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【観葉植物】冬の室内で上手に育てる3つのコツ&おすすめ品種5選

LIMO / 2021年12月6日 16時15分

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【観葉植物】冬の室内で上手に育てる3つのコツ&おすすめ品種5選

春から秋にかけて元気で生き生きとしていた観葉植物が、冬に枯れてしまってガッカリしたことはありませんか?

観葉植物は熱帯が原産地の品種も多く、暑さには強くても寒さに弱い場合があります。一方、夜間に氷点下の寒さになるような場所で自生する品種は越冬も可能。

そこで今回は寒さに強い観葉植物5種をピックアップしました。冬の間枯らさずに元気に育てるコツについても解説します。

冬の室内で観葉植物を育てる3つのコツ

水やり

冬になると観葉植物の生長はゆっくりになるので、夏ほど頻繁に水やりをする必要はありません。

土が乾いていたら鉢底から水がしみ出る程度に水を与えましょう。ただし土のチェックは忘れずに。表面は乾燥していても、土の中は湿っている場合があります。

春や夏の室内と冬の室内は同じような気温や湿度というわけにはいきません。

環境は変化しているのに、同じペースで水をあげていては、根腐れをする原因になってしまいます。乾燥していてもすぐに水をあげるのではなく、土や植物の様子を見ながら水をあげるようにしましょう。

葉にハリがなかったり、だらんと垂れ下がる状態になっていたら、明らかに水が足りない状況です。すぐに水をたっぷりあげましょう。受け皿に溜まった水を捨てるのも忘れないでくださいね。

暖房で空気が乾燥しがちなので、大きな葉をもつ観葉植物は葉にホコリも溜まりやすくなります。お掃除も兼ねて、ときどき霧吹きで葉に水をかけるのもおすすめです。

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拡大する(/mwimgs/8/a/-/img_8aaa658b1647887a0914674f248d43851194168.jpg)

Taras Garkusha/Shutterstock.com

温度管理

観葉植物の置き場所は、できれば玄関のような冷え込む場所は避けて、暖かいリビングなどがよいでしょう。

ただし暖房を切った後の温度差に注意が必要です。夜間の窓際は放射冷却で急に冷え込むことがあります。カーテンを引いて冷気からなるべく遠ざけましょう。

夜間に急激に冷え込む場所は、小さな鉢植えならダンボールの箱に入れてあげるのも効果的。大きな鉢なら土の上にバークチップなどをのせて、土を覆ってあげるとよいでしょう。

鉢のまわりにプチプチなどの緩衝材や厚めのタオルやフリースなどの布切れを巻いてあげても保温効果があります。

日当たり

日光は植物にとって光合成のために欠かせないもの。日差しの当たる時間が限られている冬、できるだけたっぷり日光浴をさせてあげたいですね。

夏と冬は日差しが入る角度が変わります。夏の間は十分な光量を確保できていた場所が、冬になると日差しが入りにくくなる場合があります。

冬になって光量が変化すると観葉植物の生育状態に変化がでるかもしれません。

冬になって元気がなくなったり、植物の様子が少し変わった場合は、以前と同じ程度の光量が確保できる場所があれば、いったん移動させて様子をみましょう。

観葉植物のなかには直射日光を好まない品種もあります。そういうときはレースのカーテン越しに柔らかい光が当たる場所に置きましょう。

冬でも室内で楽しめる!オススメ観葉植物5選

パキラ 

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パキラ(Robert MacMillan/Shutterstock.com)

アオイ科パキラ属

常緑低木、常緑高木

原産地:中南米

草丈・樹高: 10センチ~20メートル

薄い葉がパッと手を開いたように八方に広がるパキラは、その美しい樹形と育てやすさで人気が高い観葉植物です。

幹は柔らかく、しなやか。編み込みのアレンジが施されているパキラも見かけることもあります。

生命力がとても強く、どこを切っても新芽が次々出てくるので、大きく伸びすぎたときは剪定して樹形を整えましょう。

パキラは日当たりの良い場所を好みますが、多少暗いところに置いても大丈夫。夏から秋にかけて多くの水分を欲しがりますが、生長が止まる冬は水やりを控えめにします。

ユッカ

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ユッカ(A. Diel/Shutterstock.com)

