【正気か？】異次元サイズの巨大カップ麺『ペヤング幸楽苑ペタマックス味噌野菜うどん』コンビニで買って食べてみた

近所のファミリーマートにフラフラと寄ってみたところ、気になる商品が発売されていました。その名も、『ペヤング幸楽苑ペタマックス味噌野菜うどん（http://www.peyoung.co.jp/products/2129/）』（まるか食品）。11月1日に発売された新商品で、メーカー希望小売価格は税別980円。

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他商品と比べると明らかにおかしいサイズ感

まず目をひいたのがこのサイズ感。何気ない顔でカップ麺コーナーに置いてありますが、サイズがおかしくありません？となりに置いてあるカップ麺も決して小型というわけではなく、むしろ大盛りサイズなのですが…。

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ファミマでは税込み1058円でした

ツイッターですばやく評判を調べてみたところ、「アホみたくうどん大きいんだけど」「それにしてもデカイな」「これすごくないですか」と、消費者の皆様もやはりこのサイズに驚いた様子。

焼きそばの「ペヤング」ブランドで圧倒的な知名度を誇るまるか食品と、昭和29年創業、中華そばや餃子のイメージが強い「幸楽苑」のコラボ商品。しかも焼きそばでも中華そばでもなく、味噌野菜うどん味。明らかに常人が一人で食べるには不釣り合いな物量であるものの、突っ込みどころが多すぎるこちらの商品。興味の高まりにこらえきれず、気付いたらレジに持参していました。

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取っ手付きのカップ麺。聞いたことないっ

ちなみにレジのお姉さんも、「普通に入るサイズの袋がないので…」と小さめの袋に無理くり入れたのですが、自宅についてからよくよく見てみたところ、なんと「取っ手」付きだったんですね。取っ手付きカップ麺。どんな商品やねん。

早速、スペックから確認していきましょう！

スペック

まずは簡単にパッケージの確認から。自宅に置いてあった別の“普通の”カップ麺と比較してみました。大きさがよく分かると思います。

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まず注目したい麺の重量。こちらが450gとなっておりまして、みなさん食べたことがあるであろう日清の「カップヌードル」が約60g。すなわち、7.5倍ですか…。

それに伴ってご注意いただきたいのが、必要なお湯の量。なんと衝撃の2800mlです。一般的なカップ麺で400ml前後といわれていますので、こちらもおおよそ7倍程度ということになります。筆者の家にはこの量のお湯を一度に沸かすことができるサイズの湯沸かし器がなかったため、電気ケトル、雪平鍋、小型フライパンを総動員する羽目になりました。

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動員された筆者宅の電気ケトル

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動員された筆者宅の鍋とフライパン

しかもこの商品、お湯を入れてから3分間ででき上がってしまうので、「お湯を沸かして、投入してからまた沸かす」ができない仕様となっております…。「買ったはいいけどお湯を沸かす方法がない」となると地獄ですので、その点はご注意くださいね。大勢でパーティをする場合には皆で電気ケトルやヤカンを持ち寄るといいかもしれません。

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栄養成分表示

栄養成分表示を見てみると、カロリーは衝撃の2746kcal。一般的なカップ麺が500kcal前後になりますので、おおよそ5杯分ですか。一般的な成人男性の一日の必要カロリーがだいたい2500kcal程度と考えると、こちらひとつで一日分のカロリーを摂取してしまうことになります。

また気になるのが塩分量。食塩相当量は、衝撃の「43.2g」。国連が推奨している一人あたりの一日塩分摂取量は5gとなりますので、これ一杯でスープまで完食してしまうと、おおよそ8倍強を摂取することに…。よほどの大食い自慢で、且つ健康自慢でもなければ家族やお友達と一緒に食べることをおすすめしたいです。

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かやくのサイズも規格外。生味噌と、野菜はキャベツ、もやし、きくらげ、人参、ニラ。上部の赤いものは筆者のマウス

それでは実食ッ！

お湯を入れて3分…。麺が浮かび上がってしまうため、どう考えても上半分がまだ固い状態なのですが、無理やりお湯に沈めていただきます。

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上からドバドバと味噌をかけていきます

見た目のインパクトとは異なり、味はとってもシンプルな味噌うどん風味。生味噌を投入するタイプなので、味噌の風味がしっかりと感じられますね。麺はいわゆる一般的な「湯揚げ麺」なのでフカフカした食感ですが、食べごたえがあります。

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味噌の風味がしっかり感じられて美味しい！

食べているうちに、固かった麺もじょじょにほぐれて柔らかくなってきます。味変するようなギミックはありませんので、自分でなんとかするしかありません。筆者はしばらく食べてから、自宅にあった七味を投入したりして、半分ぐらい食べたところでギブアップ…。残りは夜ご飯として食べたいと思います。