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【秋冬の家庭菜園】オススメ野菜5選!プランター栽培で初心者も育てやすい

LIMO / 2021年11月5日 16時15分

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【秋冬の家庭菜園】オススメ野菜5選!プランター栽培で初心者も育てやすい

春や夏に比べると、育てられる野菜はだいぶ少なってきた感じはしますが、寒さに負けないで育てられる野菜はまだまだ出回っています。

プランターや鉢で栽培すれば日当たりのよい場所に移動もできるので、小さなプランターから気軽にスタートしてみるのもいいですね。

今回はガーデニング歴20年のLIMO編集部員が、プランターで育てられる野菜についてご紹介します。

プランターで育てる秋冬野菜5選

苗から育てることができれば、簡単に野菜作りにチャレンジできます。種からでも生育期間が短ければ育てる楽しみも増えますね。

今回は、秋冬に出回っている苗やこの時期でも種から育てられる野菜をご紹介します。

ホウレンソウ

ヒユ科ホウレンソウ属

原産:中央アジア~西アジア

品種:(秋まき交配種)アトラス、弁天丸、冬ごのみなど

参考価格:(苗)200~300円前後、(種)300円前後

ホウレンソウの種類は主に4品種あり、交配種、東洋種、西洋種、赤茎種に分類されます。育てやすいのは交配種で家庭菜園向き。品種も豊富です。

東洋種は葉の切り込みが深く、根が赤いタイプで味がよいとされています。西洋種は丸みを帯びた葉が特徴。赤茎種は葉脈が赤い品種です。交配種は、西洋種のような葉や東洋種のような葉、両タイプが存在します。

種まき
暖地であれば11月上旬まで種まきが可能です。プランターのサイズは深さ20センチ程度のもので15リットルくらい入る横長タイプであれば、10センチ間隔で2列すじまきが可能です。

ホウレンソウは酸性土壌を嫌うので、通常の野菜用培養土を購入して使うほうが初心者の人は無難です。

種をまいたあとの土はキレイにならしておいてください。種まき後はたっぷり水をやりましょう。

管理
夜間は街頭や室内の光がもれるところには置かないようにしましょう。昼が長くなったと勘違いして、花芽をつけるようになります。こうなると葉も固くなり、おいしく食べられなくなります。

最終的には株間が3~4センチ間隔になるように適度に間引きます。間引いた後は残った株に土寄せをしておきましょう。

本葉が4、5枚になったら、化成肥料をまきます。肥料はこの1回で終了です。

収穫
栽培期間は比較的短く、気温が適温であれば30日ほどで収穫できます。25センチ程度になれば収穫しましょう。抜き取ってもいいですし、切り取っても大丈夫です。

シュンギク

キク科キク属

原産:地中海沿岸

品種:菊之助、大葉春菊、どっさり春菊、きくまろなど

参考価格:(苗)200円前後、(種)300円前後

今の時期は苗が出回っているので、プランターに植え付けすれば簡単に栽培が可能です。摘み取りながら何回か収穫できるので、多めに植え付けすれば料理にも使えて節約にもなります。

育てやすく、初心者の人にもおすすめの野菜です。

植え付け
今の時期に多く出回っているシュンギクの苗が手に入れば、育てるのは簡単です。

植え付けはプランターでも鉢でも構いません。10号鉢なら3つ程度が目安。プランターなら株間が10センチ程度空くように植えましょう。土は市販の野菜用培養土で問題ありません。

管理
12月以降は霜に当たらないように気をつけましょう。霜にあたると枯れてしまう原因になります。気温が低い地域は保温シートなどをかけてあげれば、1月くらいまで収穫可能です。

収穫                                                                      
草丈が20センチを越えてきたら、下の葉を2~3枚残して主枝を摘心します。こうすることでわき芽が増えるので収穫量がアップします。プランター栽培でも長く育てることができて、収穫が楽しめますよ。