キジカクシ科ユッカ属

常緑低木

原産地:中央アメリカ

草丈・樹高:30~150センチ

「青春の木」という別名があるユッカ。成長期の若者のようにスクスクと大きく育って、ピンと張った葉に活力がある姿がその名前の由来です。

大型の観葉植物で見栄えがするので、室内に一鉢置くだけで十分インパクトがあります。

もともとアメリカ大陸の荒野や砂漠などに自生しているユッカは、乾燥にとても強く冬の寒さにも耐えられます。

ただし日当たりが悪いと弱ってしまうので、できれば室内の明るい場所に置きましょう。

モンステラ

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モンステラ(kjnk/Shutterstock.com)

サトイモ科モンステラ属

多年草

原産地:アメリカ熱帯地域

草丈・樹高:10~200センチ

モンステラはジャングルで大きな木にからみついて生息するツル性の観葉植物です。

モンステラの名前の由来は、ラテン語で怪物という意味の「モンストラム」に由来すると言われています。深い切れ込みや穴が開いている大きな葉は独特のフォルムでユニークな植物といえるでしょう。

アロハシャツの絵柄にも使われてトロピカルなイメージのモンステラは、寒い冬に南国の暖かさを感じさせてくれるのでおすすめです。

冬の水やりを控えめにして乾燥させると、樹液の濃度が高くなるのでさらに耐寒性が強くなります。直射日光は嫌う性質で耐陰性があるため、半日陰でも育ちます。

ポトス

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拡大する(/mwimgs/0/1/-/img_015de250afb59e5e49daa8f14c7e040a1074318.jpg)

ポトス(Grumpy Cow Studios/Shutterstock.com)

サトイモ科ハブカズラ属

多年草

原産地:ソロモン諸島・東南アジアの亜熱帯と熱帯雨林

草丈・樹高:10~150センチ

観葉植物の中では高い人気を誇るポトス。最近はいろいろな品種があり、濃い緑と黄色のマーブル模様や淡いライムグリーン、白色に近いキレイな葉色のポトスも登場しています。

ツル性なのでハンギングにして窓辺に吊るすと、おしゃれな空間が演出できます。

日当たりが良くない場所でも育つので、冬の室内で育てるのに向いています。ポトスは水をやりすぎるとかえって弱るので、土がカラカラに乾いていたら水やりをする程度にしましょう。

ガジュマル

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拡大する(/mwimgs/8/6/-/img_867d9a0da2874491d266089dda0d096e486288.jpg)

ガジュマル(Abhishek Prajapat/Shutterstock.com)

クワ科イチジク属

常緑低木、高木

原産地:東南アジア・インド・オーストラリア・沖縄・台湾

草丈・樹高:20センチ~20メートル

ポッコリとふくらんだ幹がユニークで、おしゃれなオブジェとしても人気があるガジュマル。

この名前は和名で、「からまる」・「風を守る」が変化してガジュマルになったという説や、沖縄の地名が由来という説など諸説あります。

乾燥や寒さに強いだけでなく、鳥のフンに混ざった種が岩の上でも発芽するほど強い生命力です。耐陰性はありますが日光が大好きなので、できれば日当たりの良い場所で育てましょう。

まとめにかえて

熱帯育ちの観葉植物でも、冬の寒さに耐えられる品種は案外多いものです。その中から今回は特に育てやすくて人気がある品種を5種類選んでご紹介しました。

冬の間の水やりや温度管理、日当たりなどのコツをつかめば、寒い季節に観葉植物を枯らす心配もありません。

室内で過ごす時間が増える寒い冬、おしゃれな観葉植物を置いてグリーンライフを楽しみましょう。

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