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【冬のガーデニング】シクラメンを買う前に!丈夫な株の選び方&コツ

LIMO / 2021年12月11日 9時15分

【冬のガーデニング】シクラメンを買う前に!丈夫な株の選び方&コツ

【冬のガーデニング】シクラメンを買う前に!丈夫な株の選び方&コツ

冬の室内を華やかに彩ってくれる鉢花、シクラメン。シーズンになるとステキな新品種が登場して、ついみとれてしまいます。自宅で楽しむために購入する人も多いのではないでしょうか。

シクラメンもそうですが、植物は生き物なので個体差があります。できれば丈夫で生命力の強いシクラメンを選び、長く楽しみたいものです。

そこで今回は丈夫で元気なシクラメンを選ぶためのコツを、花、葉、茎、球根ごとに分けて紹介します。

シクラメンの基本情報

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拡大する(/mwimgs/3/4/-/img_34ef757c0a27c1948a63caaea89931981030899.jpg)

Victoria Kurylo/Shutterstock.com

サクラソウ科シクラメン属

多年草

草丈:10~70センチ程度

原産地:北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸地域

参考価格:参考価格:200~400円前後(ポット苗)、4000~6000円前後(ギフト用5号鉢)

丈夫で元気なシクラメンの選び方&コツ

花の状態を見る

シクラメンの健康状態や株の良し悪しを見分けるには、シクラメンの花の状態を確認するとわかる場合があります。

花びら
シクラメンの花はスッと伸びた茎に花がこんもり咲いている姿がキレイな植物です。花や茎がきれいにまとまっている株は手入れが行き届いた株です。

花びらの色や状態もチェックしておきます。花びらに変色や傷みが生じてないか確認しましょう。

花びらに変色や傷みが見られる場合は、病気にかかっている可能性があります。

花の高さ
シクラメンは株の中心からまっすぐ茎を伸ばして花を咲かせています。

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拡大する(/mwimgs/3/1/-/img_31aef5be0a2dbaf985d6f22371f4a1981190255.jpg)

花の位置が同じ高さのシクラメン(Olga Gorevan/Shutterstock.com)

生産元から店頭に並ぶまで適切に管理された株は、花の高さもキレイに揃っています。

できれば、このようなシクラメンの鉢植えや苗を選ぶようにしましょう。

蕾の数
蕾の数が多い株は、よく生長している健康な株と言えます。新しい芽や蕾は球根の中心から出ています。

葉をそっとかき分ければ見えるので、確認しておきましょう。

新しい蕾がイキイキとしたキレイな色をしていれば、よい状態の株と言えます。

葉の状態をみる

シクラメンの葉のチェックポイントは葉の数、色や形、大きさです。これらを確認すると、健康に育っているかの判断材料になります。

葉の数
シクラメンは葉が多いほど花が咲くので、できるだけ葉が多いものを選びます。葉がこんもりときれいなドーム型に茂っているシクラメンもよい株でしょう。

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拡大する(/mwimgs/f/2/-/img_f20249ca6d15c543001e4827c05308ad993509.jpg)

Photology1971/Shutterstock.com

葉の色、形
葉に変色や焼けのない株を選びましょう。葉が変色している場合、出荷まで管理されていたビニールハウスと売り場の温度差で葉が傷んでしまった可能性があります。

また、下の葉が黄色くなっているものは過湿の状態や何かの病気にかかって変色している可能性もあります。

シクラメンは株によって葉色や模様に違いがありますが、株全体の葉色がほぼ同じであれば問題はありません。

また、葉の中に歪んだ形や変形したものが無いかもチェックしておきましょう。

葉の大きさ
1つの株の中で葉の大きさに差があるのは、あまり好ましい状態とはいえません。

葉にばらつきがあるのは育っている段階で管理が行き届いていなかった可能性があります。

それぞれの葉に日が当たるように葉組みされていて、適切な場所で管理されていれば葉の大きさにも極端な違いはでません。

茎の状態をみる

シクラメンの茎は日当たりが十分でなかった場合、徒長しがちです。またこのような茎は細くてヒョロヒョロとしています。

枯れかけの茎もぐにゃぐにゃとして弾力がありません。

まっすぐにスッとのびたシクラメンの花は元気で丈夫な茎を持っています。茎に弾力があり、このような茎のシクラメンを選ぶと元気に育ちやすくなります。

球根の状態をみる

シクラメンは球根から育つ植物です。しっかりと球根の状態を確かめましょう。

シクラメンの球根は湿気に弱く、しかも葉や茎で蒸れやすい状況です。球根の表面にカビが生えていないかなどを確認しておきましょう。

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拡大する(/mwimgs/9/2/-/img_9212b1d6a6ba7ab04ff099f4453dd6871021912.jpg)

葉や茎で密集しがちな根元(yoshi0511/Shutterstock.com)

また、球根だけに限らず株全体に、白っぽいカビなどがないかも忘れずにチェックしましょう。もしカビがあったら、灰色カビ病にかかっている可能性があります。

灰色カビ病は低温多湿の状況で発生しやすい病気。シクラメンはこの病気にかかりやすく、かかってしまうと被害部分が腐敗してしまう場合があります。

定期的な薬剤散布も必要になるので、注意しておきましょう。

まとめにかえて

シクラメンを選ぶには多少の知識が必要になりますが、知識さえあれば育てやすいシクラメンを選ぶことができます。

クリスマスシーズンにもぴったりの鉢花ですが、丈夫で元気なシクラメンなら長く楽しむことも可能。

お気に入りのひと鉢が見つかるといいですね。

参考資料

みんなの趣味の園芸「シクラメン(https://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-159)」NHK出版

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