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節約に効果があった!3児の母が「今年やめてよかったこと3選」

LIMO / 2021年11月23日 11時0分

節約に効果があった!3児の母が「今年やめてよかったこと3選」

節約に効果があった!3児の母が「今年やめてよかったこと3選」

コロナ禍2年目の2021年も、残り1ヶ月で終わりです。自粛やテレワークなど生活様式が変化して2年目ですが、今年は思うように貯蓄できましたか。

総務省統計局が公表する「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2020年(令和2年)平均結果―(二人以上の世帯)」によると、二人以上世帯のうち勤労者世帯の貯蓄額は1378万円(世帯主の平均年齢49.7歳・世帯人員3.30人)です。そこまで貯蓄ができていない、という方もいるでしょう。

貯蓄をするために効果的な一つが「節約」。節約というと頑張ってやるもので努力が必要なイメージもありますが、「やめること」が効果的な場合もあります。

今回はさらに詳しく年代別の貯蓄額を眺めながら、保育園児から小学生の3児を育てる筆者が今年やめて節約に効果のあったことを3つご紹介します。

【年代別】二人以上・勤労者世帯の貯蓄額は?

まずは先ほどの調査より、年代別の貯蓄額と家族構成をご紹介します。

【年代別】二人以上・勤労者世帯の貯蓄額

平均:1378万円(世帯主の平均年齢49.7歳・世帯人員3.30人)

20~29歳:377万円(世帯主年齢27.0歳、世帯人員2.97人)

30~39歳:750万円(世帯主年齢35.2歳、世帯人員3.66人)

40~49歳:1071万円(世帯主年齢44.5歳、世帯人員3.70人)

50~59歳:1681万円(世帯主年齢54.3歳、世帯人員3.16人)

60~69歳:2094万円(世帯主年齢63.6歳、世帯人員2.73人)

貯蓄額の全体平均は1000万円を超えていましたが、年代別にみると1000万円を超えるのは40代以降です。世帯人員は20代でおよそ3人、30~40代でおよそ4人。「夫婦と子ども2人」の家族が多いことが分かります。

また、20代から30代は373万円、30代から40代は321万円、40代から50代は610万円、50代から60代は413万円と貯蓄額が増えています。

特に30~50代にかけては、住宅ローンや子どもの教育費を払いながら、同時に老後資金も準備する時期ですよね。実際にわが家も子ども3人の教育費を準備するために試行錯誤しています。効率的に貯蓄するには先取り貯金が効果的ですが、日々の節約も重要。そこで今年節約するためにやめてよかったことを3つご紹介します。

「なんとなく」買い物やレジャーに出かけることをやめる

目に見えて節約に効果があると感じたのが「なんとなく」をやめることです。「なんとなく疲れたらスイーツや外食」「なんとなく百均でお買い物」「なんとなく休みの日はレジャーに出かける」……このなんとなくの積み重ねが山となり、意外な出費になるのです。

この見えにくい出費をわかりやすくするために、目安を決めるようにしました。たとえば「水曜日と金曜日の夕食は簡単メニューにする」「お金のかかるレジャーは2週間に1回」「百均へ行くのは月に1回」など。おおよその目安をつけておくと、余分な部分が削られます。

日常の家事においても、たとえば次のように目安を決めます。

食洗機を使う回数を決める

野菜をまるごと買うのではなく、使い切れる量を購入する

冬はお風呂とキッチンの設定温度を別にする

目安を決めておくとそれが目標になるため、余計なお金を使う機会が減るでしょう。

どうでもいいものを身の回りに置くことをやめる

育児中、特に乳幼児を育てている間は、人生で最も自分にかける時間やお金が減ると言えるかもしれません。子どもが小さいと走り回ることも多いですし、お気に入りのアクセサリーもすぐに壊れます。物を購入する際には「動きやすいもの」「履きやすいもの」「すぐに壊れないもの」といった効率さを重視するため、自分の好きなものを買う機会が減りました。

しかし子どもも3歳をすぎると、段々と忙しさも落ち着き始めます。落ち着いてきたら毎日着る服や使う食器といった身の回りのものから、好きなものを選ぶように。そうすると好きなものを目にすることで満足するのか、物欲がおさまるように思います。

同時に行ったのが、「いらないものは捨てること」。不要なものは捨てて、数は少なくても好きなものをもつ。そうすると好きなものに囲まれるようになるので、新たなものを買い足したり、買い換えたりすることが自然と減りました。

現金orクレジットカード払いをやめる

これまで支払いは基本的に現金で、手持ちがない場合はクレジットカードでした。コロナを機に現金払いを極力減らしたいと思い、キャッシュレスを検討。クレジットカードをそのまま使う方法もありましたが、後払いのクレジットカードは使い過ぎてしまうリスクがネックでした。

そこで取り入れたのがデビットカードです。

デビットカードは、カードで支払った時点で銀行口座から引き下ろされる仕組み。利用した金額がすぐに口座残高に反映されるので、後払いのクレジットカードで起こりうる使い過ぎを防ぐことができます。

中には利用額に応じてポイントが付与されるデビットカードもあり、100円につき1円付与されるものもあります。国際ブランド付きのデビットカードなら、たとえばVISAデビットならVISA加盟店で利用できるので、幅広いお店で利用できます。

現金のように使えながらポイントが貯まり、ATMでおろす必要もないーそのオトクさと便利さから、デビットカードをメインで使うようになりました。ポイントが付与されないデビットカードもあるので、作る際にはきちんと確認して下さい。

節約は「これで完璧!」というものはあまりなく、日々更新されていくものです。自分に合った節約方法を見つけて、来年は目標の貯蓄額へ近付くようにしたいですね。

参考資料

総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2020年(令和2年)平均結果―(二人以上の世帯)」(https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/index.html)

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