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【多肉植物】もう枯らさない!冬を元気に乗り切る方法&水やりのコツ

LIMO / 2021年12月7日 16時15分

【多肉植物】もう枯らさない!冬を元気に乗り切る方法&水やりのコツ

【多肉植物】もう枯らさない!冬を元気に乗り切る方法&水やりのコツ

それぞれ異なる生長型がある多肉植物は、生長型に応じた季節ごとの管理が必要になります。

多肉植物の「冬越し」もそのひとつ。

今回は、多肉植物が寒い冬を元気に乗り越えるために必要な管理、冬越しの方法、また水やりのポイントについてもお伝えします。

多肉植物、冬を乗り切る管理の方法は?

春秋型・夏型・冬型に分けられる多肉植物。それぞれ冬越しや管理の方法が異なりますが、日本の冬においては、どの生長型の多肉植物も冬越し対策は必須です。

まずは育てている多肉植物の生育型・特徴を把握しておきましょう。

そのあと、実際の対策として、室内に取り込んで冬越しをする方法と屋外で防寒対策をしながら冬越しをする方法、どちらかをおこなうようにします。

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Gumpanat/Shutterstock.com

室内で冬越しする場合

品種にもよりますが、多くの多肉植物は基本的には霜が降りるまでは屋外で管理することができます。寒さに適応する力が備わると丈夫な株に育てられます。

本格的な冬が到来するときに、寒さに弱い性質の多肉植物などは室内栽培に切り替えるとよいでしょう。

室内の温度は8~20度が適温です。1日を通してあまり温度差がないところがいいですね。

基本的に多肉植物は強い光量が必要な植物。冬に室内で育てる場合は、日当たりや風通しの良い窓辺が置き場所に適しています。

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Daria Grebenchuk/Shutterstock.com

しかし、夜間の窓辺は冷気が多肉植物に伝わりやすい難点も。夜間は防寒対策をするか、部屋の内部に移動させましょう。

防寒対策には不織布や新聞紙を活用します。多肉植物の上にかけておけば、適度に保温効果が期待できます。

発泡スチロール箱や段ボールを被せておくのも効果的ですが、入れておくだけでも効果があります。

屋外で冬越しする場合

本来、多肉植物は外で栽培するほうが適しています。温暖な気候の地域なら、よく日の当たる場所で管理するのがおすすめ。

日中に一ケタ台の気温のような冷涼な地域は、外に置ける温室などで育てたほうがよいでしょう。

温室やビニールハウスが用意できない場合は、簡易的な方法として発泡スチロールの箱に入れて育てるのもおすすめです。不織布をかけて管理をすれば、日光も完全には遮られず、多肉植物の生長を止めることもありません。

また鉢のまわりにプチプチや古くなったフリースなどを巻いておくのも保温効果があります。

蓋を閉めると、空気の流れが悪くなり多湿になってしまいます。株が弱る原因になるので注意が必要です。

室内管理と同様に、1日の温度差があまりないようにすること、多湿に気をつけるようにしましょう。

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Luoxi/Shutterstock.com

難しい「冬の水やり」のコツは?

冬越し中の多肉植物にも水が必要な場合があります。生長型によって異なるのでみていきましょう。

春秋型・夏型

春秋型と夏型の多肉植物は、春や秋、夏に生育期を迎える生育型です。

冬に向かって気温が低下していくと、休眠期に入ります。株は休んでいる時期ですから水が不要となる時期です。

水を必要としない時期に水をやると根腐れの原因になるので、水やりの回数は減らしていきます。

休眠期の12月~2月は、ほとんどあげなくてもよいくらいで、月に1回程度、土の表面だけではなく、中も乾いている状態で水をあげるようにして下さい。

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Followtheflow/Shutterstock.com

できれば晴れが続く、暖かい日の午前中に水やりをするようにします。お水はできれば常温で、たっぷりと与えましょう。水やり後は風通しのよい場所で管理します。

休眠期は乾燥気味に管理をしましょう。特に冬は霜にあたってしまうと根腐れの原因になります。土が水分を含んだ状態だと、土中の水分が凍って、根にダメージを与える場合があります。

よく冷える日は注意しましょう。

冬型

冬型の多肉植物は冬に生長期を迎えます。そのため、土の表面が乾いた状態でたっぷり水をあげましょう。水分を含んだ土は、よく冷える日に凍ってしまう可能性があります。

そうなると、根にダメージを与え株が傷む原因になります。水やり後は暖かい場所で管理しましょう。

冬越し時のその他の注意点

冬の多肉植物の管理で特に気を付けたいのが、霜や急激な温度・気候の変化です。天気予報はできれば毎日チェックして対策してあげましょう。

多肉植物は葉に多くの水分を含んでいるため、霜に当たると凍ってしまうことがあります。特に冬の寒さに弱い品種だと霜でダメになってしまうので要注意です。

基本的に、霜は多肉植物にとって危険であることを覚えておきましょう。

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Snezana Vasiljevic/Shutterstock.com

対策には天気予報をよく見て温度を把握しておくことと、日頃から防寒対策を施しておくことです。

風が強く、最低気温が長く続いたりする注意が必要な日には、多肉植物を室内に取り込んだり、発泡スチロールや段ボール、プチプチなどの緩衝材で包むなど、防寒対策をしっかりと行いましょう。

まとめにかえて

多肉植物を育てる中で、冬越しは避けては通れない作業ですが、あえて冬に強い多肉植物を栽培するのもオススメです。

比較的寒さに強い種類はセンペルビウム属やセダム属、グラプトペタルム属やセネキオ属など。これらの多肉植物は耐寒性が高いので、多肉植物初心者にもおすすめです。

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グラプトペタルム属 秋麗(LIMO編集部)

育てている多肉植物の性質に合った冬管理で、寒い冬を乗り越えましょう。

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