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お金が貯まるようになった! 3人の女性が「今年変えた習慣」とは?

LIMO / 2021年12月11日 17時45分

お金が貯まるようになった! 3人の女性が「今年変えた習慣」とは?

お金が貯まるようになった! 3人の女性が「今年変えた習慣」とは?

電気料金や食品などの値上げが相次ぐこんにち。2021年12月7日には東洋水産が2022年4月より、焼きそばなどの生麺や具材、冷凍食品の合計約250品を値上げすると公表しました。

その一方で、日本の平均給与はなかなか上がりません。国税庁が2021年9月29日に公表した「令和2年分(2020年)分 民間給与実態統計調査」によると、給与所得者数5245万人の平均給与は433万円。2010年の412万円から、ここ10年間の平均給与は400万円台前半を推移しています。 

収入は増えない中での値上げラッシュは、家計へ大きく響くもの。それでもちょっとした習慣を変えることで、お金が貯まるようになったという女性もいます。今回は3人の女性が今年変えてみてお金が貯まるようになった習慣をご紹介します。

はたらく世代、みんないくら貯金してる?

一般的に自分の年代でどれくらい貯金をしているかは気になるものですよね。まずは金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」より、年代別に二人以上世帯の貯蓄額をみてみましょう。

【年代別・金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)】平均・中央値

20歳代:292万円・135万円

30歳代:591万円・400万円

40歳代:1012万円・520万円

50歳代:1684万円・800万円

平均は一部の大きな数字に引っ張られやすい傾向にあるので、参考になるのはより実態に近い中央値です。

20代の中央値は135万円。30代になると400万円に上がりますが、40代は520万円とそこまで差がありません。

30~40代の方はお子さんが小さくて女性が働き方をセーブしていたり、教育費や住宅ローンの支払に追われている人も多いのでしょう。

何かと出費はかかるものですが、年金だけでは生活できないと言われる現代。早いうちからできるだけ貯蓄を増やしたいですよね。それでは、はたらく世代の女性3人が変えたことでお金が貯まるようになった習慣をみてみましょう。

ネットスーパーで買い物をするようになった

コロナ禍を機にネットスーパーで買い物をするようになった33歳女性のEさん。感染対策のために始めたそうですが、使ってみると想像以上に便利だったといいます。

「注文して翌日には届けてくれるので本当に便利です。重い荷物も家までもってきてくれて、買い物時間はゼロ。これまで買い物に時間や体力を意外と使っていたことに気付きました」

スーパーへ買い物へ行くと、新商品や特売品を買ってしまうなど「ついで買い」はなかなか避けられないもの。ネットスーパーなら最後にカートの中身を確認でき、削除もできるそう。「やっぱりいらない」ものも実店舗なら戻しに行かなければいけませんが、ネットならすぐに削除できます。

「週に5000円までと決めて買い物しています。食費がうまくコントロールできるようになりました」。週に何度もスーパーやコンビニなどを利用すると、食費の管理も難しいですよね。忙しくて家計簿をつけるヒマがない方にも向いているでしょう。

家の中を思いきってスッキリさせた

小学生のお子さんがいる35歳のAさん。お子さんがいるとおもちゃや折り紙、絵本、ペンなどがリビングに増えますが、小学校入学を機に思いきって使わないものを片付けたといいます。

ベビー用の椅子など売れるものはフリマアプリで売却。子どもの作品は写真に撮って厳選したものを保存。キッチンや冷蔵庫で使っていなかった鍋やキッチングッズ、調味料も一掃したそう。

「いつか使うかも、下の子が使うかも、おままごとで使うかも…という理由だけで置いていたものは片付けました。『いつか使うかも』はほとんど使わないもの。必要があればその時に買えばいいと決めて捨てました」

いざ捨ててみると、「スッキリした状態をキープしたい」という思いが勝り、物欲が減るように。それまでは小売店や百均などで「便利そう」と思ったものはちょこちょこ買ってしまっていたそうですが、そういった出費もほとんどなくなりました。

「買いたい欲」より「キレイにしたい欲」を上げるのは気持ち的にも無理のない節約方法でしょう。ちょうど年末も近いので、大掃除のついでに不用品は処分してみてはいかがでしょうか。

ポイ活や口座の使い分けなどお金の工夫を始めた

37歳のMさんは普段よく利用する店舗やネットショップで利用できるポイントでポイ活をスタート。ポイント経済圏を意識して、金融機関の利用やポイント投資も始めました。

他にも先取り貯金のために貯蓄専用口座を作ったと言います。

「大雑把な性格なので、自分のできる範囲でゆるくポイ活を始めました。『確実に貯まる実感』をリアルに感じるために先取り貯金もしています。一度登録すればあとは自動的に貯まるものが多いので、忙しい人にもおすすめ。目に見えて貯まるのが分かるとモチベーションも持続しやすいです」

転職や副業などは簡単にできませんが、ポイ活や先取り貯金は比較的取り組みやすいでしょう。年末年始の時間のある時にはじめてみるのもいいですね。

細かな節約は結局続かないものもあります。「来年こそもっと貯金したい!」という方は、思い切ってこれまでの習慣を変えてみてはいかがでしょうか。

参考資料

東洋水産「「生めん・具材類」価格改定のお知らせ」(https://www.maruchan.co.jp/news_topics/entry/2021/12/post_20210498.html)

国税庁「令和2年分(2020年)分民間給与実態統計調査」(https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/minkan2020/pdf/002.pdf)

金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)」(https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari/2020/20bunruif001.html)

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