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【おすすめハーブ5選】室内で栽培するには?育て方のコツを解説

LIMO / 2021年11月30日 19時15分

【おすすめハーブ5選】室内で栽培するには?育て方のコツを解説

【おすすめハーブ5選】室内で栽培するには?育て方のコツを解説

越冬できる多年草ハーブは毎年育てることができるのが楽しみのひとつですが、冬越しができるとはいえ、寒さのために葉を落としてしまうこともよくあります。

枯れてさえいなければ春には再び芽吹くのですが、できれば一年中元気な姿を楽しみたいものです。

冬でもハーブ栽培を楽しむなら、室内でハーブを育ててみませんか?室内はハーブの生育温度にも適しているため、ハーブを元気に育てることも可能です。

そこで本日は室内家庭菜園で栽培できる、おすすめハーブ5種を紹介します。育て方のコツもあわせて解説しますので、さっそくみていきましょう。

室内で育てるハーブ、育て方のコツは?

日当たり

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拡大する(/mwimgs/4/7/-/img_479912aece5f2cac3a5b87f8831438d3837699.jpg)

日当たりのよい窓際(Olga Miltsova/Shutterstock.com)

ハーブは、おおむね日当たりのよい場所を好む植物です。そのため、室内栽培は室外栽培よりも日当たりに気をつかう必要があります。

日光を必要とする品種のハーブを室内で育てると、日光不足で株が弱りヒョロヒョロと徒長してしまう場合があります。できれば日が差し込む窓辺など、できるだけ明るい場所で育てましょう。

また時々、天気のよい日に屋外に出してみるのもよいのですが、温度が急激に変わると植物にとっても負担になります。寒さ対策をしてあげるなどして日を浴びさせるのもいいでしょう。夕方には室内に入れるのを忘れないでください。

品種によっては半日陰でも育つハーブもあります。陽当たりが十分ではない場所で育てる場合は、クレソンやルッコラなど耐陰性があるハーブを選んで育てるのもいいですね。

温度

地中海沿岸を主な原産地とするハーブは、低温には耐えますが高温にはやや弱い性質があります。そのため、多くのハーブは15度~25度前後が生育適温です。

室内で育てると冬の寒さからは守ることができますが、暖房の暖かい空気は苦手です。直接株に当たると乾燥がすすみ、枯れてしまうことがあります。鉢の置き場所には特に気をつけるようにしましょう。

水やり

ハーブはとても丈夫な植物。屋外にハーブを地植えにしている場合、極度の乾燥がなければ降雨だけでも十分育ちます。

しかし鉢植えの場合、土が乾き切ってしまうと水切れを起こして株が弱ってしまいます。育てているハーブが乾燥にどれくらい耐えるかどうかは、観察をすることによって見極めることができます。

冬は夏と異なり、土がすぐには乾かない場合もあります。このような状況で水をあげてしまうと根腐れをおこします。

植物と土の状況をよく見極めてからお水をあげるようにしましょう。

室内で栽培できる!冬のおすすめハーブ5選

セージ

シソ科アキギリ属

多年草、常緑低木

草丈:30~100cm程度

参考価格(ポット苗):200円前後

セージには世界中で900種類以上もの品種があり、大きく分けるとコモンセージという食用になるタイプと、通称サルビアと呼ばれる、花を楽しむ観賞タイプの2つがあります。

よもぎに似た強い香りがあり、わずかに苦みや渋みを伴うハーブで、肉料理や魚料理などにも利用され、脂っこい料理をスッキリと仕上げる効果があります。

セージは大変丈夫なハーブなので、育て方も比較的カンタン。室内でも育てやすいハーブです。ただし多湿は苦手なので、やや乾燥ぎみに育てましょう。

ラベンダー

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拡大する(/mwimgs/f/5/-/img_f5c2cdc3fc26894db6da5c6e58e7468b22362389.jpg)