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拡大する(/mwimgs/c/e/-/img_ce9865b4870f44fc8619d01205443c8f277008.jpg)

元気なシュンギクの苗(LIMO編集部)

小ネギ

ヒガンバナ科ネギ属

原産:中国

参考価格:(苗)200円前後、(種)300円前後

お味噌汁にも欠かせない小ネギは家庭菜園で簡単に育つ野菜のひとつです。今の時期は苗も出回っています。初心者の方に、ぜひおすすめしたい野菜です。

植え付け
ポット苗で購入できたら、鉢にひとつだけ植えてもおしゃれです。多く育てたいなら、プランターで株間10センチ程度で植え付けましょう。

植え付け後は水をたっぷりあげます。根と土が密着して枯れにくくなります。

管理
加湿を嫌うので、土が乾いたら水をたっぷりあげるようにします。肥料は植え付けから2週間後に化成肥料を施肥します。その後も2週間に一度を目安にあげるようにしましょう。

収穫
草丈が25センチ程度になったら根本を切って収穫します。繰り返し収穫できるので、長く楽しめます。日当たりのよい室内でも育てることができます。

手間をかけなくても育つので、お世話が大変ラク。虫の心配もほとんどありません。料理の出番も多いので役立つこと間違いなしです。

(/mwimgs/0/a/-/img_0a6b1291884136a494bcb58929334748291383.jpg)

拡大する(/mwimgs/0/a/-/img_0a6b1291884136a494bcb58929334748291383.jpg)

手前が小ネギ(LIMO編集部)

ラディッシュ

アブラナ科ダイコン属

原産:ヨーロッパ

品種:赤丸はつか、レッドチャイム、さくらんぼなど

参考価格:(種)300円前後

ハツカダイコンというだけあって、収穫までがとても早い野菜です。春に外で育てるとアオムシの被害に遭いやすいのですが、室内ならその心配もありません。

種まき
ラディッシュは種から育てるのが一般的。直径が10~15センチくらいの鉢なら、等間隔で7~10粒程度の種をまきます。最終的には株間が3、4センチほどになるよう、適宜間引きます。間引いた後は土寄せをしておきましょう。

管理
本葉が4、5枚になったら、化成肥料を追肥して株元へ土寄せします。

収穫
種まきから30日後くらいに収穫が可能です。赤みを帯びた丸い株が土から見えるようになります。土から見える部分の直径が2~3センチ程度になったら収穫しましょう。

イチゴ

バラ科オランダイチゴ属

原産:北米東部、南米チリ

品種:とよのか、章姫、とちおとめ、紅ほっぺなど

参考価格:(苗)200~400円前後

イチゴは園芸学上では野菜に分類されます。メロンなども同様で、果実的野菜と呼ばれることもあります。

植え付け
深さが20センチ程度で土が10リットルほど入るプランターや鉢なら、3株くらいの植え付けが目安。

イチゴはランナー(苗の根本から出ている切れ端)の反対側に花が咲くので、ランナーを鉢の内側に向けて植えると、プランターの縁から垂れ下がるように実をつけることができます。

管理
株元からランナーが伸びてきたら付け根から切り取っておきます。施肥は2月下旬と3月下旬から4月上旬におこないましょう。

できれば人口受粉をおこなうと、キレイな実を収穫することができます。

収穫
赤いイチゴの実がなったら適宜収穫して楽しみましょう。収穫後はランナーを伸ばせば翌年の苗を作ることも可能です。

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拡大する(/mwimgs/8/7/-/img_87a2024f5aa221767836db9971795ec2329554.jpg)

イチゴの花(LIMO編集部)

まとめにかえて

秋冬野菜の色どりは緑が多く、全体的に見た目は地味ですが実用的です。シュンギクやホウレンソウは栄養価も高く、健康のためにも積極的に食べたい野菜です。

苗からスタートできる野菜なら、手軽に育てることができます。ぜひチャレンジして収穫の楽しさを、秋冬も引き続き味わってみてください。

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