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NISAとつみたてNISA、どちらがおすすめ?パターン別に解説

LIMO / 2021年10月28日 19時0分

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NISAとつみたてNISA、どちらがおすすめ?パターン別に解説

これから資産運用を始めたい方の多くが「まずNISAかつみたてNISAをやってみよう」とお考えかと思います。

そこで出てくる悩みが「NISAとつみたてNISAどちらを選べば良いのか」ということです。

制度上はNISAとつみたてNISAは併用できませんので、どちらかを選ぶ必要があります。
しかし、選ぼうとしてもよく分からずに、二の足を踏んでしまう方も多いでしょう。

そこで本日は10年以上大手証券会社で勤務した経験のある私から、NISAとつみたてNISAの違いと選ぶポイントについてお話しします。

NISAの概要

まずは、NISAの仕組みを知るための主なポイントは以下4点です。

1)対象商品は株式・ETF・投資信託(一部のレバレッジ投信は除く)

NISAを使って購入できる商品は幅広くなっています。

2)売却益が非課税

通常、売却益に対して20.315%の税金が掛かるのですが、NISAを活用して購入した商品の売却で発生した利益は非課税になります。

3)1年間の非課税枠は120万円

年間に購入できる金額の上限は120万円で、最大5年間活用することができます。5年間フル活用すると、合計600万円まで非課税で投資可能になるのです。

4)非課税期間は5年

利益が非課税になる期間は、購入してから5年間です。
NISAは5年間と比較的短い期間で売却をしないと非課税にならないので、短期間で上手に売る判断が必要になります。

4点をふまえると、NISAは初心者の方よりは、ある程度投資経験がある方におすすめできる制度といえるかもしれません。

つみたてNISAの概要

次に、つみたてNISAの概要をご説明します。主なポイントは以下3点です。

1)対象商品は金融庁が定めた投資信託

2021年10月1日時点で200銘柄あり、主に買付手数料がゼロ且つ信託報酬が低いコストの安い投資信託が多くなっています。インデックス投信中心のラインナップです。
なお「インデックス投信」とは、日経平均やS&P500等代表的な株価指数等に連動する投資成果を目指して運用される投資信託のことをいいます。

2)売却益が非課税

先程のNISAと同様、つみたてNISAを活用して購入した商品を売却した際の利益が非課税になります。

3)1年間の非課税枠は40万

最大20年の間が非課税期間になります。20年間継続した場合は最大で800万円が非課税枠として使えるということです。

つみたてNISAは20年間と非課税期間が比較的長く、対象商品も金融庁が選んだ手数料の低い「インデックス投資信託」が中心です。
したがって、つみたてNISAは比較的投資初心者の方でも始めやすい制度といえるでしょう。

NISAとつみたてNISAどちらがおすすめ?

ここまでNISAとつみたてNISAの概要についてお話しさせて頂きました。
実際にどちらの方がお勧めなのでしょうか?

結論から申し上げると、投資経験者にはNISA、投資初心者にはつみたてNISAをおすすめします。

先程も少し述べましたが、NISAは非課税期間が短く5年以内に良いタイミングで売却をする必要があるため、ある程度経験値がないと失敗してしまう可能性が高い制度です。

非課税枠も120万円と比較的多く、株式も対象に含まれるため、ある程度経験値があり余裕資金を非課税で運用したいと考える人に向いている制度となっています。

一方、つみたてNISAは20年と非課税期間が長く、選べる投資信託も金融庁が選んだ手数料が安い投資信託が中心なので、これから運用を始める投資初心者の方向けといえるでしょう。

つみたてNISAは年間の非課税枠が40万円で毎月コツコツ少額から始められる制度なので、始める際のハードルも比較的高くなく気軽に始められる制度になっています。

ただ、制度選択は投資経験者・未経験者で必ずしも分ける必要はなく、ご自身の投資に対する考え方や目的に照らし合わせて選ぶことも重要です。それぞれの特徴を理解して慎重に選択することをお勧めします。

NISAやつみたてNISA以外にも運用方法がある

これから投資を始めようと検討している方は、まずはNISAかつみたてNISAからと考えている方は多いと思いますが、必ずしもこれだけにこだわる必要はありません。

NISAやつみたてNISAにはあまり知られていない落とし穴もあります。

例えば、皆さんの中にはNISAやつみたてNISAは始めたら必ず儲かるものと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。

NISAやつみたてNISAを通して投資するのは株式や投資信託ですので、必ずしも元本が保障される訳ではありません。場合によっては損失を被ってしまう可能性もあります。

また、非課税期間(NISAは5年・つみたてNISAは20年)の終了以降もNISAやつみたてNISAを通じて購入した商品を継続して持つことは可能ですが、非課税期間が終わると、税金のかかる課税口座に移ります。

場合によっては損失が出ていても税金が取られるケースもあるのです。

このようにNISAやつみたてNISAにも注意点はありますので、これらも考慮した上で本当に自分に合った投資はどれなのか、改めてよく考えてみることをお勧めします。

まずは情報収集から

今回は、NISAやつみたてNISAの内容や選択基準についてご説明しました。

これを読んでより自分が何をすればよいのか迷ってしまったという方もいらっしゃるかもしれません。ただ、大切なご自身のお金のことですから、決めきれないのは当然のことです。

迷われた時はまず、オンラインセミナーや書籍などで情報収集からはじめてみてはいかがでしょうか。

参考資料

金融庁「NISAの概要」(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa/overview/index.html)

金融庁「つみたてNISAの概要」(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/overview/index.html)

金融庁「つみたてNISA対象商品届出一覧(対象資産別)」(https://www.fsa.go.jp/policy/nisa/20170614-2/26.pdf)

マネイロ「資産運用はじめてガイド」(https://media.moneiro.jp/)

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