁から2~3センチ下まで入れます。元肥として10~20グラムの化成肥料を混ぜ込んでおきましょう。

苗の植えつけ
初心者の場合、市販されているハクサイの苗を植えつけるのがおすすめです。苗の植えつけ適期は9月中旬~10月上旬。本葉4~5枚以下の苗を選ぶと早く根づきます。

まず、植えつける苗よりも一回り大きな穴をスコップで掘りましょう。苗をポットから出したら、根についた土を落とさずに植え穴に置きます。株元に土を寄せて根と土が密着するようにしたら、たっぷりと水をあげましょう。

プランターの場合、通常品種なら1~2株、ミニ品種なら2~3株が植えつけの目安です。株間が30~40センチほど空くように苗を植えつけましょう。

ハクサイは病害虫の被害に遭いやすいので、地植え、プランターどちらの場合も、防虫ネットを作ることをおすすめします。

水やり
プランター栽培の場合は、土の表面が乾いたらたっぷり水をあげます。冬の間は生育が鈍るので、水やり回数を減らしましょう。

追肥
本葉が8~10枚になった頃と芯葉が巻き込み始めた頃の2回が、追肥のタイミング。1株につき10グラムの化成肥料を、株もとから少し離れたところにばらまきます。

白菜は肥料不足でうまく結球しない場合もあるので、肥料はしっかりあげましょう。

土寄せ
雨が降った後や水やりの後は、株が倒れやすくなっています。株もとの土が流れてしまわないように、土を寄せて株を安定させます。

結球が始まった後は、細根が傷つきやすくなることもあり、土寄せは必要ありません。

外葉の摘み取り
ハクサイは病害虫の被害に遭いやすい野菜です。傷んだ葉をそのままにしておくと、他の株にも病害虫が広がってしまいます。穴が開いていたり、変色した葉はすぐに摘み取りましょう。こまめなチェックが大切です。

ハクサイの収穫
ハクサイは苗植えから40~80日ほどで収穫できます。結球した部分を軽く手で押さえ、硬く締まっていれば収穫のサインです。結球部分を押して株を斜めに傾け、根本をナイフや包丁で刈り取って収穫します。

ハクサイは貯蔵性が高い野菜です。まるごと新聞紙に包み、冷暗所で保管すれば半年はおいしい状態を保てます。

シュンギク

鍋料理に欠かせないシュンギクは、プランターでも栽培できます。害虫がつきにくいので、虫が苦手な人の家庭菜園デビューにもおすすめです。

春菊栽培の準備
プランター栽培の場合、野菜用のプランターを準備しましょう。土は市販の野菜用培養土を使えば問題ありません。

間引きと苗の植えつけ
15センチ間隔で深さ1センチのまき溝を作り、種を播きます。種が重なってもよいのでたくさん播いて、薄く5ミリほど覆土します。発芽率を上げるために、種を乾かさないよう水をたっぷりとあげて乾かないよう要注意です。

発芽した芽は間引きを3回行い、株間が10センチ程度になるようにしましょう。間引きするタイミングで、肥料を施すと生育が良くなります。

苗を植え付ける場合は、10センチ間隔で植えれば大丈夫です。

春菊の収穫                                                                        
20センチを越えたら待望の収穫適期です。最初の収穫は3枚葉を残し、次からは各枝2枚葉を残して収穫する摘み取り式がおすすめ。

脇芽でどんどん増えていくので、プランター栽培でも長くたくさん収穫できます。

ダイコン

おでん鍋には欠かせないダイコンも家庭菜園で栽培できます。種まきは春と秋が適期。大きな縦長のダイコンはプランターでは難しいのですが、20センチ程度の長さで、根径が7センチ前後のミニダイコンなら深さのあるプランターでも栽培可能です。

ダイコンの種まきと管理
プランターは直径が40センチほど、深さが35センチ程度のものを選びます。袋などをプランターにする方法もあります。ダイコン1鉢につき1~2株で育てます。

種から育てる場合、移植は難しいので直播きで育てます。株間を20センチ程度にして、2センチ程度のまき穴を作ります。くぼみの中に大根の種が重ならないようそれぞれ4~5粒ほど播き、1㎝ほど覆土しましょう。

種まき後は土を乾かさないよう、たっぷり水をあげて管理して下さい。

ダイコンの間引き
ダイコンは3回程度、間引きをしましょう。

1度めは発芽後、子葉が開いた段階で形のいびつなものを間引きします。3本ほど残しましょう。2度めは本葉が2~3枚伸びた頃。太すぎるものや軸が黒いものを間引きし、2株残します。

3度めは本葉が5~6枚伸びた頃、虫食いや病気のあるものや生育が遅いものを間引き、最終的には1か所に1株にします。

各段階で、肥料をドーナツ状にまいて寄せ土をします。

ダイコンの収穫
秋植えダイコンの収穫はタイミングが命。地上に出た葉の様子をよく観察しておきましょう。上を向いていた葉が下に垂れている、大根の肩が地上から15センチほど飛び出していたら収穫のサインです。

ダイコンは葉も栄養満点。刻んでじゃこやごまと炒めてふりかけにしたり、ホウレンソウのようにおひたしにしたり、様々な楽しみ方ができます。無農薬の家庭菜園ならではの味わい方です。

まとめにかえて

冬の鍋料理に欠かせないハクサイ、シュンギク、ダイコンは家庭菜園でも手軽に栽培できます。野菜にもよりますが、苗から育てられる野菜であれば、チャレンジしやすいのではないでしょうか。

家庭菜園で、鍋料理などで活躍する秋冬野菜が収穫できれば、日々の節約にも繋がりますね。旬の野菜を自宅で味わえるのは家庭菜園ならではです。興味がある方はぜひ挑戦してみてください。

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