Vladimira Pufflerova/Shutterstock.com

シソ科ラヴァンドラ属

常緑低木

草丈:50~100cm程度

参考価格(ポット苗):200円前後

紫色の可憐な花が咲き、リラックス効果のある香りで芳香剤や香水などに広く利用されるラベンダー。

日本では北海道の富良野にあるラベンダー畑が有名ですね。種類も豊富で、4月~7月にかけて開花するタイプが一般的ですが、中には四季咲きで真冬でも繰り返し咲き続けるものもあります。

寒さにはとても強いのですが、暑さにはやや弱め、過湿も苦手です。冬に室内で育てる場合は、暖房などの暖かい空気が直接当たらないように気をつけましょう。

枝が混み合って風通しが悪くなると、枯れ込む原因になります。適宜収穫して香りを楽しみましょう。

レモンバーム

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拡大する(/mwimgs/4/3/-/img_43e49c6b1cd0f647f7f66963add135f4947150.jpg)

レモンバーム(Elena Pyatkova/Shutterstock.com)

シソ科コウスイハッカ属

多年草

草丈:30~60cm程度

参考価格(ポット苗):200円前後

レモンバームは、その名のとおりレモンの爽やかな香りが特徴のハーブです。美しいライムグリーンの葉がひときわ目を引き、暗くなりがちな冬の室内をパッと明るい雰囲気にしてくれます。

生育旺盛で室内の明るいところで十分育ちます。レモンバームを室内で育てると、料理の際にサッとちぎって使えるのでとても便利。

レモンの香りを活かして、ハーブティーや料理の風味付けに利用したり、スイーツに彩りとして添えたりするとよいでしょう。

乾燥にはやや弱いので、土が乾いたときにたっぷりと水やりをします。

ワイルドストロベリー

バラ科オランダイチゴ属

多年草

草丈:10~20cm程度

参考価格(ポット苗):200円前後

幸せを運んでくれるという言い伝えがあるワイルドストロベリー。小さな赤い実と白い花がとても可憐でかわいいハーブです。

室内で育てる場合は日当たりのよい窓際など、明るい場所で育てましょう。半日陰でも育ちますが、実つきが悪くなります。水やりは土が乾いたらたっぷりあげるようにします。

日当たりさえ確保できれば、暑さ寒さにも強いのでとても育てやすいハーブです。甘酸っぱい果実はビタミン類や鉄分、カルシウムなど多くの栄養を含んでいて、葉もハーブティーに利用できます。

オレガノ

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拡大する(/mwimgs/b/5/-/img_b53e8000663c421500074496b1b2ba42978876.jpg)

オレガノ(sanddebeautheil/Shutterstock.com)

シソ科ハナハッカ属

多年草

草丈:30~60cm程度

参考価格(ポット苗):200円前後

オレガノに含まれる精油には薬効があるとされ、古代ローマ時代から薬として利用されてきました。

薬用以外にも、飲用、香味料、ポプリなどにも広く利用され、特にピザやパスタ、トマトソースにも欠かせないハーブです。

清涼感に辛みと苦みを加えたような香りが特徴で、食用として使用されるタイプのほかに、園芸種として美しい花を観賞するタイプもあります。

多湿には弱いので、室内で育てる際は水の与え過ぎに注意します。枝が混み合うと、蒸れて病気の原因にもなるので収穫もかねて、適宜刈り込みましょう。

まとめにかえて

観賞するだけでなく、食用としても利用できるのがハーブの大きな魅力です。

室内で育てると冬でも新鮮なハーブが収穫でき、料理の際にサッと使えてとても重宝します。フレッシュハーブは香りも強め、いつもとはひと味違う味覚を味わうことができるでしょう。

また、ハーブは観葉植物としても優秀です。キッチンの窓辺に置いておくと、身近なグリーンの清々しい姿に癒やされますよ。

花もかわいらしく、芳しい香りも楽しめるハーブ。室内で育てて、食卓を明るく彩りませんか。

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