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インデックスファンドで失敗しない選び方、初心者が注目すべき3つのポイント

LIMO / 2021年12月4日 18時30分

インデックスファンドで失敗しない選び方、初心者が注目すべき3つのポイント

インデックスファンドで失敗しない選び方、初心者が注目すべき3つのポイント

iDeCoで運用資産1000万円越えの達人に聞くおすすめシリーズ

はたらく世代の資産形成層における「イデコ(iDeCo)」や「つみたてNISA」といった、いわゆる「つみたて投資」に注目が集まっています。

特に、コロナ禍で家にいる間に、資産運用について「改めて考えなおした」「真剣に考え始めた」という人も多いのではないでしょうか。

今回は、iDeCoの運用資産残高が1000万円を超えた40代サラリーマン投資家のRさんに、話をうかがっています。Rさんは、以前の勤務先で企業型DC(企業型確定拠出年金)があり、転職した際に個人型確定拠出年金(iDeCo)に切り替えた方です。

企業型DCを含め、ここまでの累計投資額は672万円。2021年11月現在の資産評価額は1000万円を超えています。

投資初心者の中には、つみたて投資でどれくらい儲かるのか、どれくらいの資産を作れるのか、といった点に関して手触り感がないという方もいらっしゃるかと思います。ちなみに、Rさんのつみたて投資の含み益は投資累計額の49%に達しています(※編集部注)。

【※参考記事】【iDeCo】10年で資産残高1000万円を超えた人はどんな運用をしている?(https://limo.media/articles/-/26048)

今回は、インデックスファンドの選び方で注意をしておくべき点について教えてもらいましょう。

Q. インデックスファンドといってもたくさんあります。どのインデックスファンドを選べばよいのでしょうか?選び方を教えてください。

インデックスファンドを選ぶ際に、大きくステップが3つあります。

どの資産にするのか(株式か、債券か、REITか、それとも色々混ぜたバランス型か)

どの地域の資産にするのか(日本か、米国か、他にもいろいろな地域もあり、全世界か)

どの運用会社のインデックスファンドにするのか

そして、どのインデックスファンドにするのかを決める際には以下の点がポイントとなります。

信託報酬(安ければ安い方がいい)

純資産残高(多い方が運用会社もしっかりと利益がとれるので、継続性に問題を抱えない)

細かいことを言わなければこんなところでしょうか。

Q. インデックスファンドの善し悪し、つまり「質」みたいなものはあるのでしょうか?

ありますよ。

細かいことを言えば、トラッキングエラーといって、ベンチマークとなる基準となるインデックスとのパフォーマンスのずれですね。これは、小さければ小さい方がいいです。

また、インデックスが上がった時に上がって、下がった時に下がるというように、パフォーマンスのふるまいも大事です。

ただ、そこまで細かく議論する必要は、通常はないと思います。

Q. インデックスファンド選びで失敗しないように気を付けておくべき点は何でしょうか?

インデックスファンドは確かに運用に関する費用は安いので、投資家にとってはありがたい商品ではあります。

ただ、インデックスファンドはそもそもリスク性資産ですから、冒頭にお話しした「どの資産を選ぶか」で投資のパフォーマンスのほとんどは決まってしまいます。

ですので、費用が安いからといってどんなインデックスファンドでもいいかというとそうではなく、右肩上がりで上昇する可能性のある資産を選び、そのあとによいインデックスファンドを選ぶことが重要です。

このあたりがあまり議論されないですが、重要なポイントかと思います。

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